katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

イケメンパ-マ屋さん教室

2009-05-05 22:33:30 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝一番は日本家屋のモザイクの発送の準備。プチプチなんかを使って梱包するんだけれど、意外とこんな事が時間掛かるのね・・・・

ようやくそれでも昼前に発送する事が出来た・・・これで1つ片付いた・・・・
言葉は悪いが、かぐやの作品もまだだったし、ここにそんなに過去の作品があると、

次のシドさんの作品に気持ちを持って行きづらい・・・・また1から始める・・・・
無くなった空虚感とこれから始まる期待や不安って言う状況の方が、

生まれやすいような気もする・・・まったいそうに言っているようだけれど、
アトリエは狭い場所だしね・・・・それと、いつまでもここに合ってもあるべき場所で

またこれを目にする人達と出会う事が一番大事な事だから。
さてそんな中、イケメンパ-マ屋さんがやって来る。

どうですか?と声を掛けると、今週は色々と忙しくて思い通り進まなかったの事。
そこで実はこれがこれからの本当の進み具合だと言う事を伝えた・・・・

最初は誰でも自分の時間のほとんどをモザイクに割いてしまう。所がそこで無理した事で
しわ寄せが次々とやって来る。そりゃそうだ・・・付き合いだって断わっただろうし、

ひょっとすると、寝る時間も少なくしたかも知れない・・・・それでは無理がたたる。
それを若干、元に戻せば無理した時よりも進み具合が劣って当たり前。

最初を基準にすれば、進み具合に不満が残る・・・・それが長続きしない人の原因。
誰にでも言うが、イメ-ジは仕事から帰ってシルクのガウン着て、ペルシャ猫抱いて、

ワイン片手に高層ビルから時より夜景を見つつ、パズルをするかのごとく、そんな余裕の
ある計画的進行が望まれる。慌てない事、結果を焦らない事。グレ-ドを大切にする事。

そんなの判ってる・・・そんな人もいるだろうけれど、イケメンパ-マ屋さんに限らず
何度も言うが、もの作りとは?まっ良いか・・・ってセリフを言うか?言わないか?

なのね。けれど言葉を言ったか?言わないか?じゃなくて精神論の比喩。
隣り合わせのタイルが微かに曲がっているのを気にする人かいない人か?とか、

作る事だけ急ぐのでは無く、手を止めてでも全体を見る為に、1日で何回か離れて見たか?そんな今日の自分がやったものを振り返る事が出来るかどうか?

こんな事を繰り返せば、当然進みは遅くなる。しかし作っている最中に1度も離して
観る事無く、片付ける最後の一瞬だけ観る人とは明らかに変わって来る。

こんな事を踏まえれば、いきなり大きい作品の場合は同じパ-ツが何百と出て来る。
それを何度も繰り返すのだから段々と慣れて来たりする。

慣れると言う事は上手くなったとも言えるが、慣れた事で安心をすれば振り返らずに
進める事にも繋がる。常に言っている良い事と悪い事は背中合わせ。

しかも小物なら、ちょっと手を止めてその場で立ち上がれば、全体を見渡せるけれど、
これだけ大きいと1.2mは離れないと全体見渡せない。

一応そう書いたけれど、画像を見れば一言でこだわってやっている・・・それが判るはず
こう言う人には無理せず・・・やれなかった・・・じゃなくて、これだけ進んだ・・・

そう言ってもらいたい。これだけしか進まなかった・・・は後向きになる。
そんなには進まないものなのだから・・・・モザイクってものは・・・・

まだ先は長いし、こんなペ-スでやっても半年は掛からないから・・・・って気持ちが
必要。ただここまでは何の問題も無し。これが体験教室なのだから・・・1作目みたいな

ものなのだから・・・・お見事。





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