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放送批評懇談会が発行する雑誌『GALAC (ギャラク)』の最新号で、「バンキシャ!」問題に関する論評を書かせていただいた。
タイトルは、『「バンキシャ!」自ら“誤報の真相”を!』である。
多分、この問題について、“月刊誌”にまとまった文章が載るのは、これが一番早いと思う。
それでも、「バンキシャ!」の3月22日放送分に触れるのが精一杯だった。
月刊誌というスパンでは、これがギリギリであり、それ以降の動きを入れ込むのは、物理的に無理だ。
この文章の中には、旧知の放送作家・村上信夫さんの本のことも出てくる。
放送作家である村上信夫さんと、船井総研・吉崎誠二さんの共著『企業不祥事が止まらない理由』(芙蓉書房出版)に、「クライシス・コミュニケーション」を行う際の重要なポイントが3つ挙げられている。
1、迅速な対応
2、全面的な情報開示
3、社会の視点
もちろん今回の「バンキシャ!」の問題は、いわゆる企業不祥事とは異なる。メディアとしては「全面的な情報開示」も容易ではないだろう。
しかし、制作会社との関係も含め、「報道の現場で何が起きたのか」が明らかになることを強く望みたい。
全体は、ぜひ『GALAC (ギャラク)』で、お読みください。
また、この「制作会社との関係」に焦点を絞った論評は、別途、今週中に出る予定です。
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