しばらく振りに何だかかぐやと朝話した・・・って感じ。教室ラッシュがお陰様で
続いているからね。こう言う日は少なくなったから、色々と大事でね。
業務連絡のみでは味気無いし、作品の感想も聞きたいし、
勿論かぐやの作品の感想も伝えたいし、アイデアならたわいも無い話から見つけるものだから、
そんな普通の会話もしてみたい・・・・でもそんな事が短い時間でも少しずつ
出来るようになりつつある。それはそれでまた新鮮で馴れ合いにならないように
・・・と言う点では、日高氏では無いが仕事が無いと会う機会が無い・・・
ってスタイルもそれはそれで悪い事では無い。
そんな中、もう一人の弟子さくらがやって来る。どうやら相当調子が悪いみたい。
熱湯に手を付けたりして、それでもタイルを切っている。
今日はかぐやとさくらと俺の3人で一緒にモザイクをやった・・・・
かぐやぁ、さくらが調子悪いんだとさ・・・良く聴いて置けよ・・・
俺達は調子が悪かろうと、良かろうと別に関係無い。むしろ調子が悪いのなら、
調子が悪い事を露呈。・・・・だとさ・・・って伝わればそれで良い。
調子良い時だけ付き合う気が無いから・・・困るのは知らなかった・・・だけ。
電話の向こうのかぐやにもここに居るのと同じように臨場感が伝わって、
調子の悪いさくらが、携帯酸素を吸って、手が自由に動かなくて、辛そうなのが
判るように・・・俺達は同情なんてしないし、可哀想とも思わない。
ただそれでも一緒にいたいだけ・・・さくらとね。大事なのは一緒にいられる事。
そもそも可哀想だの、気の毒だの、上目線で自分の方が有利なんて立場で、
相手と接するなんてのは優しさの押し売りみたいで・・・・相手の望んでいる事が
自分に出来るかどうか?が常に問われている・・・そんな接し方が俺達のスタイル
何も出来ない癖に口を出し、あぁしろこうしろと押し付けの愛情を振りかざす・・
本当にそれが相手が望んでいるのだろうか?
最悪なのは、しっかりとした目で相手を見ないから、思い込みだけで判断する。
さくらの周りの人達が、もしこんなに具合が悪いのに・・・可哀想だとか、
具合が悪いのをひけらかすなんて・・・とか、タイルを切れないから磨っている
とか、訳の判らん根拠の無い事を思い込んでいる人達・・・・いわゆる老婆心。
それが一番、奴を苦しめている・・・と言う事。
ただ見ているだけなのに、自分が辛いから無理してやるな・・・
なんて言った人達は、さくらがモザイク辞めると幸せなのだろうか?
本当にやりたい・・・と思っているさくらにモザイク辞めさせた責任を背負って
生きて行けるのだろうか?
さくらは今までそんなみんなに甘え、みんなは言ったように動くさくらに甘え、
馴れ合いごっこの付き合いやってた・・・俺にはそう見える。
俺もかぐやもさくらも所詮、生きている間だけの付き合い。
死ぬまでに何回逢えるんだ?一緒にとは?後何回あるんだ・・・・?
こうして教室が増え、着々と人が集って来るになって来た。当然、弟子の2人と
接する時間は減って来た。
益々、3人が揃うには仕事として成立させなければならなくなった。
ならば、この時間はそんな大事な時間となるはず。
そんな中、さくらはどのプレ-トやるんだ?一応ふくろうは作って置いたけれど。
すると、やれない・・・と言う。じゃあ、やって頂けませんか?と聞くと、
自分の作品を進めるのに、こんな状況で余裕なんか無い・・・と言う。
かぐやぁ、俺、お願いしたのはさくらだけだよなぁ?・・・はいぃぃ。
じゃお願いしても無理って事か? はいぃ。そっか・・・じゃあさくらは辞退なっ
それも良いなっ。弟子のさくらが辞退・・・って言うのも、生徒さんみんなが
やらなきゃ・・・ってプレッシャ-に感じなくても良くなる事になる。
あくまで自主参加なのだから。ただこんな事をいつまでも続けられるものじゃない
出来る時間を無理して作ってやっているのだから・・・・
そんな時間を過ごした・・・すっかり日も暮れた頃にキウイがやって来た。
少し話をしてかぐやとキウイがいなくなって、さくらと2人になった。
帰り際、さくらがしばらく来なくても良いですか・・・?と言う。
どちらが大変なんだ・・・?来るのと来ないのは・・・・?と俺は質問した・・・
こんな時は言うだけ言ったら考える・・・まずは俺の気持ち。そりゃ弟子だから
来た方が良い。それは伝えた。ならば、それは捨てる。
かぐやの気持ち。それも俺と同じ。これも考える必要無かろう。
ではさくらの気持ち。さくらが俺達の事を考えていたとしたら・・・・
俺には、私の時間を新規の生徒さんに使え・・・と取れるし、かぐやには、
貴方もここに来れないのだから、私も・・・とも取れるし、そしてここに来るのに
子供を預けプレッシャ-が掛かるから・・・なんてのもあるだろうし、
一人で出来た・・・ってチャレンジしたいのかも知れない。
一つだけ間違い無いのは、痛くて辛いから辞めたい・・・では無い事。
しばらく来なくて・・・そうしばらくだから、一生とは言っていない。
だから、さくらには好きにしろ・・・と伝えた。
ただし、教室の忙しさは気にすんな。いつでも時間は空けるから。
それが一生付き合う・・・って言った弟子の特権。
さくらが決めたのだから受け入れた。ならば公平にするには、いつでも来い。
本当の仲良くするとは? プレッシャ-の掛け合い・・・・
可愛い子には旅はさせるものらしいから・・・親って大変なんだなっ・・・
一皮剥けて返って来るのを待つかぁ・・・・奴は弱く無いのだから。

続いているからね。こう言う日は少なくなったから、色々と大事でね。
業務連絡のみでは味気無いし、作品の感想も聞きたいし、
勿論かぐやの作品の感想も伝えたいし、アイデアならたわいも無い話から見つけるものだから、
そんな普通の会話もしてみたい・・・・でもそんな事が短い時間でも少しずつ
出来るようになりつつある。それはそれでまた新鮮で馴れ合いにならないように
・・・と言う点では、日高氏では無いが仕事が無いと会う機会が無い・・・
ってスタイルもそれはそれで悪い事では無い。
そんな中、もう一人の弟子さくらがやって来る。どうやら相当調子が悪いみたい。
熱湯に手を付けたりして、それでもタイルを切っている。
今日はかぐやとさくらと俺の3人で一緒にモザイクをやった・・・・
かぐやぁ、さくらが調子悪いんだとさ・・・良く聴いて置けよ・・・
俺達は調子が悪かろうと、良かろうと別に関係無い。むしろ調子が悪いのなら、
調子が悪い事を露呈。・・・・だとさ・・・って伝わればそれで良い。
調子良い時だけ付き合う気が無いから・・・困るのは知らなかった・・・だけ。
電話の向こうのかぐやにもここに居るのと同じように臨場感が伝わって、
調子の悪いさくらが、携帯酸素を吸って、手が自由に動かなくて、辛そうなのが
判るように・・・俺達は同情なんてしないし、可哀想とも思わない。
ただそれでも一緒にいたいだけ・・・さくらとね。大事なのは一緒にいられる事。
そもそも可哀想だの、気の毒だの、上目線で自分の方が有利なんて立場で、
相手と接するなんてのは優しさの押し売りみたいで・・・・相手の望んでいる事が
自分に出来るかどうか?が常に問われている・・・そんな接し方が俺達のスタイル
何も出来ない癖に口を出し、あぁしろこうしろと押し付けの愛情を振りかざす・・
本当にそれが相手が望んでいるのだろうか?
最悪なのは、しっかりとした目で相手を見ないから、思い込みだけで判断する。
さくらの周りの人達が、もしこんなに具合が悪いのに・・・可哀想だとか、
具合が悪いのをひけらかすなんて・・・とか、タイルを切れないから磨っている
とか、訳の判らん根拠の無い事を思い込んでいる人達・・・・いわゆる老婆心。
それが一番、奴を苦しめている・・・と言う事。
ただ見ているだけなのに、自分が辛いから無理してやるな・・・
なんて言った人達は、さくらがモザイク辞めると幸せなのだろうか?
本当にやりたい・・・と思っているさくらにモザイク辞めさせた責任を背負って
生きて行けるのだろうか?
さくらは今までそんなみんなに甘え、みんなは言ったように動くさくらに甘え、
馴れ合いごっこの付き合いやってた・・・俺にはそう見える。
俺もかぐやもさくらも所詮、生きている間だけの付き合い。
死ぬまでに何回逢えるんだ?一緒にとは?後何回あるんだ・・・・?
こうして教室が増え、着々と人が集って来るになって来た。当然、弟子の2人と
接する時間は減って来た。
益々、3人が揃うには仕事として成立させなければならなくなった。
ならば、この時間はそんな大事な時間となるはず。
そんな中、さくらはどのプレ-トやるんだ?一応ふくろうは作って置いたけれど。
すると、やれない・・・と言う。じゃあ、やって頂けませんか?と聞くと、
自分の作品を進めるのに、こんな状況で余裕なんか無い・・・と言う。
かぐやぁ、俺、お願いしたのはさくらだけだよなぁ?・・・はいぃぃ。
じゃお願いしても無理って事か? はいぃ。そっか・・・じゃあさくらは辞退なっ
それも良いなっ。弟子のさくらが辞退・・・って言うのも、生徒さんみんなが
やらなきゃ・・・ってプレッシャ-に感じなくても良くなる事になる。
あくまで自主参加なのだから。ただこんな事をいつまでも続けられるものじゃない
出来る時間を無理して作ってやっているのだから・・・・
そんな時間を過ごした・・・すっかり日も暮れた頃にキウイがやって来た。
少し話をしてかぐやとキウイがいなくなって、さくらと2人になった。
帰り際、さくらがしばらく来なくても良いですか・・・?と言う。
どちらが大変なんだ・・・?来るのと来ないのは・・・・?と俺は質問した・・・
こんな時は言うだけ言ったら考える・・・まずは俺の気持ち。そりゃ弟子だから
来た方が良い。それは伝えた。ならば、それは捨てる。
かぐやの気持ち。それも俺と同じ。これも考える必要無かろう。
ではさくらの気持ち。さくらが俺達の事を考えていたとしたら・・・・
俺には、私の時間を新規の生徒さんに使え・・・と取れるし、かぐやには、
貴方もここに来れないのだから、私も・・・とも取れるし、そしてここに来るのに
子供を預けプレッシャ-が掛かるから・・・なんてのもあるだろうし、
一人で出来た・・・ってチャレンジしたいのかも知れない。
一つだけ間違い無いのは、痛くて辛いから辞めたい・・・では無い事。
しばらく来なくて・・・そうしばらくだから、一生とは言っていない。
だから、さくらには好きにしろ・・・と伝えた。
ただし、教室の忙しさは気にすんな。いつでも時間は空けるから。
それが一生付き合う・・・って言った弟子の特権。
さくらが決めたのだから受け入れた。ならば公平にするには、いつでも来い。
本当の仲良くするとは? プレッシャ-の掛け合い・・・・
可愛い子には旅はさせるものらしいから・・・親って大変なんだなっ・・・
一皮剥けて返って来るのを待つかぁ・・・・奴は弱く無いのだから。
