katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

タピオカ主催教室の打ち合わせとシドさんの花台の下絵

2009-05-21 22:25:52 | 世界遺産をみんなでつくろ!
これが意外と大変なのね。とても簡単な問題なんだけれどね・・・・
例のコルクボ-ドを一体いくらにするか?って話。

あっちを立てればこっちが立たず・・・まっこれはどこでも大して変わらない話。
普通、価格を設定するのに当然材料代ってのは掛かる。何にしてもね。

次に人件費ってものを加算する訳でしょ?まっ俺の知っている限りでは大体3つくらい
売った分を1つに乗せるくらいの儲け幅を考えるらしいよ・・・日本てのは。

まっそれぞれの業者の規模なんかにもよるだろうけれど。イメ-ジはシャンプ-1本で
3本分と考えれば、定価1000円なら300円位のモノ・・・って事になるのかな?

これは商人的考えね。つまり生産者は300円以下で作らなければならなくなる。
それが1000円に見える様に・・・・これもまた普通。

まっこれは当然大量生産モノだから出来る事で。1個いくらのモノじゃないけれどね。
ただそれでもそれに見合った状況に見えるから両者とも納得される。

俺の場合すべて手作りだから何よりも時間とお金が掛かる。それを極端に抑えられるのは
何かをいつも捨てるから。しかもその周りの人達もそうしてくれるから・・・・

まっこれが複雑になるのが宣伝広告費。芸能人を使ってその分を御客さんに上乗せする。
こんなやり方か、クチコミにする分それを宣伝する人に分配する・・・なんてやり方も

あったりする。そこに大口は更に値引きがあったり、店舗の大きさで利益率が変わる。
同じモノでもね。こんなのは当然と言えば当然で、語るほどの事は無いだろうけど。

誰でも知っている事。まっ古い情報だろうから、それが3が2.5とか2とかになっている・
・・・って事だろうけれどね。

所がそれは適正価格って言うのが広まらないと成立しない訳だ。みんながユニディや
ユザワヤさんに行ってくれれば、モザイクはやらない・・・って言うか、やれない・・

俺は安い・・と感じてくれるんだろうけれど・・・さてそれを判ってもらうまでやるか?
もう限界と考えるか?いつもただそれだけ。ただね・・・

それがね、1人で決められないのね。無償で応援して下さるタピオカやキウイみたいな人がいるとね・・・当然了承、了解を得ないと見守る側の気持ちを考えて当然。

それを踏まえて一体いくらにすれば良いのかな?って話。それがね、ここが食い違うのね

例えば車買うとしよう。どうやって買う?モデルル-ムを観たり、駅や学校、㎡数、
色々と調べるでしょ?けれど一番大事なのは出せる金額でしょ?・・・普通。

億ションならどこの建築会社でもそんなに悪く無いと思うよ。問題なのは自分の出せる
金額の中でより良い条件の中から探すんじゃ無いのかなぁ?

もしそれが合っているのなら、モザイクにも同じ事が言える。つまりお客さんの希望価格
があるはず。それをたとえ何をやっても・・・そうねぇ3000円~5000円位設定にしないと

高いわね・・・って言われるだろうね。体験教室ではね・・・講師料含めて。それが、

最近のアトリエ教室にやってくるお客さんはそれをご存知か?ご理解して下さっているのだろう。ある人は、山周さんのタイルはそうそう手に入るものじゃないとか、

下地は直線なら切ってもらえるだろうが、自分のデザインの下地を切ってくれる所は
そうそう無いって事とか、タイルを購入するのもそうそう楽なもんじゃないとか・・・

キットの取り付けみたいなモノでも2000円以下は無いとかね。だから、必ずこれで
良いんですか?・・・・とお支払いして貰える。誠に有難い話だ。

そんな状況下でこのコルクボ-ドの下地っていくらだとお得感ありますか?と尋ねても
5000円以下にはならない・・・そこに講師料を1時間1000円を目安に加算したら・・・

体験教室には向かなくなってしまう・・・・

もう一度整理すると、張るスペ-スは少ないから体験向き。しかも完成が豪華である。
しかし下地のみが5000円となると体験向きなのに体験者が敬遠しがち・・・・

そこで薄利多売と考えるのが大量生産の品物となるが、すべて手作りの1点モノのように
デザインや色を変えると、作れば作るほど厳しく追い込まれる・・・・

そこでいつものようにお金を捨てるか・・・って言うと応援している人達に理解を得られない・・・ん・・・どうするかなぁ?って話なのね・・・

しかも夏は今までも多少なりとも実績はあるし、とは言うものの下地のグレ-ドを上げて
置かないと常に不安はあるし・・・・

そんな事を踏まえて話をしていると、そもそも根底からくつがえる話になる・・・
そもそも子供には豪華過ぎる・・・下地が・・・って2人が言う・・・

そりゃそうだ。そうしている訳だから。じゃ価格が下がれば問題無いのか?
それともそれでも駄目なのか?俺の考えは1つの下地でお母さんも子供もタイルを変えた

だけで対応したい訳で。それによって下地の構想の時間を辞め、ペンキの色だけで
変化させようとの考え。だからベ-スになるものを探す為に何個も作っていた訳で。

それが見つかったから2人と話す機会を作ったのに、そこから違っているのか・・・
価格を下げるにも限界はあるし、更に話は続く・・・

子供には長さがあると作りづらい・・・しかしお母さんはコルクの部分を大きく使いたい
そこは対応出来るとして、時間の掛かる彫る事を辞めると、タイルで縁取りしないとペキペキは

エッジが危ない・・・更なる手間が掛かる・・・ん・・・・まだ変化が必要って事か?
ん・・・中々上手く行かないもんだわ・・・いつもいつも。

そもそも2人が納得出来るもんが作れないと・・・ね。そうならないと結果が伴わないと
誰も喜ばない・・・なら少なくとも2人が良いねと納得する物作らないとね。

ここが大事。俺に甘く無いように・・・キウイ良くなって来たのね。死なない前提で・・
・・・やればって。後はタピオカが納得出来るようになれば良いって事。

もうちょっとだなっ・・・って手ごたえはあり・・・って所までは来た。

なるべく下地作りの構想最中は、俺よりにならない・・・・これが大事。
むしろそれより、より良いアイデアのが欲しいのね。後は俺の問題・・・・

これは別にタピオカ主催の場所だけの問題じゃなくて、すべての教室のベ-スにも
しようとしているのだから、そりゃ本気なのね。

ってそんなこんなでお開き。

その後はシドさんの下絵。バラ・・・基本的にシドさんはバラ好きなんだけれど、
小バラ好きなんだよねぇ。それで昨日、花屋さんに行って小バラ購入になったんだけれど

よくよく観るとつぼみはチュ-リップに見えるし、咲いている花を斜めから観ると、
ハスにしか見えない・・・・何故ここまでこだわるか?

一体小バラって何センチ?じゃあ普通のは?下絵を本物と同じ大きさでモザイクをする・
・・・そんなのは通常に考えれば無理・・・

いつも言っているように、ゾウなら50mで作っても、コ-スタ-に作っても形がはっきり
しているから、初心者でも何とかなる。それは一般的に判りやすいから。

じゃあ今回だってバラじゃん。判りやすいじゃん。とお思いだろうけれど、大きいバラ
を小さくすれば良い・・・じゃないって事。ここが問題なのね。

大きいバラと小さいバラは形が違う・・・知らなかった・・・ん・・・・難しい。
何度も描き直し、ここまでになったんだけれど・・・・

構想がバラづくしにしようかな?と考えているのね。3方に大きいバラ、小さいバラ、
もう1つがまだなんだけれど・・・・

だからどうしても、風合いの違うバラにならないといけない。同じ形の大きさ違いでは
余りにも幼稚過ぎる。しかもバラってお題はかぐややキウイもやっているくらいだから

当然、目も肥えて来る・・・そりゃ簡単では無いのね。ただ一応お見せ出来る範囲の1つ
が出来たから、2つ目の大きいバラに行こうと思う・・・・








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金魚のモザイクさん教室とシドさんの作品の下絵

2009-05-21 07:02:36 | 世界遺産をみんなでつくろ!
いらっしゃるまで、まずはシドさんの作品のデザイン・・・・中身のね。
ん・・・・バラ1つ、小鳥1つ・・・後1つのアイテムで3つの絵を完成させて、

天板に1つ・・・・ん・・・・ん・・・・何にしようかなぁ???
持っている本とにらめっこ。ビ-ズだパッチワ-クだ、オ-ルドノリタケだ・・・・って

ただどの本をとってもシドさんが嫌いなのは無さそうだから・・・との根拠からで、
何を選択して下絵を始めるか?・・・・なんだけれど。

そんな中、いらっしゃる。さて今日はほぼバックだけだから、前回よりも楽に終わるはず
・・・・なんだけれど、バックにビ-ズを入れたい・・・との事。

げっ・・・昨日のイケメンパ-マ屋さんと同じ・・・なんだけれど・・・・・
けれど今日はバラバラ。こりゃ大変だわ・・・・

まず金魚の残りを完成するも、まだ2回目。切り方が安定している訳も無く前回の時の
ようにスカスカ切れない・・・・少し戸惑っているような・・・・

そこで軽く復習。こうやって割る。こうやって切る。こうやって直す。こうやって折る。
こんな表現で理解出来るはず・・・・これがペキペキの基本。

そしていよいよバックの色について。まず説明。ル-ルは上手くなるまで、本体に
使った色は使わない。この場合、オレンジに黄色。

しかし白って部分が数枚あるが、その場所に付近に白を使わなければオッケ-とした。
色の選択権を広げる為にね。その後、極端な例をあげる。

白と黒はどんな色にも合う・・・これは定説。それならば、この作品にも合います。
いかがですか?と質問すると、当然と言えば当然・・・却下となる。

消去法。これで2色消えた。次はその2色に近いグレ-に茶色。これも却下。
こうやって行くと、後2回の質問で答えは出るのである。

しかし、実は最初から想像は付く。なぜならば下地の選択の時に10色以上あった外枠の色
から緑を選択したから。一貫してブレの無い人であれば、好きな色は緑。

でもね、女心と秋の空。何と無く・・・ならあれから時間は経っている・・・・
どう変わってもおかしくは無い。ただ質問の理由はそれだけじゃない。

迷った時に比べて落とす消去法を選択する事が多い。そのやり方の説明でもある。

話を戻して、次は水色。これはさっきまで質問した色よりも受け入れやすいはず。
ここで反応する人は多い。金魚自体が水の中にいる生き物だから・・・つまり

これを選択した人は、風景なんかも取り入れた仕上がりにしたかったとなる。
それなら白い丸なんか切って空気ぃぃなんてトッピングも良かろう。

でもここも却下。そしてこの時点でワッペンのような仕上がりを選択した事になる。
泳いでいる・・・みたいな仕上がりにはならなくなったのだから。

金魚が目立つ状況にするのか?何と無くぼんやりするようにするのか?2つ。
さて後の質問は赤。これも却下。残りは緑のみ。当然と言えば当然。

じゃ最後の質問は濃い緑を入れられるのか?入れられないのか?だけ。
許容範囲が広ければ、沢山の色が使える。しかし狭いと淡いだけのし上がりのみになる。

更なる確認は?すべて取っ払って全部入れて見るのも良いんだけれど・・・勿論却下。
これだけ確認すれば何も起こらない。ブレや迷いも起こらない。

ではその緑の色の中で好きな色を選択して・・・と質問すると2つ似たような色を選ぶ。
その中の1つの黄緑色みたいなのは上絵。そこで施釉の黄緑も横に並べて、これは?

と言うと好きな色の中には入らない・・・へぇ・・・この2色ってね、かなりのつわもの
じゃないと見比べ無い限り、違いは判らないのね。

おそらく、かぐやクラスでもね。こりゃ相当決まったモノをお持ちだわ。

ここが大事。体験のみって場合なら、こんな質問を続けはしない。楽しんでお帰り願えば
良いのだから。何も難しい話を聴く必要は無い。やりたいようにしてもらって、

それは・・・って時だけ、それはムリってお伝えすれば良い。しかし、1回目から、
次の予約を入れるなんて方は、多少なりともテクニックだの仕上がりだの、やり方だの

考え方・・・つまり構想の立て方なんかもチョロチョロと出さなければならない。
しかも、今日終わってしまう。次が無いかも知れないのだから、これで終わっても

お1人でも材料や道具をお買い求めすれば、自宅でも出来る・・・ある程度・・・
にならなければ、先生の技量が問われる。

言い過ぎもいけないが、言わな過ぎもどうだろうか?何をお望みなのか?さじ加減とは
難しいものである。2社択一なのであれば、当然前者の言い過ぎを選択する。

不器用な生き方だわ。あはははは。次がある・・・って実に安心。いくらでも取り返す事
も出来るし、心の準備だって出来る。傾向と対策だって立てられるし、

前回との比較だって出来る。慣れもあるから教えやすい・・・1回で結果を出す事に弱い
俺ならではの悩みだわ・・・あはははは。

1作品は終わった。切り方、張り方、作り方は一通り教えた。楽しみならここに来なくても、出来るかも知れない・・・次はどうしますか?の質問は返って来なくても良い。

出来ると判断されれば、それはそれで伝わった事になる。次回があるのなら、具体的に
なったらご連絡下さい・・・とこんな時は言っている。

下絵や構想を確認してからスタ-トしますから・・・と。

しかし他人から観れば、俺は逆に見える。1回ならとても良い人だけれど、長く付き合えば、ろくでもない奴だからね俺は・・・なぁさくらくんにかぐやくん。

ただそれを決めるのも俺じゃなく携わった人の問題。俺は悪意など無いのだから。
常に相手の言った事を確認するだけ・・・一緒にね・・・・

己探しとはそう言うものなのだから・・・・個性だのオリジナルとは?
己を知らずには成立などするものではないのだから。

俺も探している道中なので弟子と生徒以外は立ち入るつもりは無い。他人の評価をする
立場ではない。そんなものは辞めて評論家にでもなれば良い。

おっと話がそれた。つまりひとまず完結した訳で。ちょっとめんどくさい事言ったかな?
って・・・・少し反省かな?ってね。そんな気もした・・・・

本気出して見たいわ・・・教えるのも。作品作りのように。

さてそんな中、作家katsu。しばらく図鑑とにらめっこしてバラを描く、描く、描く。
けれど何度目になるだろうか?バラ・・・・ん・・・変わり映えしない・・・・

ん・・・・やっぱ本物行っとくか?と花屋さんへ・・・・ハ-ドル高いんだよなぁ・・・
花屋さんって。女の人の領域に入るって感じだから・・俺には下着売り場と変わらない。

コンビニは平気だけれどス-パ-が苦手。そんな感じなのね。

でも花屋さんに行くと決めたら、聞かなきゃね。これ何ですか?とかね。あははは厄介。
ここで買う前に躊躇する。大きいバラと小さいバラの違い・・・・

全然違うじゃん。良く観ると・・・・。バラが小さくなっただけじゃないんだぁ・・・
そこで小バラを購入。かぐやに質問すると、かなり違うよ・・・って。

アトリエに帰って、よくよく観るとつぼみはチュ-リップみたいだし、花はちっとも
バラには見えない・・・・シルエットにしたら・・・・

ん・・・・こりゃ困った・・・・さてさてどうしたものか?まだまだ掛かりそうだな。


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