キウイの予約してあった日だったけれど、タピオカがキウイに頼んで2人の教室に
なった。しかし、多少の時間差を作ったらしく、キウイが少し早めに来た。
文字をやるらしく、カ-ボン紙下さいぃぃ。はい。それで位置を決めて押さえたら
手が離せなくなって、すいませんセロテ-プありますか?はい。って渡すと、
そこに貼ってくれますか・・・・って。おいおい俺は助手かぃ。
でも気持ちは良く判る。やりたい事をやろうとしたら、後先考えずに両手が離せなくなった・・・・
まっこれだけモザイクが上手くなっても、モザイク以前のドタバタ・・・・
俺にも良くある。俺の場合は忘れ物・・・・
そうだなぁ・・・イメ-ジなら、カレ-を作るって決めて作り出す前に、やれスパイスだ、食材だ、そして時間を掛け煮込み、完璧で・・・いや一晩寝かすか?
まで考えて、さぁいよいよもてなそうと思ったら、ご飯炊くのを忘れてた・・・
こんな感じなのね。おっちょこちょいにも程がある。
まっそれはそれで挽回するしか無いんだけれど・・・
さて笑いはここまで。写し終わる頃にはタピオカ到着。そうねぇ、俺の記憶で
言えば、2人揃ったアトリエ教室って初めてじゃないのかな・・・・?
今の俺の教室の生徒さんなら、かなりの2人。それが両脇に座る。教える側として
とても嬉しいし、実に新鮮な緊張感がある。
しかも、タピオカはキウイさんは凄いなぁ・・・と実力を認め、キウイはタピオカさんの丁寧さは見事です・・・とお世辞では無くきちんとした評価をする。
本来、サ-クルではこうなりたかった。おのおのが自分のスタイルで作品を作り
みんながしっかりとした評価をし、そんな事がよりいっそうの進歩を生む。
昔の寺子屋のような。先輩は後から来る者に教えたり、それを後輩はマネしようとしたり目指したり・・・・しかしそれは旨く行かなかったけれど、
こうして理想としていた事が場所は変わったけれど、こうして目の前にささやか
ながらある。しかもその2人は生徒と言うだけで無く、一緒に働く事もある。
更にその場所まで作ってくれる。何もかもが弟子では無いけれど、こうして並ぶと
このままずっと続けられたらな・・・・としみじみ思う。
さて指導と言えば、キウイの場合は切る事は口を挟む必要は無い。
って事はそのパ-ツの並べ方。こっちの向きとこっちはどっちが美しい?とか
こっちとこっちはどっちが似合う?などの相談。だから俺の役目は、いずれの選択をした時の結果はこんな風になるのでは無いか?の先読み。
その結果を元にキウイが選択をする。この会話が指導内容。ではタピオカは?

こんなにじっくりタピオカを見る事は余り無いから、しばらく振りに見ていると
実に悩んでいる事が判りやすい。とても素直な人だ。
丁寧が性格のタピオカでも初見のコロは難しいらしく、一応硬さからかな?と、
喰い切りを長めに持ってみ・・・と声を掛けると、握力には問題が無いらしい。
姿勢も悪くないし、ならば思い切りが足らないのかな?とガンって感じで切って。
ん・・・・ガン・・・って感じじゃなく、ガンって。
音で言えば、イチ、ニィ、サン、ガン。これがイィチィ、ニィィィ、サァァァン
コツッ・・・って切ると切れ味の悪い形になってしまう。
これを直すのがとても大変になる。しかも硬いくせにもろい・・・中々難しい。
だから、最初は上手く切れたとしても、知らないうちに疲れて来て、後半に
そんな事が起こる可能性が高くなる。まっこの位の事は教えてあったかも知れない
他では、ピンセットを使って平行だの角度なんかを見たりしている・・・
何とも神経質になっている。ここがタピオカの丁寧な所であり、逆に遅くなる原因
本来、構想の下絵の時にそれをやれていれば、作っている最中に悩まなくて良い。
そこを指摘すると、当然ながら返って来る答えは、定規で引いた線みたいに
作るのでは無くて、絵画のような描き方をしたい・・・と言う。だよねぇ。
そう言うと思ってた。だてに付き合っている訳じゃないから。
けれど、ピンセットを定規に見立てたでしょ?それじゃ・・・ね。
だからこうするのね。って4つで1つの模様を1つずつ直すんじゃなくてね、
エックスみたいな状況の右なら右をずっと真っ直ぐの線として見て直し、今度は
左側を同じようにして直して、更に正面を向けて曲がって見える所を直す。
そうすると定規じゃなくて流動的ではあるけれど、程よく真っ直ぐになるよ・・・
これが切る事に問題の少ないタピオカへのアドバイス。
つまりどう並べるか?そして次はスパイス的なもの。
このまま終われば普通。そこで今、タピオカの作品は艶の無いタイルのみを選択しているでしょ?それはそれでも構わないんだけれど、もし少し照りが合ったら・・
じゃ二人とも俺の作品を離れて見て。しばらく見て覚えたら、キウイそこのスポットの電気付けて見て・・・・どう?
変わったよねぇ?艶つやしてる・・・そうね。つまり電気を当てた時に1cmタイルは艶がより加わる。すると質感の違いが出るのね。
じゃキウイの作品にも照らして見て。すると、綺麗ぃぃって反応。どう?これ好き
?って聞くとはいって言う。ならね、タピオカの作品なら、エックスみたいな
隙間の真ん中に緑か肌色のパ-ルの1cmを4分の一の丸を切って入れてみ。
同じ事が出来るから。
そもそもキウイもタピオカも好みはほぼ一緒。イメ-ジで言えば、キウイの娘は
黄色が好き。そしてキウイはそこに白を入れたような淡くした色が好き。
そしてタピオカはそれを少しシックにしたような色が好き。しかしベ-スはほぼ一緒。今回のキウイの趣旨は、タピオカさんみたいな大人っぽい作品に・・・だった
俺はそこでキウイにはいつもの好きな黄色っぽいのは使わず、ベ-ジュくらいに
押さえて、パ-ルで華やかにして行く事って教えた。
しかもいつもは躊躇する茶系を多用する事。何処まで濃い茶が使えるか?でかなり
タピオカの雰囲気が出ると思うよ・・・と言ってあった。
つまりそもそもキウイの作品自体がタピオカが好むと思われる事が満載なのである
それを見せて、光を当てて艶のある、無しを好むか?好まないか?を見れば
好まないのなら、そのままコロでやれば良いし、もし好めば後はその分量のみ。
おのずと答えは出て来る。
意外と理屈は簡単な事。後はいつもの丁寧って事だけで良いはず。
この位、人によって教える事は変わって来るのね。
そんな中、越谷のカルチャ-の1回目の現段階での人数の連絡が入った・・・・
どうやら1人らしいが開催するらしい。
まっ出来れば3人は集って欲しかったけれど、2人からの開催って話が1人でも開催
されるなら、それはそれでラッキ-だった。
勿論、10人集るに越した事は無いが、そうは簡単でない事は想像は付いていた。
そこで開催目標の1人多い3人が理想であった・・・・
俺はそこには慣れたけれど、かぐやにしっかり・・・と言われた事と、
たまたまキウイからの電話で伝えた時に、そっか・・・じゃいつも通りに・・・
と言われた事に、非常に自分自身に悔しい・・・そんな気持ちになった。
2人にそう気を使わせた言葉をまた、言わせてしまった・・・事が・・・・
ただ、先日の松井秀喜さんの移籍の話の時に、必要とされる所で働くだけ・・・
って言うのを聞き、その通り・・・と感じていたのも踏まえて、
ここからだ・・・と自覚するには非常に良いスタ-トとも思った。
売れていない時を楽しむ・・・・まだまだ俺には出来ないが、これも試練と
やる気になれるようにはなった。開催さえすれば活路はある。俺はいつも通りに
準備し遂行するたけ。

なった。しかし、多少の時間差を作ったらしく、キウイが少し早めに来た。
文字をやるらしく、カ-ボン紙下さいぃぃ。はい。それで位置を決めて押さえたら
手が離せなくなって、すいませんセロテ-プありますか?はい。って渡すと、
そこに貼ってくれますか・・・・って。おいおい俺は助手かぃ。
でも気持ちは良く判る。やりたい事をやろうとしたら、後先考えずに両手が離せなくなった・・・・
まっこれだけモザイクが上手くなっても、モザイク以前のドタバタ・・・・
俺にも良くある。俺の場合は忘れ物・・・・
そうだなぁ・・・イメ-ジなら、カレ-を作るって決めて作り出す前に、やれスパイスだ、食材だ、そして時間を掛け煮込み、完璧で・・・いや一晩寝かすか?
まで考えて、さぁいよいよもてなそうと思ったら、ご飯炊くのを忘れてた・・・
こんな感じなのね。おっちょこちょいにも程がある。
まっそれはそれで挽回するしか無いんだけれど・・・
さて笑いはここまで。写し終わる頃にはタピオカ到着。そうねぇ、俺の記憶で
言えば、2人揃ったアトリエ教室って初めてじゃないのかな・・・・?
今の俺の教室の生徒さんなら、かなりの2人。それが両脇に座る。教える側として
とても嬉しいし、実に新鮮な緊張感がある。
しかも、タピオカはキウイさんは凄いなぁ・・・と実力を認め、キウイはタピオカさんの丁寧さは見事です・・・とお世辞では無くきちんとした評価をする。
本来、サ-クルではこうなりたかった。おのおのが自分のスタイルで作品を作り
みんながしっかりとした評価をし、そんな事がよりいっそうの進歩を生む。
昔の寺子屋のような。先輩は後から来る者に教えたり、それを後輩はマネしようとしたり目指したり・・・・しかしそれは旨く行かなかったけれど、
こうして理想としていた事が場所は変わったけれど、こうして目の前にささやか
ながらある。しかもその2人は生徒と言うだけで無く、一緒に働く事もある。
更にその場所まで作ってくれる。何もかもが弟子では無いけれど、こうして並ぶと
このままずっと続けられたらな・・・・としみじみ思う。
さて指導と言えば、キウイの場合は切る事は口を挟む必要は無い。
って事はそのパ-ツの並べ方。こっちの向きとこっちはどっちが美しい?とか
こっちとこっちはどっちが似合う?などの相談。だから俺の役目は、いずれの選択をした時の結果はこんな風になるのでは無いか?の先読み。
その結果を元にキウイが選択をする。この会話が指導内容。ではタピオカは?

こんなにじっくりタピオカを見る事は余り無いから、しばらく振りに見ていると
実に悩んでいる事が判りやすい。とても素直な人だ。
丁寧が性格のタピオカでも初見のコロは難しいらしく、一応硬さからかな?と、
喰い切りを長めに持ってみ・・・と声を掛けると、握力には問題が無いらしい。
姿勢も悪くないし、ならば思い切りが足らないのかな?とガンって感じで切って。
ん・・・・ガン・・・って感じじゃなく、ガンって。
音で言えば、イチ、ニィ、サン、ガン。これがイィチィ、ニィィィ、サァァァン
コツッ・・・って切ると切れ味の悪い形になってしまう。
これを直すのがとても大変になる。しかも硬いくせにもろい・・・中々難しい。
だから、最初は上手く切れたとしても、知らないうちに疲れて来て、後半に
そんな事が起こる可能性が高くなる。まっこの位の事は教えてあったかも知れない
他では、ピンセットを使って平行だの角度なんかを見たりしている・・・
何とも神経質になっている。ここがタピオカの丁寧な所であり、逆に遅くなる原因
本来、構想の下絵の時にそれをやれていれば、作っている最中に悩まなくて良い。
そこを指摘すると、当然ながら返って来る答えは、定規で引いた線みたいに
作るのでは無くて、絵画のような描き方をしたい・・・と言う。だよねぇ。
そう言うと思ってた。だてに付き合っている訳じゃないから。
けれど、ピンセットを定規に見立てたでしょ?それじゃ・・・ね。
だからこうするのね。って4つで1つの模様を1つずつ直すんじゃなくてね、
エックスみたいな状況の右なら右をずっと真っ直ぐの線として見て直し、今度は
左側を同じようにして直して、更に正面を向けて曲がって見える所を直す。
そうすると定規じゃなくて流動的ではあるけれど、程よく真っ直ぐになるよ・・・
これが切る事に問題の少ないタピオカへのアドバイス。
つまりどう並べるか?そして次はスパイス的なもの。
このまま終われば普通。そこで今、タピオカの作品は艶の無いタイルのみを選択しているでしょ?それはそれでも構わないんだけれど、もし少し照りが合ったら・・
じゃ二人とも俺の作品を離れて見て。しばらく見て覚えたら、キウイそこのスポットの電気付けて見て・・・・どう?
変わったよねぇ?艶つやしてる・・・そうね。つまり電気を当てた時に1cmタイルは艶がより加わる。すると質感の違いが出るのね。
じゃキウイの作品にも照らして見て。すると、綺麗ぃぃって反応。どう?これ好き
?って聞くとはいって言う。ならね、タピオカの作品なら、エックスみたいな
隙間の真ん中に緑か肌色のパ-ルの1cmを4分の一の丸を切って入れてみ。
同じ事が出来るから。
そもそもキウイもタピオカも好みはほぼ一緒。イメ-ジで言えば、キウイの娘は
黄色が好き。そしてキウイはそこに白を入れたような淡くした色が好き。
そしてタピオカはそれを少しシックにしたような色が好き。しかしベ-スはほぼ一緒。今回のキウイの趣旨は、タピオカさんみたいな大人っぽい作品に・・・だった
俺はそこでキウイにはいつもの好きな黄色っぽいのは使わず、ベ-ジュくらいに
押さえて、パ-ルで華やかにして行く事って教えた。
しかもいつもは躊躇する茶系を多用する事。何処まで濃い茶が使えるか?でかなり
タピオカの雰囲気が出ると思うよ・・・と言ってあった。
つまりそもそもキウイの作品自体がタピオカが好むと思われる事が満載なのである
それを見せて、光を当てて艶のある、無しを好むか?好まないか?を見れば
好まないのなら、そのままコロでやれば良いし、もし好めば後はその分量のみ。
おのずと答えは出て来る。
意外と理屈は簡単な事。後はいつもの丁寧って事だけで良いはず。
この位、人によって教える事は変わって来るのね。
そんな中、越谷のカルチャ-の1回目の現段階での人数の連絡が入った・・・・
どうやら1人らしいが開催するらしい。
まっ出来れば3人は集って欲しかったけれど、2人からの開催って話が1人でも開催
されるなら、それはそれでラッキ-だった。
勿論、10人集るに越した事は無いが、そうは簡単でない事は想像は付いていた。
そこで開催目標の1人多い3人が理想であった・・・・
俺はそこには慣れたけれど、かぐやにしっかり・・・と言われた事と、
たまたまキウイからの電話で伝えた時に、そっか・・・じゃいつも通りに・・・
と言われた事に、非常に自分自身に悔しい・・・そんな気持ちになった。
2人にそう気を使わせた言葉をまた、言わせてしまった・・・事が・・・・
ただ、先日の松井秀喜さんの移籍の話の時に、必要とされる所で働くだけ・・・
って言うのを聞き、その通り・・・と感じていたのも踏まえて、
ここからだ・・・と自覚するには非常に良いスタ-トとも思った。
売れていない時を楽しむ・・・・まだまだ俺には出来ないが、これも試練と
やる気になれるようにはなった。開催さえすれば活路はある。俺はいつも通りに
準備し遂行するたけ。
