Reflections

時のかけらたち

もう帰るの? ・・・ going home so soon

2018-08-18 23:59:54 | wonderland
あっという間の4日間
後半は台風の影響を受けて、雨が降ったり・・
停電は真夜中に復旧したけれど、TVはとうとう帰る時まで
つかなかった。




最終日はゴミを捨てたり、掃除をしたり、現状復帰に忙しく、
雨が小降りになった時にごみを捨てに行ったりしました。
今回はお昼近くにもう締めて荷物を持ってといってもリュックなので
しょって、出かけました。



最初はエロイーズ・カフェでのランチ。
私はフレンチ・トーストでSはカレーです。
とても落ち着くカフェです。






ハーモニー・ホールと宿泊設備があるエロイーズ・カニングハムが音楽教育のために建てた家を保存している。設計は吉村順三。
去年のブログに詳しく説明をしているのでご覧ください。
























たっぷりのはちみつをかけて。
コーヒーは丸山珈琲。





















ここのカフェはプリンスにも近く、駅まで歩き、駅から
シャトルバスで旧軽井沢まで行き、買い物も少ししました。
必ず行くのが小林。美味しいジャムが手に入ります。

駅への途中、木が倒れていたり、小枝はあちこちに散らばり
台風の風が強かったことを物語っていました。












あっという間に帰りのシャトルバス捕まえて、駅まで戻り、
反対側のプリンスホテルへ。アウトレットのところからホテル内の
巡回バスがあるので端っこにあるカフェ・マロンまで。Sが小さいころから
いつも行っていたので、寄るのが当たり前のようになっています。
最近では万平かプリンスかどちらかには行っているかも。
こちらは久々でした。





桃ひとつを丸ごと使った桃のケーキ。
今回のお目当てでした。





ここでも台風が過ぎた後のテラス先近くに鳥が良く来ていました。
台風の影響で、テラスには出ることができないようになっていました。
















娘はアウトレットでスニーカーを探したけれど、ちょうどいいのがなかったとか・・
コーチのお財布はすごく安く買っていました。




変わりやすい天気の中、いつもより早めの時間で券を買っていた新幹線であっという間に東京に
に戻りました。





July 29 2018 Karuizawa



10月からのスローライフ、時間をためる生活に思いをはせる今日この頃です。

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雨が降ればトンボの湯へ ・・・ to hot spring on rainy day

2018-08-16 23:39:00 | wonderland
軽井沢3日目は雨が降ったり、止んだりのお天気だったので、温泉に行くことにしました。
昔は塩壺温泉、星野温泉、塩沢温泉高林閣にも行っていましたが、塩沢湖の温泉が
お店をやめてしまったので、トンボの湯ができたら、そちらばかりになりました。
温泉が気持ちがいいと思ったのは軽井沢が初めてです。本当にストレスが取れて
解放されると思いました。主人の姉の別荘で気を使いまくりだった頃に。

トンボの湯に行った時はハルニレテラスで遅い昼食か早めの夕食を食べて帰ります。
ランチタイムが長いのでお得です。

朝 鳥の声で目が覚めて、隣がお化け屋敷のようになって何十年も廃屋状態だったのが
やっと取り壊して、見通しが良くなったせいかいろいろな鳥さんたちが来るのが見れました。
家の中からですよ! 望遠があればもっとちゃんととれたのに!
鳥たちに囲まれてにボケボケ写真を載せています。




朝食は家から保冷バックで材料を持ってきましたが、前日にツルヤでドレッシングと、リンゴバター、
そしてホワイトアスパラガスなどを買いました。朝食に茹でて、家から持ってきた茶色のエノキも
炒めて、サラダの上に。
そして絶対にミルクティー。毎朝いつもならコーヒーなのですが、ここではリーフ・ティー。




寝室の窓から鳥の鳴き声で外を見たら、鳥が近くまで来ていました。




ここでスマホからカメラに変えて、次々来る違う鳴き声の鳥さんたちを撮りました。
それが最初にブログに載せたものです。
今回は荷物も多かったので普通のズームレンズだけで、花用のマクロも持ってこれませんでした。


雨の日は温泉に入りに行こうと計画していたので、それほどひどい雨でもなく午後に
トンボの湯まで出かけて、露天風呂にも入ってリラックスしてきました。



何時もハルニレテラスから湯川沿いを上がっていきます。









そして湯川沿いをまた戻り、ハルニレテラスでランチ。










阿佐ヶ谷の希須林で中華ランチ。すっきりした味が好みです。


雨もどうにか止んでいるので、中軽井沢の駅まで歩き、駅舎の中に移転した図書館を覗いて来ました。
隣にやってくるいとこが好きで良く行っていると叔母が話していた場所です。インターネットもつながるからかしら?







立派な図書館で驚きました。神谷美恵子の全集や、ヘディンの全集も置いてありました。


家に戻ってからは雨上がりの散歩。
もう翌日東京に戻るかと思うと・・・




























近くの宿泊施設です。

















夕方になればカナカナが寂しい声で鳴いていました。
深い夜がやってきます。

その夜は、本当に深い夜となってしまいました。
台風が近づいて、TVが消えてしまいました。娘とゲームをしていたのですが、
仕方ないので、置いてあったクラシックでバッハの名曲集を聞きながら。娘は盛り上がらないねと
いうのですが、これもなかなかいいものでした。昔はエンヤが置いてあってよく聴いたのですが、
これはぴったりです。
停電の恐れもあったので、懐中電灯も確かめましたが、電池が切れていたのか付きません。
スマホの明かりで代用することに決めていたら、本当に電気も消えてしまいました。
もうこれでは寝るしかないです。

静かで暗い夜。自然に影響を受けやすい高原です。


July 28 2018 Karuizawa



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タリアセンの前にprimoと離山房へ  ・・・ Primo & Rizanbo

2018-08-15 23:12:16 | wonderland
軽井沢でお気に入りの店といえばイタリアンのPRIMO。もう20周年とか・・昔はもっと小さなお店で
いつの間にか隣に大きなお店を建てて、ずっと続いています。
離山房は祖父が大好きだったので、よくコーヒーを飲みに連れて行ってもらっていました。
前のオーナーさんがお花の先生で新聞社のカメラマンのご主人が撮った写真集を持っています。
彼女のサイン入りで。野の花のいけばなが素敵でした。お店にも花がたくさんでした。
もう50年近くたつのね、ジョンが軽井沢に来ていた頃は・・ 1回だけ会って、YOKOには町などでも
よく見かけていました。離山房とのお付き合いもそれくらいになるのか・・
離山房でジョンに会ったことはありませんが。
とにかく槇野さんが素敵な方で祖父や母とよく話をしていました。

そんなお店も高齢のためできるだけそのままのイメージを続けてくれる人に譲り
お花でいっぱいだったお店もジョン一色になっていやだなと思いましたが、
最近また、こういったジョンを思い出してくれる人が来るお店もいいものかと。
一時どこのお店もジョンが好きなフランスパンとか、ジョンが滞在した万平ホテルとか
PRにばっかり使ってと嫌気がさしていましたが、また考えを変えました。


以前に槇野さんに書いていただいた言葉をブログ「美の遍歴」と思い出したお花の本たちにスキャンして載せていました。


朝 1年ぶりに乗る自転車を試してから六本辻の近くのPRIMO方面へ、走りました。
なるべく自動車道は走りたくないと思って、別荘地の中を走ってもすぐ通りに出てしまいます。
時どき方向感覚がくるって思わぬ道に出てしまうことがあります。







シーフードのサラダ、初めてとりましたが、美味しかったです。






いつもと違うものを頼もうとペスカトーレにしてみました。




Sは豪華にオマール海老とかにのクリームパスタ。
違う種類のパスタをシェアしました。











Sがごちそうしてくれました。
何時もなら、ピザも頼むのですが、二人だと多くて頼むのをやめました。


少し走って、やっぱりコーヒーということになって、久しぶりに離山房へ。 毎回来ているわけではないので。
ジョンを売り物にしているのが嫌でしたが、今ではジョンを感じられて、そういう場所があるのもいいのかと
思い始めていました。
離山房は変わらぬ雰囲気を残しています。水上勉の書も以前は飾ってあったけど・・



























離山房を出て、バイパスを自転車を牽いて歩道橋をこえ、塩沢湖に向かいました。



浅間山は見ることができませんでした。


July 27  2018  Karuizawa

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野の花美術館からレイモンドの夏の家まで ・・・Nonohana museum to the summer house by Raymond

2018-08-14 23:10:37 | wonderland
深沢紅子の野の花美術館を見て、レイモンドの夏の家(ペイネ美術館)まで。

昨年急逝した建築をやっているいとこが好きで良く行っていたレイモンドの家です。

アントニン・レーモンドの夏の家




深沢紅子の美術館は単独で最近行ったことがあるけれど、セット券になっていたのでまた寄ってみることにしました。
中の様子が少し変わっていました。







作品は2階にまとめられていて、1階はshopとなっていました。













これが軽井沢郵便局だったとはおしゃれですね。




次に行ったのはレイモンドの夏の家。ペイネ美術館となっています。
私もリンクを貼ったブログの方の意見同様、建物自体が価値があるところを美術館にするのも
問題かと思います。建物として使われていたように展示してある方が良かったかとブログを見て思いました。

希望者にはこの夏の家の冊子をいただくことができます。
南ヶ丘から移築されたとのことです。




展示はペイネと日本の作家のものも小さな部屋にはありました。
ペイネ自体は学生時代だったかすごく流行ったので、懐かしくもありますが。




一番奥で眺めのいい部屋でしばらく座って外を見ていたら、とても居心地がよかったです。
本もいろいろおいてありました。人もいなくて、山荘でくつろぐような感じで・・

建物の中は残念ながら撮影禁止でした。




























今回の一番はやはり睡鳩荘でしたね。





この後自転車でスーパーによって足りない食料を買って帰りました。


July 27 2018 Karuizawa
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睡鳩荘に遊ぶ ・・・ enjoy staying in Asabuki's mountain villa

2018-08-13 23:56:54 | wonderland
軽井沢2日目は自転車で回ったので、カメラは持たず、残念ですがスマホだけの写真が続きます。

朝吹家の山荘の続きからです。
2階で写真を撮ってもらいました。スマホなので遊んで娘が2枚目から
snowというアプリで、盛ってくれました。しわが延ばされて、唇がより赤く
肌は白くなっています。












山荘の1階に戻り、展示品を見たりして 散策を続けました。




懐かしい家にもある古いショットグラス。祖父はこれでストレートでウィスキーを飲んだのかしら?

























あひるさんたちはSがスマホで撮ったのをもらいました。





















July 27  2018   Karuizawa
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久々のタリアセンで建物巡り 睡鳩荘へ ・・・ Suikyuso in Teliesin

2018-08-12 23:59:53 | wonderland

自分らしさを取り戻しながら、貴重な残りの時間を過ごすことにしましょう。
これからさき私にはどんなプログラムがインプットされているのか知ることもできませんが、
病気になるかもしれないし、災害に合うかもしれないしどのような人生がこれから先待っているのでしょう。


また軽井沢の続きに戻ります。
2日目の7月27日です。
今回の滞在は台風が接近していたので、晴れているうちに出かけることにしました。
1年に1回の自転車、毎年乗れるかしらと思うのですが、風邪を切って走り出すと
楽しくなります。
午前中から動き、近くを回ってから、PRIMOでのランチ、途中離山房でお茶をしてから
タリアセンに向かいました。

塩沢湖は昔は誰でも入れる何もないところでしたが、今ではいろいろな建物が
移築されたりして、遊園地みたいなところもあり、入園料を取る観光スポットとなっています。
子どもが小さいころは行ったことがありますが、最近は町立植物園には行ってもここは素通りでした。
朝吹登水子の別荘が移築されているので見に入りました。他にレイモンドのペイネ美術館、旧軽井沢郵便局舎を移築復元した
深沢紅子野の花美術館も含むチケットでまわりました。他に軽井沢高原文庫も入れましたが、そこまで回ることが
できませんでした。以前辻邦生展とかやっていて行きたかったときもありましたが。好きな作家とかやっていたら
優先させたのですが。




























F.サガンやサルトル、ヴォヴァールと一緒の写真などが展示してありました。
父は三井財閥、一族はそうそうたるメンバーです。実業家でなければこんなすごい別荘を
持てないですよね。

この建物がヴォリーズの設計と知ったのはつい最近、ぜひ見たくなりました。




























1階はぶち抜きのホールで2階に上がるとそれぞれの部屋に分かれていました。









































ヴォリーズを訪ねてに大きな写真で紹介されています。
睡鳩荘(旧朝吹山荘)は軽井沢タリアセンにある絵になる山荘にもこのアングルからも撮れるのという写真がありました。
軽井沢タリヤセンにある「睡鳩荘」旧朝吹山荘|軽井沢町塩沢湖にも詳しい説明がありました。

July 27  2018   Karuizawa
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世界バレエフェスティバル(追記あり) ・・・ the 15th world ballet festival

2018-08-09 23:52:55 | art
昨日は長崎に原爆が投下された日。職場でも放送が入り、11時2分に1分間の黙禱。
核兵器、原子力そのものの廃絶を願う。

翁長沖縄県知事の死のニュースはショックでした。名護市辺野古移設に絡む埋め立て承認の撤回の
遺志を継いでいてほしい。
話は違うけど津川雅彦が78歳で亡くなりました。あのとんでもないボクシング連盟の元会長も78歳です。
津川雅彦は病気のせいで年より老けていましたね。78歳で死ぬということを考えると私も時間が
ほんとうにないです。死が本当に近くにいることを感じるこの頃です。






何時もならあまり気に止まらないこの3年ごとに開催されるバレエフェスティバルの案内を見て、
久しぶりにアレッサンドラ・フェリを見たくなり、急遽チケットを手配しました。
バレエフェスに行っていたのもまた30年以上も前のこと。ジョルジョ・ドンがいた時代。
フェッリもそのころから出ていて、そのドラマチックな表現にドキドキしたものでした。
30年たっても変わらない姿でした。パトリック・デュポンなんてもういいおじいちゃんに
なっているのに。会場で1970年からのフェステイバルの写真集を売っていて、
販売していた舞台芸術振興会の女性と昔話をして、今のデュポンの写真を見せてもらいました。
フェスティバルの創始者の佐々木さんも2015年に亡くなっていたのね。
家に残っているフェスティバルのプログラムは第4回1985年のものでした。その回の前にも行っています。
バレエのコンサートは観客も華やかで、その時、ロビーにマダム花井の花井幸子がいたのを覚えています。
ジル・ロマンもそのころだったかベジャールバレエ団の公演でよく見ていました。今回は佐々木さん追悼の
ガラコンサートにだけ出演予定です。




最初の眠れる森の美女から感動。バレエってそうこういう音楽との総合芸術で
人間の体の美しさを思い出しました。

ベジャールのバレエで音楽を視覚的に表すものと思っていたけれど
クライマックスの連続のこのコンサートで、青い地球上の男女のダンスが多く
男と女が引き合い、反発しあい、そしてまた近づくみたいな感情のもつれを
表現したり、ドラマチックな表現もありました。





シンデレラやロミオとジュリエットの音楽のプロコフィエフはやっぱり素晴らしい。
それに振付けるマクミランの滑らかな体の動き。
マノンもマクミランの振り付けでしたね。
ロミオは初めて見たバレエ。ボリショイバレエのナタリア・ベスメルトノワが妖精のようでした。



黒鳥のパドトゥは最初のこのフェスの見せ場でした。やっぱりバレエって楽しい。
チャイコススキーのバレエ音楽。
そしてさらに大喝采を浴びたロミオのロベルト・ボッレ。
涙がたまってきてしまいました。若いころに見た初めてのバレエ「ロミオとジュリエット」は特別です。
人と人を結びつけるものってなんだろう。若い愛の物語。今見てもその世界に
引き込まれます。あのころの一途な思い。
ヌレエフも感情表現の豊かなダンサーでしたね。


なぜかTがずっと近くにいることを感じながら見ていました。
最近とても近くにいる主人です。ブルーのことばっかり思っていましたが。
確かNHKホールでやったベジャールのバレエ団の公演に一緒に行ったことが
ありました。ドンは亡くなる前にニジンスキーを踊って、池袋の芸術劇場に
そのころ織を習っていたらせん工房の人たちと一緒に行きました。
ボリショイバレエ団のロミオとジュリエット、白鳥の湖、、ヌレエフが出ていたジゼル
そのあとでのベジャールが私のバレエ時代のピークでした。ジョルジョ・ドンの死とともに
バレエの世界から遠ざかりました。アダージエット、春の祭典、そして魔笛と素晴らしい
作品を生み出していったベジャール。もちろんボレロも。





フェリの表現力はただただ素晴らしいと言えるだけ。言葉が見つかりません。
ブラボーが鳴りやまなかったです。

その次のラストは華やかなドン・キホーテでキトリのきびきびしたダンスと男性ダンサーの
高いジャンプ。ブラボーの嵐でフェスティバルは幕となりました。
6時開始で10時半頃終了となり、名場面の連続で楽しい余韻が残りました。



【第15回 世界バレエフェスティバル】Bプログラム 8/9(木)

― 第1部 ―

「眠れる森の美女」

振付:マリウス・プティパ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
オレシア・ノヴィコワ
デヴィッド・ホールバーグ


「ムニェコス(人形)」

振付:アルベルト・メンデス
音楽:レムベルト・エグエス
ヴィエングセイ・ヴァルデス
ダニエル・カマルゴ


「ソナチネ」

振付:ジョージ・バランシン
音楽:モーリス・ラヴェル
レオノール・ボラック
ジェルマン・ルーヴェ


「オルフェウス」

振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー、ハインリヒ・ビーバー、ピーター・プレグヴァド、アンディ・パートリッジ
シルヴィア・アッツォーニ
アレクサンドル・リアブコ


ローラン・プティの「コッペリア」

振付:ローラン・プティ
音楽:レオ・ドリーブ
アリーナ・コジョカル
セザール・コラレス

― 第2部 ―

「シンデレラ」

振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
ドロテ・ジルベール
マチュー・ガニオ


「HETのための2つの小品」

振付:ハンス・ファン・マーネン
音楽:エリッキ=スヴェン・トール、アルヴォ・ペルト
タマラ・ロホ
イサック・エルナンデス


「白鳥の湖」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:マリウス・プティパ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アシュレイ・ボーダー
レオニード・サラファーノフ


「椿姫」より 第2幕のパ・ド・ドゥ

振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショパン
アリシア・アマトリアン
フリーデマン・フォーゲル


― 第3部 ―


「ロミオとジュリエット」より 第1幕のパ・ド・ドゥ

振付:ケネス・マクミラン
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
メリッサ・ハミルトン
ロベルト・ボッレ


「ジュエルズ」より "ダイヤモンド"

振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ミリアム・ウルド=ブラーム
マチアス・エイマン


「マノン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
アリーナ・コジョカル
ヨハン・コボー


「アポロ」

振付:ジョージ・バランシン
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
サラ・ラム
フェデリコ・ボネッリ


「椿姫」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:フレデリック・ショパン
アンナ・ラウデール
エドウィン・レヴァツォフ


― 第4部 ―

「じゃじゃ馬馴らし」

振付:ジョン・クランコ
音楽:ドメニコ・スカルラッティ
編曲:クルト・ハインツ・シュトルツェ
エリサ・バデネス
ダニエル・カマルゴ


「ヌレエフ」より パ・ド・ドゥ

振付:ユーリー・ポソホフ
音楽:イリヤ・デムツキー
マリーヤ・アレクサンドロワ
ウラディスラフ・ラントラートフ


「アダージェット」

振付:ジョン・ノイマイヤー
音楽:グスタフ・マーラー
マリア・アイシュヴァルト
アレクサンドル・リアブコ


「オネーギン」より 第3幕のパ・ド・ドゥ

振付:ジョン・クランコ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
アレッサンドラ・フェリ
マルセロ・ゴメス


「ドン・キホーテ」

振付:マリウス・プティパ
音楽:レオン・ミンクス
マリア・コチェトコワ
ダニール・シムキン


指揮:ワレリー・オブジャニコフ、ロベルタス・セルヴェニカス  
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
ピアノ:フレデリック・ヴァイセ=クニッテル(「ソナチネ」「椿姫」)


   

追記)
Alessandra Ferri ミラノ生まれ 55歳
確か日本でも引退公演をしたと思っていたところ、調べたら2007年に引退。
そして2013年に復帰。ABTでロミオとジュリエットを苦も無く踊るとNY Timesで
絶賛されていました。フェッリの持つ空気感、マノンとかうたかたの恋の一部だけ
若い時に見ましたが、演技力というのでしょうかヌレエフと同じ表現力です。

今回は出演者に懐かしいフェッリの名前をみつけ急遽残っていたチケットを買うことができましたが、
ガラコンサートは残念なことに売り切れています。バレエ・フェスティバルの創始者佐々木忠次氏の
追悼ガラです。
フェッリは来年の夏の「ロベルト・ボッレ アンド フレンズ」に出演するようです。
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イタリア語とイタリアンで素敵な暑気払い (8.12追記)・・・ Italian language & Italian food

2018-08-08 23:59:06 | dish
疲れ気味と暑さで休みがちだったヨガ。昨日久しぶりにヨガに行きました。
あまり無理をしないでポーズを取っていましたが、バランスはとてもよかったので
嬉しかったです。
ニューカレドニア出身の方と久しぶりにお会いしましたが、出張でニューカレドニアに
行っていて、2週間ヨガにはこれなかったとのことで、東京より涼しく気持ちよかったと話して
いました。








イタリア語初期のクラスも1年もたつと、いろいろボキャブラリーも増えて大変になってきます。
今回はリスニングはなかったのですが、総復習も含めて、まっさらな中からイタリア語を組み立てて
和文を自分なりにイタリア語に変えていく、あれはどこで習ったかと探してもみつからず
とにかく答えるしかないいつもながらの何も見ないで話すみたいな感じでどんどん幅が広がっていきます。
今回は午前中に時間があったので、宿題をしておいたので、それが予習みたいになりました。
午前中の声楽は今回からではなくパスして、次回か9月からか、この時期に無理をしないことにしました。





レッスン後は音楽を聞きながらのティータイム。今回は大好きな「忘れな草}をパヴァロッティで。ヨナス・カウフマンとかも
比較して聴いてみたけどやっぱりパヴァロッティはいいねと。私はカレーラスだけどね。
お土産の青チョコ(アンジェの街の象徴、青いスレートの屋根瓦をイメージした歯ごたえも楽しいチョコレート)とインドのお菓子
(アーモンドとか固めてあるみたい)がおいしかったです。
何時も歌詞をさらいながら聴いているので、意味もしっかりとれるので楽しい時間です。

8.12 追記
イタリア文化会館のHPを見ていたら素敵な文章にぶつかりました。2年前の夏のフェスタ開催の時のヤマザキマリさんの講演の
感想です。
ヤマザキさんからのメッセージに「長い歴史と経験を経てでしか得られない人々の中にある奥行と諦観と懐の広さ、そしてプライド。
イタリアは単に人生を楽観する人々が暮らす、明るく太陽のような側面だけの国ではありません。」とありましたが、イタリアという国の
「質感のある品位」と「抜きん出た感性と知性のクオリティ」が、ヤマザキさんの体験談から浮かび上がってくる、すばらしい講演でした。











暑気払いは近くのイタリアンのお店で。
転勤で地方に行ってしまったSさんもパリに旅行に行く前日だけどついでに寄ってくれました。
一瞬話題が死刑執行の手続きとかどうしてオウムがいっせいにそうなったのだろうとかの
話題にも行って、シリアスになってしまったけれど、あとは楽しくおいしい食事をいただきながら
たわいのない話をしていましたが、一瞬また今の話題のスポーツ界の話にもなり、政界と同じだよねなんて
よぎりましたが、ほんとうにそう思いますが、またリセット。今は政治の話はNGです。



マルコは文流の学長さんとのこと。イタリア語の先生が良くご存知でした。高田馬場の文流はレストランだけでなく幅広い
文化活動を長年続けていて、イタリア語の教室も持っています。

8.12 追記 
壁に書かれた文章を先生に素敵に訳していただきました。
「食事は生命(いのち)なり。心を込めて作られた食事は詩(うた)でもあり」
高田食堂のお二人への敬意が伝わってきますねとのコメントと共に。





メロンときゅうりと後何かのスープ
美味しいという表現しかできません。




パプリカのマリネ、茄子のレモンマリネ、ヒヨコマメのポテトサラダ、コーンと確かツナ




最初はプロセッコ、次はロゼ。美しい色です。
スプマンテは発泡性ワインの総称で、イタリアのヴェネト州で造られるグレーラというブドウを使用したスパークリングワインを
プロセッコと呼んでいます。
フランチャコルタも製法と産地が限定されているシャンパンに匹敵すると言われている高級な発泡酒。



前菜がさらに進んで、マグロのカルバッチョやら、紫キャベツ、生ハム、ラぺ、あと真ん中のは大きなオリーブをくりぬいて
中に詰め物をしてあげているという珍しくておいしいものでした。



揚げパンにメープルシロップだったかしら?




ワインの色がだんだん濃くなってきます。




桃とカモのサラダ。これも逸品です。



もうお腹いっぱいの感じでしたが、入ってしまったウニのクリームパスタ。





メインのニュージーランドのビーフ、山葵添え

牧草だけを食べている牛なので、ミネラルなどに富んでいるとのことです。
餌のことなどいろいろ知るとお肉も食べられなくなってしまいますね。
程よくグリルされていて柔らかくて今までに食べたことがない初めての感じです。










こんなにいただいたの久しぶりですが、素材がいいので持たれません。
研究熱心なお店のお二人の仕上げる家庭的な雰囲気の中での楽しい集まりでした。
いつものようにSさんファンのCさんパートナーの方も見えて、
新婚のTちゃんのご主人もいつものように敷かれていて・・・

暑気払いできたでしょうか・・

あんまりわいわい騒いだので、また、Sさんにイタリア歌曲を歌ってもらいそびれました。
彼女は書のパフォーマンスとコラボしたこともあると話していました。


                       Aug.4  2018  Koenji


おまけは
今日のお昼ご飯に初めて作ったジャージャー麺



夕飯の一品
茄子の鶏味噌

分けてもらったさくら味噌と西京味噌、みりん、酒、砂糖、水を練って、鶏挽き肉もお酒でからいりしてからすり鉢ですって
混ぜるという丁寧さ。味噌の中に卵の黄身が少量入ります。家にあった普通の茄子にけしの実が冷蔵庫でみつからず
しろごまをふりかけました。



味はとてもよくて、娘もグーと言っていました。


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阿佐ヶ谷散歩付き星岡日本料理講習会(2018.8)・・・ Hoshigaoka and Cafe 

2018-08-06 23:59:20 | dish
8月の星岡料理教室

真夏の日本料理も涼やかに見せる工夫があり、とても楽しみでした。
その季節を感じるのが日本料理です。華やかな日本料理がある中で
素朴とも思える北大路魯山人の料理を伝えています。

和服で日本料理も1年前に知り合ったあるばとろすさんのおかげで楽しむことが
できました。一人で通っていたら思ってもみなかったことです。
ちょうど1年前と同じ、有松絞りの浴衣で出かけることにしました。






昨年は絽綴れの露芝の模様が入った白い帯でしたが、今年は紺と白の麻帯にしました。




祖母の白檀の扇子に職場でお別れに頂いたタオルのハンカチを持って・・
















掛軸は去年と同じでしたが、今回初めてお尋ねしましたところ、和宮の婚約者だった有栖川宮熾仁(たるひと)親王が
夏の山の瀑布の前で流れ落ちた泡の中にご自分の運命を詠んだ歌とか・・
明治維新の流れの中でものすごいドラマがあったのですね。幕末~明治維新は日本国中ドラマチックで
外圧もありでいろいろな人たちが情熱をかけた時代だったのですね。和宮は愛し合っていた婚約者から
引き離されて政略結婚をさせられたのですが、夫を愛し、死後も徳川のために尽くしたけなげだけど強い女性だったのですね。
幕末は篤姫も見事に徳川を終わらせた人でした。




8月の献立

前菜   いか新挽揚げ、胡瓜げっかん、里芋の田楽
向付   茹で豚肉辛子酢味噌
椀    寄せとうふ 焼き海苔 舞茸
焼物   丸茄子油焼 鶏味噌添え
煮物   海老団子 冬瓜の含め煮
和え物  枝豆 蒲鉾 山葵和え
ご飯   百合根ご飯






包丁を垂直に立てて、ところどころ刺して、茄子を食べやすくします。







冬瓜を薄くむくには中央から外に向かって切ること。なかなか重層を使い慣れないのですが、重曹を軽く振って
包丁でさいの目に切り込みを入れて、茹でてから、出汁で煮ますが、その時に汁が全部かかってしまうと
きれいな翡翠色が出ないということで、以前家で作った時も苦労した覚えがあります。




今回鶏味噌用の赤さくら味噌を分けていただけたのはラッキーでした。
お味噌も結構手に入りにくくて西京味噌もなかなか見つけられなくて、高島屋で買っていましたが、
その店も新宿からなくなり、日本橋からもなくなってしまいました。
さくら味噌、八丁味噌、西京味噌、信州味噌といろいろ使い分けたり、ブレンドしたりして
楽しめそうです。
この鶏味噌はさくら味噌と西京味噌を合わせています。少し前の講習会で夏の茶事の椀物は
八丁味噌と西京味噌の割合が変わってくるというような話をお聞きして、茶事にも出たくなってしまっています。




百合根ご飯も炊き立てで、枝豆と山葵を使った和え物のほのかな山葵の香りも良かったです。
とにかくコーディネートというかいつも素晴らしいと思います。












肩ロースを茹でて、アスパラ、レタス、セロリを添えて、辛子酢味噌でいただきます。




新挽粉も家にたくさん残っているので、今度天婦羅でなくつけてあげれば、かりっとして美味しいかも。




枝豆、かまぼこ、山葵和え





今回はお料理を作りながら、星岡の歴史も少しお聞きしました。

HPにもあるように

星岡の日本料理講習会は、昭和8年6月4日、赤坂山王の森に囲まれた星岡茶寮に於いて、北大路魯山人氏により第一回
日本風料理講習会として誕生しました。その後星岡茶寮の調理主任でありました藤本憲一氏により受けつがれ、今日に到って
おります。日本料理の基礎から、懐石料理まで、毎回献立を変え、星岡茶寮伝統の味を皆様にお教えしております。


星岡の流れを今に伝える唯一の場所です。

星岡では前の料理主任藤本憲一氏は日本料理のトップにいた方のよう。陳建民と飯田深雪とで
高田馬場でも料理講習会をしていた時期もあるとか・・・
辻留や田村魚菜などが活躍していた時から、辻留の後日本料理を陰で支えていたらしい。
現在の講師は武田裕氏で大学でもつい最近まで教えていたとお聞きしました。




あるばとろすさんのおばあ様の麻の反物でオーダーして作られた露芝もようの着物に芭蕉の葉模様の帯と帯揚げのオレンジが
ミルクティー色に染めた着物にぴったりで、とどめは和光の時代物の鮎の帯どめ。おしゃれってこういうのものなのねと
いつも感心させられます。




私といえばフツーの人なので、今回帯締めを黄色にしようかだけ迷いましたが、帯揚げともにブルーにして、
ミルキーなカラーのアクアマリンの指輪をしました。





帰りには最近のブームの阿佐ヶ谷散歩。結構コーヒーショップもあるらしいので、いつも行き当たりばったりで
あいているお店に入ります。


今回も面白そうなお店で、店の中には何やら水琴窟の音楽が流れ、アーティスト風の人が
ネルドリップの珈琲を入れています。







この楽器はご主人が作成したとか.. 何とミュージシャンでした。








出てきたオレ・グラッセどこかでいただいた味かと思ったら、青山のレジュ・グルニエ。
たまたまお店に来た自分でコーヒーを焙煎して飲むというお客さんと話していたわかったことはなんとここのご主人、レジェ・グルニエで
働いていたことがあるとか。電子タバコを吸っていたこのお客さんとコーヒーの話をいろいろしました。伝説の表参道の大坊珈琲店のことや
行ったことのない蔦珈琲店。数年前あのオーストラリアから進出しているコーヒー店に行ってからどうもコーヒーのアロマ、香りに気が付くように
なりコーヒーの楽しみ方も増しました。







古い日本の器もありました。








前身は吉祥寺でガネーシャというカレー屋さんをやっていたとのことで、カレーもすごくおいしそうでした。
黒猫茶房、また訪ねてみたいお店です。



Aug.2  2018  Asagaya






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天空のカフェまで ・・・ cafe aura in the sky

2018-08-05 09:42:03 | wonderland
天空のカフェアウラまで行ってみようか、
このくもったり、晴れたりの天気だと雲がかかって下が見えなければ
行っても意味がなくさんざん悩んで、やっぱり効率よく動くには、登るしかないかと
行く決心をやっとして、もし見えなければ白糸の滝に変更する積りで
タクシーで向かいました。

今アウラでは夜の星空観察もできるようになっているとか・・
以前草軽電鉄の電車が越えていたというすごい高い場所にとんでもないカフェができています。

着いてみると、幸いなことに下が見えたので、カフェでゆっくりと時間を過ごしました。







































梅のシャーベットですっきりと










































充分眺めと空気を楽しんで、下に降りてお昼はロータリーの川上庵でお蕎麦を食べてから
駅の荷物を引き取り、家に向かいました。






今回は地元の野菜の煮びたしを加えました。


庭には百合の花とギボシがたくさん咲いていました。







July 26 2018 Karuizawa
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