katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新作金魚のモザイクの試作

2013-10-01 06:46:23 | モザイク作家
昨日、話したもくもく館で買った木で作ったのは、これなんだけれど、大きさは、
コ-スタ-程度。そうね、恐らく4時間程度で張り終わったと思うんだけれど、

前回と比較しても、グレ-ドも悪く無いし、その割りに時間は掛かっていない。
まだ試作なんで、完全なる理由は説明出来ないけれど、恐らく考えるには、

前回は細かいと窮屈では無いか?と考えて、パ-ツを大きく切れるように・・・・と、
割と大きめに下地を彫ったのだけれど、昨日のハロウィン教室で、手馴れていない

ガラスタイルを中々上手く切った・・・あの大きさで・・・切れるもんだね・・・なら、
って考えたのは、俺とてこだわり辛い小ささにしてしまえば、何も考えず切って入れる。

これだけなら色しか選べない。ただそれも昨日の結果で言えば、選ぶから時間が掛かる。
なら、選ばせない・・・俺にも・・・と考えたのね・・・。

じゃ、どうすれば選ばせないように出来るか?・・・ここになる。
それも昨日の教室で答えは出ている・・・・ガラスタイルって高級・・・・綺麗。

勿論、こんな理由からあのオレンジのガラスタイルをふんだんに使ったのがハロウィン。
けれど、それは豪華であっても初心者なんだから、何も判らない。

それでも綺麗なのは誰でも判る。そこを掘り下げたのがこれ。
販売の作品にこのオレンジのガラスタイルを使った方が、高級、綺麗が似合うのでは?

しかもさっきの大きさを小さくした事で、こだわり過ぎる事無く、ガラスタイルを
入れる事になる。つまり選べない、こだわり過ぎる事が出来ない・・・そんな下地。

もはや細かいだけでこなすのみ。俺の全力を出せないようにした。完璧に考える事を
防いだ。これなら後は、下絵に時間さえ掛からなければ、きちんと量産出来そうだ。

更に彫って判ったのは、とても木が柔らかかった事。何しろすんなり彫れる。
ここも時間短縮となる。何せいつもよりも柔らかく、いつもより狭い。

そんな中、いよいよこれを踏まえて、一緒に作る金魚の最後の人物、さくらの下地が
出来たのね。これらを踏まえれば、2回の教室だけで終わるはず。



かぐやからの提案で、カレンダ-を12月のイベントで売ろう・・・って話が出ているので
さくらに頑張って貰って、みんなの金魚のカレンダ-を制作予定。

いずれにせよ、イベントには運営資金が必要なんで、何とか資金調達の為にも、
作品製作を進めないとね。

ただ、もう1つやって見たい事があるんだけれど・・・・おあずけって感じかな・・・

ただね・・・眼からウコロってのはあるね・・・まだまだ。
もしそれが先人の見たものと一緒なら・・・簡単な話で、機能性と見栄えって言う話や

逆も真なり・・・とか、新しいものと古いものの融合とか、合い交じり合わないような
ものに折り合いを付ける・・・・それらをすべて、時代が追い付いたとか早かった・・・

みたいな比喩に当てはめると、すべてが解決する・・・。
まっ、今までもそんな関係性を何度と無く見たはずなのに・・・・きっちり理解して

いなかったんだろうな・・・俺。まだまだ建築よりだったんだな・・・そんな感じ。
ホ-ムセンタ-ばかり行っているから、こうなるのね・・・・全く。

あそこは日曜大工のような、建築の人達が出入りする場所。美のこだわり方が違う。
例えば美しい手すりは売っていない。本物の手すりはオ-ダ-メイド・・・・。

こんな考え方となるのなら・・・・本物は高くて買えないから・・・それなら、俺は
それっぽく・・・と安い材料で何とか・・・ってやって来たのだけれど、

欲しい素材じゃなかった。ただそれらの窮屈感の中、徹底的に彫る回数で上手くなった。
しかも、木の知識もそこそこ付いた。ただそれらすべては建築ベ-ス・・・・

今、俺の思っている事が合っているのなら、この技術で他の考え方を入れられれば、
もはや、何処にも当てはまらずに、逆に何処にも当てはまる、半端にも思えて、

誰もやらないのか?誰にも出来ないのか?恐らくまた変わった場所に行けるはず。
そんな中、実家に呼ばれたので行く事になる・・・。

当然、この間の金魚ガ-デンでのお教室の話・・・。あの下地は作らせたのか?・・・・
嫌、俺が作ったんだよっ・・・良く考えれば判るじゃん。たった20枚程度の下地の

オ-ダ-っていくら?普通、200とか、2000じゃない?って聞くと、だよなっ・・・って。
じゃ逆に質問。って事は、グレ-ドが良かったって事かな?って言うと、上手い・・・・

って言うのね。しかも同じ形・・・機械みたいって。有難うね、ただあの程度はお遊び。
単なる時間が解決する事で、難しさなんて1つも無い。今の俺にはね・・・

それとね、同じ事を当たり前に何度も出来るのが一流なら、超一流はもっと色々出来ると
思うよっ・・・きっとね。だから、俺もそうなりたいのね。って言うと黙ってた。

しかも、あんなの作らせてみ・・・体験の価格は1000円なんだよっ・・・無理だよっ。
あはははは。誰にも出来ないよ・・・俺にしか。

ただここまでの話だけでもなんだけれど、まだ続くんだよ・・・話はね。
あの尻尾の仕込み・・・・俺は半分。後は生徒のエ-スのキウイがやったんだよっ。

もはや、親父には違いが判らなかったろっ?って事は、上手いって事になるよね・・・
そんな仕込みまでやってある。豪華だろっ?まだあるよ・・・俺のオリジナルって事。

1000円なら・・・・だから、誰にも出来ないって言ったんだよ・・・後、ついでに言えば
その下地に、俺達の指導付きで・・・って話。

もはや親父には理解出来ないだろうが、テレビの向こう側にいる人達は、みんなこうした
事をやっている人達なんだよ・・・当たり前の話で、人並みなら俺じゃなくても良い。

そんなのタイル屋の時だけで沢山。馬鹿馬鹿しくて死ぬ気じゃ出来ない。
俺は俺にしか出来ない事を探して行くよ・・・死ぬ気でやるけど、絶対死なない。

俺には今までとは違って、周りにいる人達が頼りになるからね・・・その人達と見たい
景色があるんだよっ・・・・あははははは。

親父には判らないだろうけれど・・・・。って話をしたんだけれど、昔ほどは、言わなくなったのは、年齢なのか?理解して来たのか?ボケたのか?俺には判らないが、

いずれにせよ、少なくとも自分が出来もしない事を上目線で言う事は無くなりつつある。
それは話やすくなった。けれど出来れば、簡単に会えなくなる位、遠くに行かないと、

売れてはいないだろうから、そうなりたい・・・と思う。
簡単に時間が作れて、簡単に会える・・・こんな事が出来るのは、俺が安いからであり、

もっと俺の時間は無くなれば、きっと本当に認めやすくなるだろう・・・と思うのね。
ただね、親側から考えると、残念な子供でもある・・・

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