Reflections

時のかけらたち

新年の稽古始め ・・・ first class of the new year

2022-01-12 23:49:33 | seasons

ベルカントのレッスンが8日より再開、ヨガが10日、ボビンレースが11日に新年初のクラスでした。
ベルカントのレッスンで安藤先生が教えてくれた千利休の言葉です。

織物のらせん工房と同じような意味です。回りながら上に上がっていく・・・ 

稽古とは 一より習い十を知り 十よりかへる もとのその一

千利休

「初心忘るべからず」とは世阿弥の言葉だが、そのことを歌った千利休は、茶の湯の精神を「茶道」にまで昇華させた。
 この歌は、まさに利休の人生そのものではないだろうか。

 茶の湯の世界は一期一会だと言った利休は、あの狭い茶室の中で、世の無常観を伝えたかったのだろう。 二度ともどらない時を、
共に過ごす客人のために誠心誠意を尽くし、その瞬間を愛おしく、大切に味わったのだ。

 互いが互いを思いやり、亭主と客という枠を超えて、人間対人間の邂逅に奇跡を感じたにちがいない。

 毎席が最初で最後であり、最高の一席となるよう稽古に励んだ利休の姿が目に浮かぶ。

 どんな世界であれ、達人と呼ばれる人たちは日々の修練を怠らない。 くり返し行ない身についたものは、やがて無意識のうちにできる
ようになるが、真の達人は、なにかが身につくたびに新たな学びを発見する。 そうやって1を10にしたあとは、ふたたび1から学びが
始まるのである。

 稽古や学びにこれでいいという終わりはない。 練習を重ねれば重ねるほど、学べば学ぶほど自分の無知や未熟さを思い知らされる。

 この世は変化してやまない無常の世界であるということを、達人たちはだれよりも知り尽くしている。

                                       日本人として覚えておきたい ちからのある言葉 より

 

久しぶりのヨガも気持ちよくストレッチしてきました。コロナがなければ出会えなかった先生といつも充実の
プログラムです。通っていた近くのスタジオが閉鎖されたため、一番近い二駅隣の駅までいくようになりました。
そこで新しく知った先生と今までに明るく教えてくれた先生のレッスンを取ることが多いかな。

お正月が過ぎて気がついたら膝の痛みがほとんど消えていました。膝関節の軟骨がすり減っているのに違いは
ありませんが、前腿の筋肉がついてきていると想像します。1年かかりました。

 

 

我が家のトラちゃんを思い出して、取り出してきました。

 

 

ボビンレースはオミクロン株のブレークで先生が東京で2000人以上になったら閉鎖とのことでしたので
昨日はギリギリ行くことができて、次からいつまた再開になるのか先が見えません。次の課題をかけることが
できてよかったです。スタートがまだ難しくてよくわかりません。

 

ゆず入りのおいしいシフォンケーキありがとうございました。

 

チーズケーキも。ケーキ作りも習いたいくらいです。

 

前回アップした Ali di Libert  自由の翼 の歌詞を貼っておきます。
訳はCDについていたものです。

 

 

自由の翼

夜、素晴らしい夜、星が流れる
子供たちに教えたい、これほど美しいものはないと
真実であり純粋な魂を持つこと以上に
大地に足を踏みしめ眼差しは未来に向けて

夜、素晴らしい夜、それは教えてくれる
風のそよぎか、つぶやきか
蜃気楼を追うにはどれだけ勇気が必要か
旅を始めるこのさまよう心には

自由の翼
今この新しい一日を生きるための
魂のための翼
宇宙に立ち向かい
自由な海の上を飛ぶための
まだわからない明日に向かって

夜の後には、新しい君のいる場所がある
帰ることのない旅立ちは常につらい
旅立ちにはどれほどの希望が必要か
時に我々を縛りつける世界を遠く離れて

自由の翼
今この新しい一日を生きるための
魂のための翼
宇宙に立ち向かい
自由な海の上を飛ぶための
まだわからない明日に向かって

 

 

Placido Domingo & Jose Carreras Non ti scordar di me

パヴァロッティにささげた「忘れな草」 大好きな歌です。

Hauser & Friends - Gala Concert at Arena Pula 2018
を久しぶりに聴いていたら Casta Diva (V. Bellini) や Song to the Moon (A. Dvorak)もいいけれど
最後の方のピアソラのタンゴがなんともよかった。

 

コメント
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