Reflections

時のかけらたち

玉三郎の歌舞伎公演に久しぶりに和服でお出かけ ・・・ first Kabuki viewing in over half a year

2023-12-07 23:55:38 | art

12月4日

 

 朝陽に染まる富士山

 

久しぶりの玉三郎の公演に和服で行くべきと思い、和服もまた久しぶりでしたが、着るのが大変でした。
途中で何回洋服に変えようかと思ったくらいですが、何とか難関を超えて着ることができました。
いつも問題が起きるところです。前日着て行くものをそろえたのですが、季節も変わりローズカラーを使わない
ので袷の長襦袢の襟芯を入れるのを忘れていて、襟芯を探すのに時間がかかりました。一度襟芯をなくして
ちょうど出かけ先だった鈴乃屋で少しいい襟芯を買っていたのでした。これはまいておけないので、和服タンスに
長いまま入れていたものでした。次の問題は和装ブラ。これは前をチャックであげるものなのですが、ぴったりで
チャックがなかなか上がらない上にチャックが壊れそう・・ 買い替え前の古いものも持ち出してきて見てトライしたり
でもやっと新しいもので無事閉めることができました。最後は帯板。前結び用のものなのですが、ワンサイズしかないらしく
これもきつく、なかなかマジックテープがきちんと止りません。何度洋服にしようと思ったことか・・
久々の着物大変でした。何とか予定時刻に出かけることができましたが、着付けもガタガタです。要するにもっと痩せなけば
いけないということ。
①長襦袢の襟芯②着物ブラ③前まわし用帯板 の3点が問題でした。②③についてはワンサイズ上にしないとだめかな?

季節の最後に付けたかった菊の花の帯。
久々に博多織のお召。帯揚げは自分で染めたからし色。

 

歌舞伎座12月公演

第三部

一、猩々(しょうじょう)

猩々  松緑
酒売り 種之助
猩々  勘九郎

泉 鏡花 作
坂東玉三郎 演出
二、天守物語

富姫         七之助
姫川図書之助     虎之介
舌長姥/近江之丞桃六 勘九郎
薄          
小田原修理      片岡亀蔵
朱の盤坊       
亀姫         玉三郎

 

 

 

華やいだ感じがする夜の歌舞伎座です。
外国人観光客も目立つようになってきました。お客さんがチラホラいて、立見席はほとんど
外国人でした。中には和服を上手に着こなした若い方もいました。

 

 

 

 

 

 

 おなかすいちゃうといけないのでアンパンを買って

 

初めて見る緞帳は歌舞伎座新開場10周年を祝って清水建設から寄贈されたもの。
日本画家・田渕俊夫画伯作の「春秋」を原画としています。

 

 

 

「天守物語」の中村七之助(左)と坂東玉三郎(C)松竹(報知新聞社)

 

玉三郎は主役ではありませんでしたが、かわいらしく、七之助に次世代が確実に育っていることを
知りました。とても上手でした。演出が玉三郎ですごく美しく幻想的な世界を描いているとともに
人間の愚かしさを俯瞰している舞台でもありました。

私は久々の和服で今回は締め付けられた感があり、水分もあまり採らずに狭い身動きのできない座席で
長時間じっとしていたら次第に膝が痛くなって耐えられない寸前になってしまい苦しくなりました。
足を動かせないことがこれほどつらいこととは初めての経験です。冷や汗も出てどうなることかと
思いましたが、帰る時にロビーで少し休憩してから歌舞伎座を出ました。動きだせば痛みが減ってきました。
椅子に座っていたら、自分も動けなくて足が痛くなったと話しかけてきてくれた方もいました。
なんだかエコノミー症候群の始まりかと思いましたが、その後たまたま検査で行った近くの家庭医に聞いてみたら
エコノミー症候群は痛くならないで、血栓が飛ぶ恐ろしい病気と知りました。血液循環の大切さを知りました。
和服も締め付けるのはあまりよくないと言われてしまいました。
友人も他の病気ではないかと心配してくれていましたが、大丈夫なようです。

いつも大変お世話になっているK子さんとのツーショットです。
隅から隅まで行き届いたコーディネイトとすっきりした着姿がすてきな方です。
私はぐちゃぐちゃ~。お着物は自分で仕立てられたのがすごいです。帯揚げの色も素敵な
アクセントで緑の帯締めがクリスマスらしさを出しています。私も緑にしたのでお揃いです。
なぜかクリスマスやお正月はツリーや松の色、緑を入れたくなります。

 

玉三郎が富姫を演じている映画を借りて見ることにしました。玉三郎の出番が終わってから
急に膝が痛くなってしまったので、台詞が長く感じられ大変でした。自分の体が耐えられるうちに
終わってくれることを願いながら見ていました。

 

 

Dec. 4  2023   Ginza

 

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楽しくてあっという間に過ぎた一日 -3 ・・・ a joyful day that passed in the blink of an eye -3

2023-12-06 21:43:05 | wonderland

最後は東山動植物園。今は花のない季節なので、動物園から入りますが、温室や合掌造りの家を見ながら
歩くのが目的です。友人は名古屋大学から動植物園まで若い頃歩いたと聞いていたので、歩きたかったのですが
止められました。地下鉄で一駅、東山公園駅で降りると目の前です。名古屋の地下鉄は路線がたくさんあり、なかなか
慣れないのですが、たくさんの線があり便利なようです。

 

東山動植物園に入ると燃えるような紅葉が目に入りました。

 

本園のサイ、象、鹿などを見て温室を目指して歩きました。

ピンクフラミンゴならぬベニイロフラミンゴでした。

ユキヒョウ

キリンはさすが背が高い。

唯一見たかったのはコアラ。
やっぱりカワイイ。温度調節がしてある建物の中にいました。
ユーカリの葉っぱが毒性なので消化が大変でそのため寝ていることが多いというコアラ。
よく木の上から落ちないと感心してそのかわいい寝姿を眺めてました。
食後すぐ眠たくなる私みたい。

 

 

もうかわいすぎる。
動物園に勤務していた高校の同級生N君が日本に初めてコアラを連れてきたという・・
ありがとう。

植物園のエリアに入って行きました。

植物園で見たかったのは温室。

クラシックでとても素敵でした。

 

 

中にはハイキングコースのようなところもあります。

名古屋の人はこんなにいい施設を安く使えていいなと思いました。
何か落ち着いていていい場所です。新宿御苑と同じ入園料。
多くの企業などの寄付で支えられていることを知りました。

 

温室の中で見たクロバナタシロイモ

ニンフォディアス

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は撮らなかったけど上から植物のツタが垂れ下がっているようなワイルドなところもあり
温室と言ってもそれぞれ違うものだと思いましたが、ここでは歴史を感じました。
リニューアルの時には植物を全部移動させたというのですが、復元の作業大変だったでしょう。

友人はかつて造園にもかかわって、白鳥庭園の設計の仕事をしていたと知りましたが、どうも新しい
公園は勧めてくれません。家に置いてあったバオバブみたいな鉢が天井まで伸びて、他の部屋に移したら
元気がなくなってあっという間に枯れてしまったので、植物も気に入った場所でないと生きて行けないことを
知ったと不思議なことを言っていました。

 

ここからは日本庭園エリア。

紅葉が見事でした。

隠れた紅葉の名所ですね。それに人がほとんどいないし。
外国人数名とカメラを持って写真を撮っている日本人が少しいただけです。

 

 

 

白川郷から移築した合掌造りもありました。

あずまやで休憩して最後にまた紅葉を楽しみました。

この後星ヶ丘門から帰るだけですが、門から戻ってこの下の方に広がる池の紅葉のきれいな場所に案内
してくれましたが、スマホの容量がいっぱいになってしまい、残念なことに撮影はできませんでした。

お腹もすいていなく、名古屋駅まで戻り、残りの時間を新幹線に近いところにあるコメダ珈琲で
ソフトクリームがトッピングされたココアを飲んで休憩。家で入れたホット・コーヒーを持ち歩いて
いたので、水が飲みたかった。

次回クローズしてしまうしらかわホールでのオラフソンのコンサートに行く時は「文化のみち」にある庭園など
を見て、コンサート後は京都に向かう予定です。

楽しかった一日。名古屋の休日が終わりました。家に帰ってスマホで歩いた距離と歩数を調べたら全部で19.6km、
28,939歩で、ずいぶん歩いてしまいました。道に迷って歩いた結果ですが、後から膝が痛くならないといいと思って
いました。その結果、たくさん歩いた方が膝の調子がよくなったことがわかりました。関節まわりがほぐれたようです。

家に9時近くに戻り、残り物のポトフを残業から戻った娘と一緒にとりました。

 

Dec. 1 2023   Higashiyama Zoo and Botanical Gardens,  Nagoya

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楽しくてあっという間に過ぎた一日 -2 ・・・ a joyful day that passed in the blink of an eye -2

2023-12-05 23:57:03 | pause-cafe

お昼近くになってしまいましたが、昭和美術館から桑山美術館へ向かいました。
今回は迷うことなく目的地に到着。

桑山美術館

 

 

 

 

こちらの展示の方が見たかった方ですが、昭和美術館の庭と南山寿荘も素晴らしかったので二つ合わせて行った方がいい
ように思いました。桑山美術館の庭はそれほどでもありませんでした。私は最初古川美術館・分館と庭がいいかと思った
のですが、そこには見たいものがなく、友人から教えてもらった住宅街にある静かな小さな美術館にひかれました。

展示された茶道具はどれもすばらしく、一つ一つその前に立って眺めているとそのフォルムに永遠が広がるように
落ち着いた気持になってきます。こんなに静かな気持ちになって行くのは珍しいことでした。やっぱり私が茶の湯が
好きなのはこの辺にあるのかなと再認識しました。

おもしろかったのは木工としか思っていなかった黒田辰明の茶道具です。螺鈿茶器も乾漆盆も素晴らしかったです。
京都の進々堂までテーブルを見に行ったこともありました。たまたま仕事で知った京大出身の人に聞いて行ってみたくなりました。

新しいところでは伊藤秀人の青瓷*がすてきでした。その青色と形が清潔感があり、凛としていて見入ってしまいました。

友人は志野茶碗が好きで、よく荒川豊蔵の話をすると思ったら、貸してあげた白洲正子の「かくれ里」を今読んでいて
白洲正子があの本を書いた頃、彼も荒川豊蔵宅に行ったことがあると話していてびっくり。私も荒川豊蔵の鼠志野とか好きですが。
私は昭和美術館で見た古萩茶碗くらいの大きさが好きです。私が愛用しているのは祖母が萩に行ったときにプレゼントされたという
萩茶碗です。祖母がお茶を始めた私に女性が点てやすく飲みやすい大きさだからと言って私にくれたものです。

 

 

 

 

 

参考)

伊藤秀人展 青瓷 釉の魅力

*古い時代の青磁は「青磁」と表記されることが通例ですが,現代の陶芸家がつくった作品では,磁土を用いた場合を「青磁」,
陶土を用いた場合を「青瓷」
と,区別することもあります。 釉薬の中に含まれる微量の鉄分が,その美しい色合いを
つくり出しますが,焼成方法によって,色合いはさまざまに変化します。

 

ゆっくり展示を味わってから屋上に行ってみました。

美術館の3階の屋上から見渡す名古屋の町です。

 

 

庭の紅葉も真っ盛り。

 

敷地はそんなに広くないのですが、お庭と茶室と貸出ギャラリーにもなる建物がありました。
友人はどうもそこを使ったみたいでした。

なんだか盛りだくさんの庭でした。燈籠がたくさんあったので、もっとよく見ればよかったと
思いました。燈籠コレクションですね。

 

 

 

 

 

 

タイルもあり、庭を設計した人はやりすぎと言う感じもしますが・・

 

 

 

 

 

 

 

証拠写真を撮ってもらいました。

何と動画になっていたので、スクショで保存しました。

 

時間無制限で鑑賞していましたが、おなかもすいてきたし、美術館のHPで紹介があった
南山大学近くの「ラ・メゾン・ルージュ」に着いたときはもうクローズしていて1時半クローズで2時まで
だったようで中に入って聞いたら、ネットで見たことのあるシェフがもうおしまいですって。

大学の近くには何かあるからと名古屋大学まで歩いたのですが、山のような坂を登ったり下りたり・・
名大近くのハンバーグ屋さんはドアを決心して開けたらハンバーグが全部で出ちゃったのでおしまいですと
言われ・・・ 大学のカフェで最後に一種類しか残っていなかったサンドイッチを食べました。

カフェラテとハム卵サンドで昼食にありつけました。

 


歩いて回った所を打ち出して持って行っていた地図に書いてもらいました。行き当たりばったりで
高級住宅地を見れたり、私としては面白かったです。(スマホのナビも使わず・・)
スマホの万歩計で確か2万6千歩くらい、17kmも歩いていたのでびっくりしました。

いりなかから八事、八事から再びいりなかに行き、昭和美術館と桑山美術館、そして南山大学の横を通り
名古屋大学まで。名大は仕事で行ったことがありましたが、なんだか見たことないような景色でした。
広いから行っていたエリアではなかったような・・ そういえば出張中も仕事が終わるといろいろな所に
連れて行ったもらっていました。もう30年以上も前のことです。

カフェでは来週の京都の話もしましたが、これだけアップダウンを歩いてなんともないのだったら
鞍馬も歩けそうだねとの彼のことば。私も前日までは大原にしておこうと思っていたのですが、
これで家に戻っても何も出なかったら大丈夫そうだと思いました。

ジェンダー・リサーチ・ライブラリーの中のカフェです。
なかなか個性的な図書館が奥に広がっています。

 

遠くに見える塔が東山動植物園。
私は東山動植物園までも歩けそうでしたが、もう地下鉄に乗った方がいいよとのアドヴァイスに従うことに
しました。以前は地下鉄がここまで来ていなくて、仕事で通う時も本山からすごく歩いたような記憶です。

トヨタが建てた講堂のデザインはいいと同大学建築学科出身の彼のおすすめでした。

 

Dec. 1  2023  Kuwayama Art Museum → Nagoya Univ.

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楽しくてあっという間に過ぎた一日 -1 ・・・ a joyful day that passed in the blink of an eye -1

2023-12-03 23:59:34 | pause-cafe

12月1日

UNE PETITE PAUSE (ちょっと一休み)

日常から離れて一休みしたいと思った一日。
人生の一休み。

12月中旬のしらかわホールでのコンサートの後京都に回ってどこか歩いてみようと計画していた時、教えてもらった
名古屋の桑山美術館はそのころは企画展も終わり、閉館していることがわかりがっかりしていました。
ネットで見ていたらとても行きたくなってしまい、名古屋・京都行の前にフラッっと名古屋を自由に歩いてみたくなりました。
エリア的に以前行ってみたいと思った東山動植物園も近いのでその辺を歩けたらと友人に相談したら、一日で充分回れる
とのことで思い立って行ってみることにしました。 昭和美術館-桑山美術館-名古屋大学-東山動植物園が基本ルート。

地図のない旅、行き当たりばったりをやってみました。時間にとらわれず・・
でも楽しくてあまりにも時間が早くたつので、もっとゆっくり経ってほしいと思った一日でもありました。

花器や水差し、現代の青磁、お茶碗、茶入れ・・・

その静かな美しさの前に心が落ち着きます。一方、黒田辰秋の螺鈿の茶器はモダンでとても素敵。
道具を愛でる日本人の感性。

 

朝6時半ころ家を出て・・・ エレベーター・ホールからつくば方面の山が見えました。

 

遠くに低い雲がポコポコ浮かんでいて面白かったので新幹線から撮りました。
今回は一眼レフも持たずに貸してあげる本を3冊もリュックに入れて持って行きました。

名古屋駅で降りると、友人がいつものように待っていてくれました。
まず、昭和美術館からと地下鉄のいりなか駅から歩いたのですが・・・

カトリック南山教会の入り口の坂道を登ってみることにしました。

 

 

 

教会を通り抜けたことで方向感覚が90度狂ってしまったのか、ここからそれほど遠くない
昭和美術館になかなかつきませんでした。

 

 

私は紅葉の美しさに見とれていました。

 

アメリカイヌホオズキ

カトリックの施設のようなものから

集合住宅?

個人の住宅やらとてもおしゃれです。
途中で道を聞いたらとんでもない方向に来ていることがわかりました。
友人は何十年も前に美術館での展覧会に携わったこともあり、土地勘もあるとのことでしたが・・

私はお地蔵さんに無事つけるようお願いしました。

やっぱり地図を見るべきだったと私が打ち出したマップを見て、それでも現在地がわかりにくく
人に聞いて、その通りに行ったら、なんと次の駅「八事」に出ちゃった。
それで地下鉄を1駅乗り、ふりだしへ。

今度は別の道でスイスイ進んで、あっという間に美術館に着きました。(笑)

この辺は東京でいうと田園調布のようなところ?
閑静なゆったりとした住宅地です。
とにかく坂が多く、高台にあります。

 

 

普通の家でもこんなに紅葉がきれいでした。

 

 

やっと美術館に着きました。楽しいロスタイム1時間。歩いた距離は5kmだったことが、昭和美術館の庭で
休憩した時調べたらわかりました。

 

空がこんな下から見えるところがすごい・・・

 

 

この美術館の第一の目的は庭と移築された武家屋敷でしたが、ゆっくりと展示も見ることができて
よかったです。人がほとんど来ていないところがいいです。

古い中国のものからバカラまで。バカラの鉢が重厚でいつも見ているのよりいいように思えました。
海外の生活の器が香合になっていたり、茶道具へ取り込まれて行っても味があります。
如心斎の乱菊棗も黒に朱赤の線で菊が描かれていて斬新でした。韓国の鬼熊川茶碗「薄柿」のグレイの
釉がすてきでした。茶碗は高麗物が好きです。

のちの人が写しで作ったものもあり、絵画の本物あてでは私が負けました。オリジナルと写しのパワーの差が
よくよく見るとありました。本物はメリハリがありやはり生きている感じがしました。
香合はオリジナルは一目瞭然でした。

 

 

 

 

ここの待合のような場所で持ってきたコーヒーとお菓子でブレイク。
お互いによく歩いたねと言ってしばらく休憩していました。

 

 

これはガマズミかアズキナシ?(グーグル・フォトによると)

 

 

 

 

 

南山寿荘は尾張藩家老・渡辺規綱(又日庵)の別邸として天保三年(1832)造立、昭和10年頃現在地に移築された。
渡辺規綱は裏千家十一代・玄々斎精中の実兄で、玄々斎も南山寿荘建築に関与したとされます。

 

ヒメツルソバという雑草のような花もかわいく生かされていました。

 

 

 



 

こちらが正面入り口でした。

 

 

 

 

昭和美術館を出て桑山美術館に向かいました。
桑山美術館までは一本道に近く、比較的わかりやすい道です。

 

高台の上を歩き、まるで函館を歩いているみたい。

ランドマークのようなカトリック教会が見えます。この辺は南山高校とか小学校とか
一連の学校がある場所です。

 

おにわさん 昭和美術館・南山寿荘庭園

 

Dec.1  2023   Showa Museum,  Nagoya

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ヘビウリの花に会いに東京都薬用植物園へ ・・・ my favorite Snake Gourd flower

2023-12-02 20:43:12 | nature

11月10日

東京都薬用植物園へ

レーシーな花が咲くヘビウリ。実と違ってとてもエレガント。今年はもう見られないかと思っていたところ、まだ
薬用植物園で咲いているというUさんからのうれしいお知らせ。ムラサキセンブリも咲いているということで、雨が
降りそうな寒い日でしたが、出かけて行きました。

 

温室の裏に鉢植えのムラサキセンブリが・・

 

 

そのあと、地植えのムラサキセンブリを地図を片手に探しに歩きまわりましたが、なかなか見つかりません。
初めて植物園の薬事資料館に行って聞いてみました。その存在にも初めて気が付いたのですが、中には今咲いている花の
情報や地図が置いてありました。

 

東京都薬用植物園園内マップ

 

 

ヤマジノギク

 

 

サキシマフヨウ

 



 

園内マップを片手にまず白い普通のセンブリの鉢植えをみつけました。
今回は地植えのセンブリがきっと遠くでマクロでは取りにくいと思い、重たい望遠レンズを
久しぶりにつけて行きました。

 


 

 

ムラサキセンブリの地植えのものもありました。
鉢から種がこぼれたのではとの事務所の方の説明でした。


秋の終わりの植物園にも名残の花々がチラホラあり、楽しませてくれました。

エンゴサク?




シュウメイギク

ハナラッキョウ




ホトトギスとヒロハノタイワンホトトギスとの交雑種






コバノタツナミ


アキチョウジ


ノコンギク




リンドウ



アキノキリンソウ


イヌサフラン

やっとヘビウリの所に。
ドキドキしながら残っている花を探しました。
まだカールの残っている花がありました。ヘビウリは日中でも咲いていてくれるので助かります。



きれいに咲いていてくれてありがとう。




ヘビウリはこんななのに、花はかわいくて・・・




小雨が降り出したのでヘビウリの近くのあずまやで少し雨宿り。




リュウノウギク

オオアマドコロの実


フジバカマ



 



クロホオズキ

今年はあまりお花を見に歩くことができなかったので貴重な季節の最期の花たちを見ることができました。

 

Nov. 10  2023  Tokyo Metropolitan Medicinal Plants Garden

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