
今週の月曜から、TBS『総力報道!THE NEWS』が始まった。
昨日まで、3回分の視聴率は、以下の通り。
3月30日(月)
5.9% 前半(17:50-18:45)
7.1% 後半(18:45-19:50)
3月31日(火)
4.6% 前半
6.0% 後半
4月1日(水)
6.5% 前半
7.3% 後半
立ち上がりとしては苦戦中だ。
今日発売の『日刊ゲンダイ』(4月3日付)にも記事が出ている。
タイトルは「小林麻耶のあまりに無邪気なキャスターぶりに唖然」。
前述の視聴率の話から入り、TBSにとって、この数字は想定内だったこと、それより気にしていたのは「小林の進行ぶり」だった、と書いている。
続いて、キャスター就任までに、政治や経済に関して即席の勉強をしたが、さすがに付け焼刃だった。誰でも最初は仕方ないが、メインを張るプロとしては許されない、と。
また、“難しい問題”はアンカーの後藤謙次氏に頼りっきり。時々笑って取り繕うのが精いっぱいだと指摘する。
そして、ワタクシのコメントである。
「原稿を読んだ後、小林が後藤氏に話を聞く時は、何も知らない子供が親に話しかけているようでした」
「小林が後藤さんと呼びかけた時に、私には“お父さん”と聞こえた。彼女はまったくニュースを理解していませんね」
記事の最後は、見ているほうがつらい、と結んであった。
うーん、きつい評価だが、小林キャスター、ここが踏ん張りどころだろう。
これまで報道取材も報道番組も未体験だったのだから、忙しいかもしれないが、机の上のお勉強はもちろん、(画面に映るためでなく、修行のため)現場に行ってみることも必要だろう。
そうやって、自分で自分を「キャスター」にしていかなくてはならない。
だって、これまではTBSの社員だったが、今やフリーなのだから。
低空飛行が長く続いた場合も、別にTBSは守ってくれない。ダメなら切られるだけだ。
そうならないよう、ぜひ、がんばってください。