Reflections

時のかけらたち

黒川温泉 -九州④ ・・・ Kurokawa Onsen

2025-02-26 23:25:57 | wonderland

1月27日

緑ゆたかな山々に囲まれ、三十軒の旅館が集まった「黒川温泉郷」。
高速道路からも駅からも遠い、田舎の温泉街です。
季節ごとに美しく表情を変える自然と、豊富なお湯が私たちの誇りです。

黒川温泉郷では、三十軒の宿と里山の風景すべてを、
「一つの旅館」として考えています。
それを表す言葉が「黒川温泉一旅館」。

                        黒川温泉のホームページより

 

12時少し前にバスで黒川温泉について、宿で荷物を預かってもらうことにして周りを散策することにしました。
選んだ宿御客屋は古い歴史を持った純和式の旅館です。最初に受付で対応された方が、とても感じがよく
この温泉のレベルの高さを感じました。

黒川温泉で三百年、半農半宿でつなぐ
 江戸中期、肥後細川藩の御用宿として創業した「半農半宿」の宿です。全13室に対して、軟らかな温泉が湧く湯処は7つ
 ございます。この地に300年根差してきたからこそ知る里山の魅力と、心尽くしのおもてなしで皆様をお迎え致します。
                       御客屋ホームページより

 

阿蘇のあたりまで来ると観光客はほとんど外国人です。旅館も90パーセントは海外からの旅行者のようでした。
街を歩いても・・ よくこんな奥地まで来ると感心してしまいます。

ちょうど春節を前倒しして休暇を取っている中国人が多かったです。若い人たちにも人気で香港からもかなり来ていて
おしゃれでかわいい若い女の子もいました。インスタか何かで知ったのか、黒川温泉のPRが上手なのかわかりませんが・・





昼食は前日の朝に熊本駅で買ったパンの残り・・
東京から持ってきたレモンケーキやフィナンシェもまだ残っています。
川を臨む東屋で。



多くの外国人がここで写真を撮っていたので私も撮ってもらいました。





いろいろなお店があるのですが、陶器のお店に入ってみました。








 

少し雨もパラついたり、やんだりの天気でしたが、友人は奥のハイキングコースを偵察に行って、どうってことない
道らしくぐるっと一回りして宿に戻ることにしました。

 

雨もパラつくし、早めにチェックインして部屋でくつろぎました。
お部屋はなんと申し込んだ時は眺めのない6畳でしたが、8畳のゆったりした部屋に変更してくれて
いて、ラッキーでした。






各部屋にお風呂はなく、お湯も出ませんが洗面用のお湯をポットに入れて運んでくれて
いました。清潔感があり、お茶のお香が焚いてありました。

持ってきたお茶を点てて、午後のお茶の時間です。

 

夕食も早めの時間にしてもらいました。


どれも美しくておいしかったです。





どうしても天井のライトがは写ってしまいます。

馬刺しはずっと昔の熊本出張の時以来です。
かわいそうだけど、おいしかったです。






熊本は牛肉もおいしくて・・




食事は個室でいただけますが、BGMがうるさかったので音を下げてもらおうと思ったら、友人も感じていて
なくてもいいというので切ってもらいました。

贅沢な夕食でした。

 

夕食後は宿で「湯あかり」を見に寒い中出かけました。



イルミネーションの幻想的な世界でした。


















散歩が終わり、あとはたくさんある温泉をゆっくり楽しみました。

立ち湯があったのは杖立でなくこちらでした。間違えて書いてしまっています。
細川の殿様や代官、参勤交代の一行などが旅の疲れを癒したお湯です。お肌もすべすべになりました。

のんびりと過ごした温泉宿の一日でした。

翌朝は早いバスに合わせて食事も少し早めにしていただいて、しかも車でバス停まで送ってくれることに
なりました。近いのですが、坂道で雪でも降ったら大変です。

 

杖立と黒川と両方行くことができて良かったです。それぞれの良さがありました。昭和のまま佇まいが残る杖立と
Uターンした人たちや若い力が加わって、歴史の中にも洗練された温泉地を作り上げて行った黒川温泉。

 

Jan. 27  2025   Kurokawa (Kumamoto)

 

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