まずゲゲゲ。これからは売れた悩みに変わるのだろう・・・知名度が上がる受賞。
注目度やハク、そして人が人を呼ぶ・・・・
いつも逆も真なり。貧乏には貧乏の大変さがあり、忙しくなればなったで、どちらにせよ
お金もからんで困る事や欲得などで人の争い、ありとあらゆる困難は待っている・・・
明らかに違うのは、一番貧しかった時代は関わった人達の中の誰よりも貧しかった。
いつかの図表の件の話と一緒で誰が見てもそうなのなら、関わる人達がすべて優しい。
今度はそんな訳には行かない・・・欲得が人を変えて行くだろうから・・・・
そしていつものメジャ-。主人公の親友のキャッチャ-は幼い頃に家庭の事情で妹と
生き別れしていて、それがこの大舞台の前日に応援しに来た事で出会う事になる・・・
がしかし、捨てられたと言うトラウマから妹を前にして倒れてしまう・・・・
しかし気を持ち直し立ち直る・・・そんな話。
これもほぼ有名人になると・・・?と言うゲゲゲと同じ悩み事になったと言う事。
ずっと影ながら応援していた妹、それを消息すら知らない兄。
この関係は有名であればあるほど成立するもので、無名に近ければ誰かを雇って調べる
ようでなければ、情報は無いに等しい。
会う事の無いままの人生・・・・これは置いて行かれた者に良くある話。
それをバネに新たなる生きる場所を作っていくしかない・・・・だからこそ努力のみ。
会おうとする人生・・・それは明らかにその後悔を心の片隅に残し、ひそかに応援する
事しか出来ない。しかし、その知名度が上がれば上がるほど出会いはいとも簡単になる。
普通な事。そしてそのもつれた糸が時間の経過で立場が逆転した時に、初めて修正出来る
場合に起こる事で消して不思議じゃない。
そしてそれは大抵、離れて行った者からやって来る・・・・。何故ならば、有名に
なるような人には自分の時間なんてそうあるものじゃないのだから・・・
大事な事は元に戻る事は無くとも許せる心を持っているかどうか?そんな事が有名に
なってから問われる事であろう。
しかしそこには純粋な心とふらちな欲望が入り交ざりながらやって来る・・・・
純粋な心は、会いたい・・・のみ。ふらちな欲望は、得したい・・・
それを見極める目も必要になって来る。まっいずれにせよ今後必要となる話である。
さてそんな前説は良いとして、オ-ドリ-教室の前に角嶋の親父さんがやって来た。
隣、ク-ラ-が壊れて暑くて入られない・・・とアトリエに・・・
久しぶりに少しだけ話をした中で、さっきFM江戸川で金魚祭りなんだよっ・・・って
言ってた・・・と言うと、一緒に行こうと誘われたが、教室があるんだよ・・・って
断ると、そっか・・・と言い、業者を呼んだから頼むなっ・・・と言い残し帰った。
昔なら誰とも約束は無かったし、親父に言われてすんなり・・・だったろう・・・
もう今の段階で明らかに売れている訳では無いのに、昔とは違う・・・・
更に業者さんがやって来て、メ-カ-さんを呼ばないと無理・・・と言う話になって
親父に業者さんがその旨を連絡すると、俺がいなくてもkatsuがいるから平気だろっ?
と言っていた・・・と言う。まっ親父らしいやっ。けれど・・・
そう今はアトリエに必ずいるとは限らない・・・しかも夏。結局、メ-カ-に俺の連絡先を
教えて、事を済ませる。明らかに昔のような訳には行かなくなった・・・
そんな中、業者さんと話す機会があって、きっとkatsuちゃんは何も変わっていないんだろうけれど、凄い進歩があるんだろうね・・・腕も心も・・・と言われた・・・
そう見えるのか?・・・・実はこの人はあの龍の作品のお客さん。
ん・・・自分の中では普通なんだけれど、そんなに変わって見えるのかぁ・・・・
それじゃ・・と、こんな位じゃみんな納得しないでしょ?お客さん達・・・・
俺の売れるとこ見たいんでしょ?じゃあもっと頑張りますよっ・・・あはははは。
と言って、みんなに作品盗まれたく無いからセコム入れた・・・って言われたら
おぉ俺売れっ子じゃん・・・って言わせて貰おうかなぁ・・・って切り替えしした。
心ある人との会話は楽しいし、身が引き締まる。そんな後にオ-ドリ-がやって来る。
忙しくて中々出来ない・・・とぼやいてはいたけれど、それも逆に悪くない・・・
って事は、気力さえ残っていれば、やりたかった・・・って気持ちがあって、
さっ今日はやるぞっ・・・ってなるのなら、それは進む事に繋がる。
それは始まればすぐに判る・・・バチバチと良い音をさせて切る。これだけ向き合えば
タイルを切る音だけ聞いていても、調子の良し悪しくらい判る。
確かに疲れてはいたが、消して調子は悪くない。話の中で笑う事も多い。
迷いも少ないが、後は持久力かな・・・?
持久力だけは日頃の積み重ねだし、日頃の疲れは持久力の邪魔をする。
さて何処まで持つかな?・・・・4.5時間位経った頃かな?コ-スタ-を作る・・・と言う。
何だぁ?疲れたかぁ、大作と向き合うの?って言うと、はい。って・・・素直なこった。
って訳で一旦、遊びモザイクになる。
この位はほって置いても作れるが、やっぱりモザイクを目の前でやられると、
どうしても口を出したくなる・・・悪い癖だ・・・
縁取りをするにあたって色んな色を使う事になるのだけれど、ただ漠然と色んな色を
使えば子供と変わらない。一見、漠然と見えてそうでないようにするのがテクニック。
例えば、一番好きな色を1つ選び、それを沢山使いつつ色を点在させると統一感が
生まれる。そうね、着崩しとだらしないとは違うのね。
きちんとした所がありきで成立。お笑いでもそう。緊張と緩和。料理もそう。
きちんとした味あっての隠し味。きちんとしたものが無いと隠れない。
そんな中、穴を開けるのをやってみたい・・・と言うので、教える事になる。
これは慣れれば誰にでもすぐ出来る。当然あっと言う間に出来た。
開け終わってパ-ツを並べると・・・あれ?猫にしようと思ったんだけれど、犬っぽいって
言い出す・・・。ならば、猫に見えるアイテムを付ければ・・・とアドバイス。
すると魚の骨を切った。張り終わる頃に、その見えなかった訳を教えた。
犬は角張ったようなシルエット、猫は緩やかなシルエットくらい違うのね・・・・
おそらく、頬の直角のようにえぐられた部分が緩やかになれば、かなり猫っぽくなるはず
・・・と紙に描いて見ると、あっ・・・本当だっ・・・って。
それと、大事なのは遊びの中にもいくらでも勉強はある事。更に、遊んでいても
大作と別人が作ったように見られない事。
今のオ-ドリ-はこんなになっちゃった・・・つまりそう作ったのでは無くて、
作っていたら思ったようにならないじゃん・・・になっている。
それを終わった時には、くっっっっ、よしよしこれこれ。って笑えるくらいになるように
する事。コ-スタ-くらいの大きさの作品には・・・
それにはせめて軽く構想は必要だし、軽く下絵は必要。そして軽く猫の資料もね。
ただこれを数十分で作れるようになったのはお見事。
その後、目地となるのだけれど、さっやってごらんと材料のみを渡して説明のみで。
勿論、目地はやった事があるが、一人で練る事から・・・となると・・・・
こんな事に注意するんだよ・・・と言い残しトイレに行って帰って来ると・・・・
おぉぉぉい・・・何?このドロドロ・・・こんなになっちゃった・・・って。
ちゃんとやったんだけれどぉぉ・・・・それは水の入れ方の判断ミス。
まっ少しのミスは覚悟でやらせたのだから、こらぁぁぁと良いつつ想定内。
そろそろ目地も一人で出来るようにさせないとね・・・・教室の手伝いの事もあるしね。
まっそんなオ-ドリ-も確実に上手くなっている。そんな中、作家katsu。