1月29日
成田を含めて8日間の旅の最終日。
南の島から冬の九州に入り、温泉三昧。
最初は奄美大島だけの予定でしたがせっかく九州に行くのだからほかにも寄ってみたらの友人の言葉で行きたかった場所の中から
選んで九州横断という私にとっては大旅行となってしまいました。
最後の目的地は臼杵石仏です。子供の頃、たぶん土門挙の写真が印象に残っていた摩崖仏を見に。その時は仏頭が下に置かれて
何かとてもワイルドな感じがしました。 今はそれぞれ建屋に囲まれて自然の中にあるイメージとは違っていました。
でももともとは建屋があり、保護されていたと書かれているものもありました。とにかく平安や鎌倉時代からのもので
途中荒れ果てていて、それを土門拳が写真で広めたようです。
石で作られた仏さまはどっしりとしていますが、繊細でやさしさに溢れていて何か人々を包んでくれるような感じもしました。
石なのに暖かい感じがします。
朝食は全く普通のタイプ
今回は朝温泉に浸からないで、石仏へと歩いて向かいました。
10~15分くらいで着いたと思います。
最初のホキ石仏第二群の一部は補修作業中でした。
ホキ第二群石仏
この横から急斜面が続き、平安時代の石造五輪塔があるというので、友人が見に行き、しばらく
1人で石仏を見ていました。
山王山はかくれ地蔵ともよばれて、とても和らいだお顔でした。
この仏さまはとてもかわいらしくてほっこりします。
この横に坂道が続き、私も頑張って登って行ったら先に行った友人が降りてきて、頑張っている私を
褒めてくれました。まるで子ども扱い。日吉神社からも五輪塔につながる道があり、そこなら険しくないので
行ってみることにしました。
最後に最高の古薗石仏へ
どの仏様も上からじっと心の中まで見透かすようなまなざしでした。
1人仏さまに対峙しているとそんな感じ。癒されるような救いの手を差し伸べてくれそうな
眼差しが届きます。
お経を読んでいる参拝者もいました。友人もお経の冊子を持ち歩いているので、何やら
唱えているようでした。漢字を見ていると落ち着くし、仏教思想が自分の考えに近いとも
話していました。
石仏入口から臼杵駅行のバスがあるのでそれに乗って駅周辺に行きます。
Jan. 29 2025 Usuki (Oita)
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