Reflections

時のかけらたち

過ぎ行く夏に ・・・ on summer passing by

2017-08-20 23:46:06 | people
なんだか夏らしくない日が続いた後、曇りがちの中を歩けば
蝉が最後の命を謳歌するように鳴いて、夏も黄昏ていく空気のこの頃です。
窓から見える花火も、夏の終わりを燃やしているようなそんな感じがします。

1か月に1回だけの習い事。日本料理(懐石料理)、江戸更紗、イタリア語。
金曜日は更紗染めの最後の引き染。結構夢中になってやっているので、
写真を撮るのを忘れました。次回は帯に挑戦したのだけど、デザイン、柄や
地色、柄の季節感、どの着物に合わせるかなど次回のコースが始まるまでに
決めなくてはなりません。型染めの教室の1か月前がもっともっと前のような気がするのは
どうしてだろうか?
何枚の型に分けるかとか、考えるのは本当に難しい。
でも無心になって型を彫るのは楽しいし。何か自分の作ったものが小さくてはかないような
そんな感じがして、人のが良く見えてしまいます。

土曜日のイタリア語の方はもう1か月たっちゃったのという感じ。何も復習していない。
型染と時間の経過の感じ方が違うのはどうして?
昨日は午前中ヨガで思いっきりストレッチして、午後のイタリア語は頭の体操で
とても楽しい。先生がゆったりと進めてくれるせいかしら?
名刺の女性・男性、定冠詞 不定冠詞も 母音の前や特定の子音の前では変わったり
混乱してしまいますが、ヒアリング、演習と楽しい時間が続きます。

そして終わった後のご褒美スプマンテと雑談。昨日は隣に座った方が声楽を習っていて、
忘れな草やトスティの曲で盛り上がりました。


土曜日、イタリア語のフェリシッシミに向かう途中の蚕糸公園。















イタリア語のレッスン終了後のくつろぎの時間。
トドちゃんが作った自家製ドライトマトがすごくおいしくて。すべてオリーブオイル次第とのこと。


                

ちょっと帰りが遅くなって慌てて作った星岡で最初の講習会で習った
深山和えとやまかけ。



木耳をつけて行ったので、細く切って、お醤油で下味をつけて、
えのきは砂糖を入れたお湯でゆでておく。鶏は塩をまぶして、グリルで焼き、裂いて
胡瓜、木耳、(本来はうども入れる)全体を合せ酢に通して、最後は大根おろしをゆずぽんとか
醤油やみりんで味をつけて和えます。





今日は久々のSのカレーでした。




                       
 

ファミリー・ヒストリー ヨーコとショーン・レノン




金曜日の夜のファミリーヒストリーはオノ・ヨーコだったので見たいと思って
いたけれど、ちょうど娘が帰宅して食事の用意などがあり、残りはビデオに撮っておいて
昨日の夜中に残りを見ました。今日ネットで見ていたらもうYouTubeであがっていました。

ヨーコの一族についてはぼんやり知っていただけでどういう人物だったのか
知らなかったので、とても興味深かった。

オノ・ヨーコのいとこが語る小野家はミッションを遂行する運命にあったと。
日本の枠を超えて世界のことを考えるのはヨーコにも伝わっていますね。
ショーンもおじい様に似ていると語っていました。



ヨーコの人生を振り返ると、今まで見慣れていた顔に奥行きが感じられて
今までと違った顔が見えます。

妹さん(小野節子)という人がすごい人で、父親と祖父の使命を引き継ぎ
世界銀行で活躍されていました。パリに住んでいる姪が以前世界銀行の奨学金を
得て社会人になった後また大学で勉強していたことがありました。
妹さんの姉をずっと信じていたという言葉すごかった。
ジョンと知り合う前でも、あの前衛芸術は日本でもかなり取り上げられていました。
私も何かスキャンダラスな感じでそのころは理解するのが難しかったかと思いました。

今彼女が世界平和のために働いていること素晴らしいと思うし、Imagine が彼女の詩の出だしでした。
John に与えた影響がすごく大きかったのだと改めて思いました。

ショーンのヨーコさんを見る目があたたかく、そして尊敬しているのが
よくわかりました。

どこの家庭も脈々とファミリー・ストーリーが繋がっているのですね。
1年かけたというこの番組、さすがのNHKです。アメリカの大学に古い手紙とか
よく保管されているのにも驚きました。ヨーコが息子に伝える時が来たと言って
了解したプロジェクトが彼女自身も知らなかったことを知ることが
できてうれしそうでした。

続けてなかにし礼が出ていたスィッチ・インタヴューの再放送で語らないではいられなかった
戦争の話が聞けてよかった。そういう人たちが少なくなっていくことに危惧を感じるこの頃。
彼の歌はすべて戦争の時の経験を恋愛とかに置き換えていた。国と個人の関係とかを。

彼の軽井沢の書斎にゲバラの写真とゴヤの遺作がかけてあったのが印象的でした。
あの暗い黒のシリーズの後に亡くなる前に描いた光のある確かミルク売りの少女。
ゴヤの全作品が時代を追って分かるハンディタイプの画集を買ったことがあった。
どこかに行っちゃったけど。あとはダ・ヴィンチだった。何十年も前。
コメント (6)
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