今日は来客からスタ-ト。知る人ぞのみ知るゴムおじさん。
以前、アトリエの前で下地を作っていたら声を掛けられて何回かアトリエに来て
話をするようになった。ゴムおじさんは80歳過ぎって言ったかな?
何かチュ-ブの細いのを体に巻くと痛い所が治るんだって。それを自転車に乗って
あっちこっち回っているんだって。どうやら俺は気に入られたみたいで、
今日はちょいと長めだった。
そもそも職人を辞めてからと言うもの、男の人と話す機会がメッキリ減ったから
苦手になってね・・・
必要以上に気を使うんだよね・・・俺はそもそも待つ身じゃない?
何せ自宅とアトリエを行ったり来たりしているだけだから、出向く事って無い。
と言う事はほぼ向こうからやって来る訳で・・・。当然話しなんかすれば、
質問のような問いがあったりする。これが厄介なのね。
聞かれりゃ答える。しかもまともにね。俺は18年タイル屋やったけれど、合って無かったから人様とは違う人生を見つけた。
結婚して子供が出来て、家を買って子供が結婚し孫を連れて来て死ぬ。
こんなシンプルな事が出来なかったから、俺はス-ザンボイルになりたいと願った
ただそんだけ。タイル屋やってる意味を感じなくなったから。俺が続けても
職人やっても親方になっても先細りして行く人生なんてシンプルなものがあって
それを守る為にやる事であって、自分の為だけで生きるのに先細りを待つ・・・
そんな事を続けては居られない・・・・
こんな事を単純に話ししたとするじゃない?すると場合に寄っては、じゃあ俺は
どうすれば良いんだ?なんて余りにくだらない質問返しする男の人がいるのね。
はぁ?ねぇあくまで俺は・・・って聞かれたから言ったのに、何で分かり合っている状況で無い先方の人生なんて答える事などある訳無いでしょ?
そんな義務も責任も無いのね。大人なら自分で探せば・・・ってそう言いたい所だけれど、そうも言えないし、だからあくまで俺自身の話だから・・・と
念を押す・・・こんな事を何度も経験すれば、話したくなくなる。うんざり。
これが相手を俺が今後も付き合って行きたい・・・と判断したのなら、
いくら時間を使っても惜しくない。そう考える。これが対、男の人との向き合い方
それがゴムおじさんは余り経験値の無い自分の親父よりも歳上。折角、アトリエに
足を運んで頂いたのにお構い出来るのは会話のみ・・・
ならば新作落語のような謎掛けありきの会話を試すのもこれも勉強。
なるべくタバコを吸って肝心な部分以外は相手の目を見ずに、考えたフリをし
悟られないようにする。相手の話すペ-スやリズム、声の強弱、動きを観察し
その様子から話をどう繋げて行くか?それを決める・・・
当然、ここに出向いて来たのだから、相手が話を切り出して来るのだから、
そのお題のどこの部分を広げて行くか?しっかり聞き分ける。
そして聞きたい部分を広げて、質問返しをする。答えてくれなかった場合は、
比喩を変えて、もう一度同じ内容の質問をする。会話の初歩。
すると、しばらくするとゴムおじさんが若旦那は面白いね・・・って言い出す。
だから、そうですか・・・?この位の事は昭和の初めの頃なら当たり前のように
いましたよね・・・?あはははは。時代遅れの古き昭和の残党ですよ・・・
ただ、そう言われては、こんな事を試しました・・・無礼をしましたね・・・
と言うと、流石にこう言う仕事をやるだけの人だわっ・・・と褒められるが、
まだ夢の途中なんで恥ずかしいです。ただ、そう言われたのは嬉しいです・・・
こんな会話をしたが、ただのご老人にしては随分と切れ味の良い話をなさる人だな
・・・と思うと、若い頃に何らかの芸事をしていたらしい・・・・
なるほどね・・・そりゃ経験者なのね・・・ならば俺はどうですか?と聞くと、
それだけ持ってて聞くのかい・・・みたいな言葉が返って来たと思ったら、
質問返しをされる。ならば私はどうかな?と・・・。参るね・・・そう来るのかい?
ならば、前回は元気で達者なおじさんってイメ-ジの人が、病気だったと言っていましたよね?通常なら年齢を考えるとそうそう治るはずが無い。
ならば今日も病気の続きの話で良いはずが、自転車に乗っていつも通りに戻った
ように見える・・・会話も前向きだしテンポも良い。普通に見える・・・
後は無理して通常を保っているのか?本当に調子が良いのか?いずれか?ってので
どうでしょうか?と言うと、あはははは。と笑って帰られた。
何とか逃げ切りって所かな?お互いにね・・・
良い勉強になった。そんな中、特に変化する事も無く作品作り・・・・
もう外枠に気持ちが移ってしまっているから・・・
そんな中、アトリエを眺める女性2人。声を掛けるとアトリエに入って来る。
興味を持ってくれたらしい。
口コミとネットのみだから、こうしてコツコツと布教活動。これも仕事。
地味にね、コツコツと・・・作品も布教活動もね。
以前、アトリエの前で下地を作っていたら声を掛けられて何回かアトリエに来て
話をするようになった。ゴムおじさんは80歳過ぎって言ったかな?
何かチュ-ブの細いのを体に巻くと痛い所が治るんだって。それを自転車に乗って
あっちこっち回っているんだって。どうやら俺は気に入られたみたいで、
今日はちょいと長めだった。
そもそも職人を辞めてからと言うもの、男の人と話す機会がメッキリ減ったから
苦手になってね・・・
必要以上に気を使うんだよね・・・俺はそもそも待つ身じゃない?
何せ自宅とアトリエを行ったり来たりしているだけだから、出向く事って無い。
と言う事はほぼ向こうからやって来る訳で・・・。当然話しなんかすれば、
質問のような問いがあったりする。これが厄介なのね。
聞かれりゃ答える。しかもまともにね。俺は18年タイル屋やったけれど、合って無かったから人様とは違う人生を見つけた。
結婚して子供が出来て、家を買って子供が結婚し孫を連れて来て死ぬ。
こんなシンプルな事が出来なかったから、俺はス-ザンボイルになりたいと願った
ただそんだけ。タイル屋やってる意味を感じなくなったから。俺が続けても
職人やっても親方になっても先細りして行く人生なんてシンプルなものがあって
それを守る為にやる事であって、自分の為だけで生きるのに先細りを待つ・・・
そんな事を続けては居られない・・・・
こんな事を単純に話ししたとするじゃない?すると場合に寄っては、じゃあ俺は
どうすれば良いんだ?なんて余りにくだらない質問返しする男の人がいるのね。
はぁ?ねぇあくまで俺は・・・って聞かれたから言ったのに、何で分かり合っている状況で無い先方の人生なんて答える事などある訳無いでしょ?
そんな義務も責任も無いのね。大人なら自分で探せば・・・ってそう言いたい所だけれど、そうも言えないし、だからあくまで俺自身の話だから・・・と
念を押す・・・こんな事を何度も経験すれば、話したくなくなる。うんざり。
これが相手を俺が今後も付き合って行きたい・・・と判断したのなら、
いくら時間を使っても惜しくない。そう考える。これが対、男の人との向き合い方
それがゴムおじさんは余り経験値の無い自分の親父よりも歳上。折角、アトリエに
足を運んで頂いたのにお構い出来るのは会話のみ・・・
ならば新作落語のような謎掛けありきの会話を試すのもこれも勉強。
なるべくタバコを吸って肝心な部分以外は相手の目を見ずに、考えたフリをし
悟られないようにする。相手の話すペ-スやリズム、声の強弱、動きを観察し
その様子から話をどう繋げて行くか?それを決める・・・
当然、ここに出向いて来たのだから、相手が話を切り出して来るのだから、
そのお題のどこの部分を広げて行くか?しっかり聞き分ける。
そして聞きたい部分を広げて、質問返しをする。答えてくれなかった場合は、
比喩を変えて、もう一度同じ内容の質問をする。会話の初歩。
すると、しばらくするとゴムおじさんが若旦那は面白いね・・・って言い出す。
だから、そうですか・・・?この位の事は昭和の初めの頃なら当たり前のように
いましたよね・・・?あはははは。時代遅れの古き昭和の残党ですよ・・・
ただ、そう言われては、こんな事を試しました・・・無礼をしましたね・・・
と言うと、流石にこう言う仕事をやるだけの人だわっ・・・と褒められるが、
まだ夢の途中なんで恥ずかしいです。ただ、そう言われたのは嬉しいです・・・
こんな会話をしたが、ただのご老人にしては随分と切れ味の良い話をなさる人だな
・・・と思うと、若い頃に何らかの芸事をしていたらしい・・・・
なるほどね・・・そりゃ経験者なのね・・・ならば俺はどうですか?と聞くと、
それだけ持ってて聞くのかい・・・みたいな言葉が返って来たと思ったら、
質問返しをされる。ならば私はどうかな?と・・・。参るね・・・そう来るのかい?
ならば、前回は元気で達者なおじさんってイメ-ジの人が、病気だったと言っていましたよね?通常なら年齢を考えるとそうそう治るはずが無い。
ならば今日も病気の続きの話で良いはずが、自転車に乗っていつも通りに戻った
ように見える・・・会話も前向きだしテンポも良い。普通に見える・・・
後は無理して通常を保っているのか?本当に調子が良いのか?いずれか?ってので
どうでしょうか?と言うと、あはははは。と笑って帰られた。
何とか逃げ切りって所かな?お互いにね・・・
良い勉強になった。そんな中、特に変化する事も無く作品作り・・・・
もう外枠に気持ちが移ってしまっているから・・・
そんな中、アトリエを眺める女性2人。声を掛けるとアトリエに入って来る。
興味を持ってくれたらしい。
口コミとネットのみだから、こうしてコツコツと布教活動。これも仕事。
地味にね、コツコツと・・・作品も布教活動もね。