katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ミモザさんの犬のモザイク

2007-09-09 00:54:12 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ようやく張り始まった。犬は以前何頭も鴨川の正月に販売した事もあり、何とかなる・・
とは思いつつも似ている・・・・これは難しい。

絵画とは違い色は混ぜられないからピッタリした色にはならない。拡大コピ-なのだから
輪郭は合っているのだから、色選びと切り方でそう見せなきゃならない。

そこがモザイクの難しさ。山下清さんの貼り絵やのようなもので、隣り合わせに何色を
選ぶか?でどうにでも変わる。俺は通常のモザイクとは違い流れを重視する。

通常はほぼ四角なモノを繋ぎ合わせ、入らない所を切る。昔は俺もそうした。
今、その手法は立体以外ほとんど使わない。

このやり方は多分俺だけなんだと思う。細かい・・・これは見た事無いから選んだ。
たださっきも出て来た、違う芸術の山下清さんや、ゴッホなんかの手法は取り入れている

オリジナルとはそういうモノだ。あぁこの切り方はKatsuでしょ?って言われる様にね。

当然そんなやり方は、死へまっしぐら。 朝からやってこれしか進まないのだ。
だからこそ繊細で、だからこそ評価も出て来たのだから・・・

むしろやらないのが不思議に思われるくらいにはなって来たんだと思う・・・・

でもね、じゃあそれは一体いつ終わるの? 常に新しいお題に挑戦なのだからね。
毎日タイルやガラスを切る・・・・これについては同じでも、お題はすべて違う。

なのに常にお客さんからは、それ以上を要求されるようになって来た・・・
それはそれで、プレッシャ-だが上手くなった証拠。もっと言えば上手くなったと評価が
されると言う事は、喜ばしいと思う・・・

がしかし、1日これしか進まないのに、何日掛かるのだ? でしょ?判ってくれるかな?

だからいつも言っているのね。夢を売る仕事は、お金は後から付いて来るとね。

この金額なら、こんなもん。ってやるのなら、タイル屋やっているよ。
m2いくらってね。 そこにデザイン料や下絵代なんてのも含まれているのね、俺は。

作る前から値段は決まっている。昔は無謀にやっていた。何しろ終わらせる・・・
それだけに、文無しになる事もあった。

お客さんに喜ばれても、飯も食えなくなっていたのだから・・・・

今年も6月にそんな場面があったが、7.8月の教室で何とか凌いだ。
それだって1つ失敗すれば、どうなるか?判らないくらいなのだ。

このお金だってサ-クルのみんなや、弟子達が稼がせてくれた物・・・・
その後、すぐに失敗してしまいました・・・って訳には行かない。そんな気でやっている

そんな1日目。もう少し進みたかったがここまでだった。
安心するにはまだまだだが、両目が入ってそれ相応に見えている事から、2つ目のヤマは
越えた気がする。

1つ目は勿論下絵。 これが通らない事にはモザイクにならないからね。

落ち着いてコツコツ取り戻すしか無い。やらなきゃ終わらないし、ノ-ミスでやれば
下絵の遅れは取り戻せるはず・・・

後半ガラスだらけになるから、1cmのタイルがカギ。


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