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katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

みどりさん教室とユニディで下地作り

2009-12-08 23:50:51 | 世界遺産をみんなでつくろ!
まずはこれを観て貰おうかな?


これの前に他の下絵があったんだけれど、いくらなんでも・・・とあまりのラフ画
だったので、それは守秘義務とするにして、ただ絵が苦手で・・・って

本人は言うが、俺はかなり上手だと思うのね。勿論、絵画としてでは無くて、
モザイク画をする為の下絵としてね。

どうだろうか?ほぼ下絵通りのモザイクになっていると思う。嫌、むしろモザイク
の方が出来栄えとして良いと思うのね。

これを初めて自宅で作った。このグレ-ドでコ-スタ-をこれだけ作れれば、
もうぺきぺきコ-スタ-職人と言って良いだろう。

目地さえ慣れれば、もう一人で作れる。これが何を意味するか?
言い方を変えれば、アトリエでやっている60cmもあろうか?って作品が、

捨石になっていると言っても良いだろう。これでぺきぺきに慣れたからこそ、
このコ-スタ-を一人で作れるようになった。

では果たしてこの作品が捨石にしか見えないモザイクか?と言うと、消してそんな
事は無い。ただ今のみどりさんの腕で振り返れば、もっとあぁして置けば、

良かった・・・ってパ-ツは多々あるだろう。その時点で上手くなっている証拠。
だからこそ気に入らなくなったパ-ツを見つけられる目が、養われた訳で。

当然、それが判ったと言う事はそうならないように努力するから、ピンポイントな
是正をする。こんな事が出来るようになった。頑張っているな・・・と思う。

教えている者として、一人で作れるようになって来るって言うのは、とても嬉しい
事。しかもこのグレ-ドなら、何も問題無いし、これなら欲しいな・・・って

思う人はきっといる。お金を頂いている以上、結果が伴って来ているのは、
もしかすると、本人以上に俺が嬉しいのかも知れない。

めでたし、めでたしなのね。

そんなこんなでいつもの作品は?と言うと、こちらもかなり狙って切れるように
なっている。だから、単なるクラッシュって部分になると進み具合も良い。

ようやくペキペキタイルに慣れて来たな・・・って感じなのね。
となると、空の部分に入ると、かなりのペ-スで進んで行くと思われる。

まっ慌てずにグレ-ド、グレ-ド。

その後、さてどうすっかな・・・俺。今週は結構忙しいのね。
最低、ユニディに2回は行かないと下地が間に合わなくなる・・・・

そこでユニディに行く事にする。結果は12枚。これで合計39枚・・・・
それが大変な事が発覚した。実は全部で70枚を予定していたんだけれど、

どうやら80枚カレンダ-を買ってしまったみたいなのね・・・・そこでかぐやと
相談の結果、赤坂プリンスホテルの展示販売の作品を有志の皆さんと作ろうと

思う訳なのね。窯ぐれ祭りの時と一緒。売り上げがあった場合、タイル購入で
みんなで分ける。定員は10名。このプレ-トならどんなに凝っても1日あれば十分。

それで体験される方と比較されても、流石生徒さん・・・って言わせて貰いたい。
是非参加なされる方はご連絡下さい。

と言う訳で残りの下地作りは、後41枚となった。

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ユ-ミンママの壁画のモザイク

2009-12-08 00:39:35 | 世界遺産をみんなでつくろ!
教室がキャンセルになり、丸々1日作品作り。って事は何にも無し・・・・
頑張ってます・・・って所なんだけれど、タピオカの電話の話でも拾って置こう。

数日後にタピオカ主催の教室があるんだけれど、業務連絡の他にこんな話があった

タピオカがバックにコロを使う事になって、何種類か持って行ったのね。
所が初めてで戸惑いながら何枚か切った・・・そんな話。

躊躇してしまうらしいのね。そこでこんな話をしたのね。
タピオカはパンの先生をしていて、キウイに教えているのね。つまり先生と生徒。

ねぇ、もしタピオカがキウイに家でパン作って見て。って言ったら奴はどうする?
と思う・・・・多分、答は聞かずとも一緒・・・・

出来ましたぁぁぁぁ。って持って来るんだろうね。ここが2人の違いなのね。
どちらのスタイルでも良いと思うのね。

キウイの場合、作って御覧・・って言われたから言われた通り作って見た。
タピオカの場合、慎重過ぎて悩んでしまって相談。

少し違うのは、コロが初見だった・・・って所。ただし、大事なのはタッチを
知る為にも丸だの楕円だのひし形だの・・・って形を切って見る事。

まずは素材に慣れる。その為には切らなければならない。しかし、無駄にしたく
無いし、漠然とは始められない・・・・こんな感じかな?

まずはタイルを渡した時点で、無駄にするような人では無いって信頼しているし、
砕くってクラッシュで慣れる・・・なんて事はまず無いし、

慣れるにも、やはり狙って切る。細いパ-ツ、細かいパ-ツ・・・それで何が自分で
切れて、何が無理か?そうすれば、デザインを考える前に自分の現状を知る事が

出来る。そこから下絵を考えれば、無謀なパ-ツの下絵にはならないはず。
そして今回はバックなのだから、そのパ-ツの繰り返しや並べ方1つで、

幾何学模様なんてバックにする事も出来るはず。

それとこんな例も良い。例えば軟式のテニスから硬式のテニスに変えるとする。
テニスと大まかにくくれば、単純に一緒かも知れないが、ボ-ルの硬さから

始まり、ダブルスとシングルの違い、ボ-ルの打球の早さ、重さ、すべてに
慣れるまで時間は掛かる。これが初見の素材の時に起こるのである。

常に1を知ったら10を知る・・・的発想。数枚切って見て、これを何十枚続けて
切れるのかな?とかを考える事。

切らずに想像しても想像だけに過ぎないが、数枚切って見た上になら、想像も
かなり現実を帯びて来る。選挙なんかの出口調査みたいなもの。

この割合の成功なら、10倍、100倍、1000倍だとすると、失敗する率、成功する率
と考えれば、かなり具体的になるはず。

2人の場合だと、キウイに関しては、ほぼどんな素材を切ってもかなりの精度で
切る事が出来るだろう。しかし、何せ握力が乏しい分、固い素材の時の数となると

一挙にはきついだろう。これが切るに関しての事。つまりキウイの場合は、
切る事では無く、どう張るか?並べ方が大事になる。ここが相談の部分。

タピオカの場合は、まだ初見の素材の場合、戸惑いは隠せないが慣れれば、
何せ丁寧だから、切るって行為が荒れる事はまず無い。

ただ時間が掛かるだけ。だから、喰い切りの刃の出し入れを見てあげる事と、
良かったパ-ツと今一歩のパ-ツの違いと、その是正の仕方を教えれば、

かなり納得したパ-ツを切れると思われる。だからまず切って慣れる事が大事。

こうして人によって指導内容は変わって来る。それと体力に格差があるように、
握力の違いや、持久力、そして携わった時間等によっても変わって来る。

無理すると荒れてしまう人、全然変わらない人、無理している意識の無く無理する人、時間の余り取れない人、楽しみたい人、上手くなりたい人、それぞれである。

その人のスタイルに合わせてだから、どうしたいか?がはっきりしていると、
非常に判りやすい。じゃこうしたら?、こうするのは?と相談を1つ1つ決められる。

こちらからは押し付けるような事は無いから、やりたい事探しなのね。
つまり俺はその手伝いと、そうするには?の相談。

しかしながら、切るって行為がある程度出来るようになるには、費やした時間。
これの上に、成り立つもの。

だからおうおうとして、やりたい事とやれる事が食い違う事がある。
そこを是正する為に、下絵の拡大をしなくてはならなくなる。

それによりパ-ツが大きくなり、やり易くなる反面、時に巨大になってしまう。
すべてが俺がずっとやって来た事だから、指導としてそんな事になるんだけれど

・・・と言っている訳で。

それにしても、最近は体験のみの1回って人が減ったので、非常に上手い人達を
アップする事が多くなった。しかも発展途上の人達だから、日に日に上手くなって

行く様子がひと目で判るはず。2.3作目ともなるとはっきりと体験のみの人達とは
違う作品になる。続ける・・・とは?必然的に上手くなるのである。

1回で結果を出すってのは非常に難しい・・・

ただその1回をいかに楽しんで貰うか?そして続けたい・・・と思って貰えるか?は
先生としての器量が問われる。がしかし、キットって言うのもなぁ・・・・と

以前は考えた事もある。何しろオリジナルを主にしたいのだから・・・・

そこをきっかけ作りも必要と考えて、プレ-トを形にしたりして体験の人達用にと
作って見たりしている。けれどそれも、子供教室に関してである。

これが大人教室も必要なのか?と考えたりもするが、正直良いアイデアは今の所は
無い・・・・何せお洒落で簡単、そして低価格・・・となるとかなりきつい。

やはり俺は体験の場合は、子供教室の方が向いていると思われる。しかし、
いずれにせよ、人に教えるとは?伝える、伝わるの繰り返し・・・難しいのね。

それでも、ここもやっぱり居場所作り・・・頑張るべきなのね。


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