今日の『日刊ゲンダイ』の特集記事「著作権ビジネスが芸能界を大きく変える」でコメント掲載。
記事は、番組のネット配信やワンセグ専用放送などと、芸能事務所との関係についてである。
TBSもフジテレビも、そしてNHKもネット配信を始めている。
その際、問題になるのがタレントの肖像権だ。
特に、著作権や肖像権の管理に厳しいのがジャニーズ事務所であり、所属タレントが出演したドラマや映画の宣伝活動でさえ、強い制限がかかる。
さらに、ジャニーズのタレントが出ているために、再放送やDVD化を断念する場合もある。
放送局としては実にアタマが痛いわけだ。
さて、記者さんがまとめてくれたワタクシのコメントは・・・
「いま、メディア界は急速に変化していて、誰でも手軽にパソコンで動画を見られる時代になった」
「そういう中で、これまでジャニーズがやってきたような殿様商売は厳しくなりますよ。ネットという”黒船”が来ているのだから、いつまでも”鎖国”が続くかどうか」
「テレビ局側は制限が厳しいジャニーズのタレントを使ううまみがないし、敬遠する流れが出てくるのも仕方がないかもしれません」
NHKのワンセグ独自放送「ワンセグ２」でも、現状では無理だが、ジャニーズのタレントさんを見たいというファンは多いはずだ。いずれ固い門戸も開かれるのではないか、と思うのだが・・・。
トータル
