katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ざりがに子供教室

2013-10-14 01:56:42 | モザイク教室
実は今日は2転、3転なんて日でね、オ-ドリ-がキャンセルになったものの、
みどりの娘のカルビの予約も入ってて、相席が1人になっただけだったけれど、

昨日のさくらが急きょ親子で入ってね、いつの間にか、ざりがに親子教室になったのね。
さてそんなこんなで、まずはさくら親子がやって来る。

じゃまずはトップは、何て言っても、とうとうの・・・さくらの浜錦。
やっと重い腰が上がったのね・・・・全く何トンあるんだかっ・・・?

まっ、それでも浮いたのだから、何よりなのである。ただここは始まったばかり・・・・
だから、様子み・・・何とか頑張れ・・・そんな感じである。

そうそうそんな中、昨日書き忘れたんだけれど、実はカルチャ-の生徒さんが、
新聞の切れ端を持って来てくれたのね・・・・




かぐやの作品が載っていたって・・・・。良く見つけてくれたのね・・・・。
全く有難い話なのね。

さてそれじゃ坊主は?・・・・って言うと、また当日下地でね・・・・どうする?って
聞くと・・・・カメが良いって・・・・。そんな訳で、カメ絵を描いて見て見て?って

言うと・・・・

こんな感じになったので、是正して木をカット・・・・



こんなに変えてしまうのなら、描かせなくても・・・と思う人もいるだろうけれど、
それには意味があって、描かないって言うのと、描いたって言う経験値の違い。

しかも自分で描いた絵を全部白紙のように直した訳ではなく、なるべく多くその線を
残すように本人の前で見せる。たから良く見れば手も足も形は違うし、右肩上がりに

なっていたりする・・・・でも、直して貰って良くなった・・・自分で描いた絵が・・・
って気分になったはず。それが自信になったりする・・・・。

それでね、ここの所いつも、輪郭の形に彫っている下地で結果を出しているので、
あえて彫るのを辞めたのね・・・・何故なら・・・

どうやら、いとこのお姉ちゃんと会った時の事・・・・その子も昔、モザイクを
した事があったのね。それが歳も離れている事もあって、私の方が上手いって思っていた

その子がカブトムシの作品を見て・・・・これも作ったの?・・・私より上手いかも・・
毎月行ってるんでしょ・・・負けたぁぁって言ったらしいのね・・・・。

そんなやり取りをしていた事をさくらから聞いて、しかも近々一緒に連れて来る・・・
って話もしたらしいのね・・・。そりゃ、色々と思ってしまったのね・・・俺が。

確かに、タイルを切る、張るがとても上手くなった。しかもそれが証拠に作品1つで、
年上でしかも、経験ある子に自分よりも上手い・・・って言わせるものも作れた・・・

ただもし同席した時、このままでは簡単にくつがえされる・・・何故なら、俺が下絵を
直し、形に彫った下地で、ほとんどクラッシュで作ったからなのである。

もしそれをすべて自分自身で作った・・・と過信していたとしたら?・・・・
また今日のように下地作りからやったとして、それが2人分となる。

当然、俺にも余裕は無いから、1人分のようには行かない・・・その分、当然下絵は
お姉ちゃんの方が上手く、しかも早く描き終わる事になるだろう・・・

当然、先にお姉ちゃんの下地が先になる・・・こんな事を経験した事は無い。
更に切り方をしばらく振りだから、こうやるんだよ・・・って教えてから、きっと

さくらのせがれの下地を切る事になる・・・しかも、やった事が無い訳でなく、思い出せば、慣れても来るし、何よりも高学年。あの時の作品よりも自分で上手く出来ている・・

って思えば、スイスイと出来たりして、出来れば楽しいぃぃって進む事になる。
それを横目で見て、遅れて始める・・・・ライバルは楽しく進んでいるのに・・・・

それがもし、大好きな小キウイの相席だったとしたら・・・素直に上手いね・・・って、
言えちゃうんだろうけれど・・・・。

何しろ、兄弟のいない大人に囲まれた一人っ子。当然何でも優先されているだろうし、
そんな場面でへこむ事はそうそう無い。勿論、勝ったぁなんて事も無いだろうが・・・。

勿論、モノ作りに勝ち負けは無い。けれど、劣っていたり、まさっていたりする事を
はっきり判らせる事も出来る・・・しかも、モノは残るから比較もしやすい。

こんな事すべてが起こる可能性がある教室になる・・・それが証拠にこの後に相席になる
みどり娘のカルビの作品を見れば一目瞭然なのね。



結果として2日目でこれだけの進み具合。良く見れば判る事で、形には彫っていないから
すべてのアイテムを自分で作り込んでやっている。当然そんなに進まない・・・・

さっきのカメもそう。初めてやった1cmタイルの縁取り、しかも星の形に4つ・・・・
これで3.4時間は掛かっていたはず・・・・もっとかな・・・・?

つまり形に彫った下地と何もかもアイテムを作り込まないとならないスペ-スのみでは、
こんなに時間の差があるのね。

それだけじゃない。相席で高校生の女の子がやっているのに、動じないのが凄いのか?
興味が無いのか?はたまた余裕が無いのか?いずれにせよ、本人にしか判らないが、

本当にいとこのお姉ちゃんにも同じ様に出来るのか・・・・?俺は無理だろうな・・・と
考える。そこは生々しくライバルな気がする・・・しかもそれを連れて来たさくらも

見なければならない・・・・そう思うと、今日はガツンと言って置かないとならない。
続けたいのなら・・・上手くなりたいのなら・・・いとこと一緒にやるのなら・・・

今度からは、きちんと下絵を描いて準備をする事。何をするか?アトリエに来て決めない事。何で一緒に食べる店も、終わった後の事を決めて来るのに、肝心のモザイクは

ノ-プランで来るのか・・・・って考えれば判るだろっ・・・ばかちんがっ。
そんな事言われた事無いから、さっきまで楽しかったのに、つまんなくなっただろう・・

しかも俺にふくれっ面して、名前を呼んでもシカト・・・嫌な雰囲気になったのね。
ごめんね・・・カルビ。でもカルビはきちんとそんな中もやってくれたのね。

そんな中、みどりの大きい方のお姉ちゃんもやって来た。ここはどうやら金魚がらみが
目的らしく、養魚場と金魚ガ-デン目当てにやって来たんだって。

そこでみどりと一緒に退席。その間、へこんでいたせがれも立て直し、前回の目地。


イルカの完成。こう言う下地なら1日で張り終われる・・・もうその位、上手くなった。
だから、進級して初日にへこんだ・・・・そんな感じ。

すべての人に言える事だが、上手くなってチャレンジすれば、上手く行かない事は多々ある。それをどう乗り越えるか?であって、自覚が無いと、何で上手く行かないのか?

判らず、今日は調子が悪いから・・・と訳の判らない理由にしたりする・・・
違うのね、今回の理由はこうしたはっきりした理由だったのね。

そんな中、きちんと一緒に聞いていただろうが、カルビにももし次回やって、終わっていなかったら・・・・来年になるよ・・・と言うと、えっ・・・?ってビックリしていた。

こらこら・・・・全くもう・・・・ただ・・・こいつら珍しくモザイクって言うよりも、
katsu好きだからな・・・来るだけで楽しいと思ってやがる・・・有難いけど・・・

俺はモザイクの先生なの・・・アトリエの中では・・・全くもう・・・。
きちんとやっとくれ・・・なのね・・・。

いずれにせよ、そんなこんなで教室を終えて、みんなで金魚ガ-デンに一緒に行ったのね
明日で終わりだから・・・・

しかし、本当にしかるって、心が削れる・・・・いつも思うが、親はみんな毎日こうしているんだろうな・・・って思うと、本当に頭が下がるし、大人だよなって思う・・・。

劣っている・・・俺は・・・と痛感する。だから1つ良い経験をさせて貰った・・・・
素直にそう思えるが、もっと良い言い方は無かったろうか?とも考える・・・がしかし、

常に全力だった・・・は、いつも通りなので、後悔と言うよりも、もっとより良く・・
って事であって、単なる背伸びしたような話である・・・。

技術なんて繰り返せば何とかなるが、精神面を鍛えるって言うのは、身を削る回数であって、結果が良ければ自分も救われるが、結果が出なかったり、伝わらなかった時の、

へこみ方は半端じゃない・・・・けれど、先生を続ける限り何度と無くやらないと・・・
親にはなれないのだから、人としてせめて、風味だけでも大人もやらないと・・・と思う

子供って楽しいだけじゃない・・・みんなには当たり前だろうけれど、俺は親じゃない以上、初心者みたいなもん・・・・正直、恥ずかしい・・・残念だが、今の俺はこの程度。

悔しければ結果を残せるように・・・糧にさせて貰うしか無い・・・のね。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする