katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さん教室のダブルヘッダ-

2013-10-07 03:36:23 | モザイク教室
まずはここでは珍しい男の人・・・・造園屋さんのご主人から。
まっ、いつものように・・・・どうですか?・・・・こんな質問から始まるのね。

えっと・・・試験が終わって、ほっとしちゃったみたいで・・・とやってないって話。
別に強制じゃないので、どうですか?は、質問と言うより、結果報告なのね。

ただ、植物の本を持って来て、ハナミズキとアジサイが良いと思うんです・・・と言う。
ひとまず前回は、キリなんて話もありましたが・・・・とメモを見せると、

いや、こっちで・・・となる。別に変更でも構わないのね。大事なのはこの作品をやって
数ヶ月になるが、資料を自分で持って来たのが初めてなのね。ここ。

要するに調べた結果・・・って話をしている訳で。以前のように、1ヵ月振りに来て、
えっと・・・どうしようかな?ってここで考えていては、進まないし、思い付きって感じ

けれど、今日は明らかに取り組む姿勢が変わった・・・・何かありましたか?って聞くと
・・・やっぱりね・・・・実は友達が遊びに来た時にこれを見て、凄い凝った表札だっ、

って言われたって言うのね。何しろ作り手としての理想は、凝った表札に見える様に・・
だったのだから、完成していないのに、そう言われた事になる。

そりゃやる気にもなるのね。実に良い事である。昨日の話の続きのような話なのね。
要するに評価って話で、褒められて嬉しく無い人はいない。

しかも、良いじゃん・・・っておざなりの表現では無く、体裁でもなく、その証拠に
凄い・・・が付いていた訳で・・・しょぼいものには凄いは付けない。

人って割と正直なものなのね。

じゃ折角乗っている所なのだから、現実な話として、大体傾向と対策って感じだと、
今までからすると、予定では1日で2つのアイテムを作って終了になる。

そうなると、今日も2つ出来たとして、後1つ残る・・・そうなると、また1日掛かる。
そして残りのバックをもう1回で張り上げたとすると・・・後は1回目地。

つまり今日以外に後3回・・・そうなると、完成は1月中旬となる・・・年明けなの?
新築の表札が?・・・と質問すると・・・実は塀を作って無いんです・・・って。

そう、つまり取り付けの下地となる塀を作っていないらしいのね・・・そもそも外溝は
自分で作る・・・だったから、忙しくて作れない・・・らしいのね。

そこで、監督の時と同じなので、こんな話をしたのね。
通常、仕事を持っている場合、日曜が4回となる。その内の1回は習い事として、何とか

定期的にモザイクは入っている・・・・じゃ後3回しかない・・・。
果たして定期的に下地を作るって日を設けなくて、出来るのだろうか?・・・・

その事例として、自宅って言うのは・・・・って話をしたのね。
昔、タイル屋をやっていた時に、自宅をやろうとした時って、一応親方を張っていたので

明日と明後日で・・・と予定を組んでやったのね。しかも親父もみ-ちゃんも一緒に。
年末とか、盆休みに絡めたりしてね・・・。

これが使われている身であると、休みは決まっているから、疲れているから・・・とか、
忙しいから・・・って言っていると、まず無理だろうと思われる・・・。

例えば、モザイクの日は、帰ってから下地作り・・・なんて強制にしないと、何日か
仕事を休んでやる・・・そんな事でも無い限り無理なのね・・・きっと。

しかも、そうなると、一番早くて正月休み・・・そんな感じだと思われる・・・のね。
すると、ですよね・・・って話になる。

そんな中、パ-ツ切りの宿題は楽なんだけれど、モチ-フみたいに考えて来る宿題って
難しい・・・って話をするので、仕事として使うモザイクが目標なのだから、

提案する・・・とか、対応する・・・って場合でも、オリジナルなのだから、誰も教えてはくれないですよっ・・・・と言うと、そうですよね・・・・となる。

さて、それはそうと、そんな話をしつつ、ハナミズキを終了させたのね・・・・
流石に考えるのは難しいけれど、作るのはいくらか、上手くなって手ごたえがあるって、

言うだけの事はあるのね・・・話ながら・・・が出来るようになって来たのね。
しかも質も良い。そんな中、アジサイを始めるに当たって、どう言うパ-ツで作れば、

そう見えるか?って質問するので、どう見えますか?と質問返しをすると・・・・
えっとポツポツとか、テンテンとか・・・って表現をするのね・・・これが後に影響する

それってクラッシュでも良いんですか?・・・と言うので、ぽいですよ・・・と言った。
クラッシュっぽい・・・そう言う意味でね。

すると、しばらく切って・・・見えない・・・って言うのね。そりゃ単なるクラッシュじゃ見えないのね・・・・この大きさでアジサイを作るのに、単なるクラッシュで作ったら

パ-ツが大き過ぎて、見えなくて当然・・・・それでさっきの自分の言った言葉の意味に
なる。さっき、自分でポツポツとか、テンテンに見える・・・って言いましたよね?

ポツポツって言う言葉は、ポツポツ雨が降って来た・・・とかに使うでしょ?
じゃポツポツってどの位の大きさ?

テンテンって言う言葉は、同じ様に表現すると・・・さっきは現実の雨で、これは描く。
同じ雨でも鉛筆なんかで、描き込むって言うよりも、一瞬だけ紙に触った・・・・

そんな感じの表現になる。つまり両者共に、クラッシュなんてザックリな大きさでは無く
ある程度、小さめで、形として○じゃなくても良いよ・・・こんな表現に合う形の事。

つまり判り易く表現するなら、小さめのクラッシュね・・・って感じなのかな?
ただこんな言い方したら、切る事は得意になったのだから、自分で考えないと・・・。

さっきの、考えるのが苦手・・・・を克服出来ない。ヒントはあげても、説明は自分で
考えた後でしか、教える事は出来ない・・・・それでは答えを教えているようなもので、

何しろ、切る事、張る事の次は考える・・・そんな事になる。
それが証拠に、理解しちゃった後は、こうして結果は出せるのね。

そんなこんなで終わる頃に、次のお客さんがいらして・・・・入れ替わるように終了。
しかし、その前にこんな話をしたのね・・・・さっきの塀の話ですが・・・・

もしかすると・・・・この表札が先に出来て・・・それが付けたいから塀を作ろう・・・
って気にさせるかも知れませんね・・・・と言うと、そうかも・・・って。

いずれにせよ、今の所の説明はしたし、後は本人次第なのね。
何しろ、お友達に褒められた凝った表札は、今日も更に凝っているのだから・・・。

さてそれでは、2人目のリピ-タ-さん教室。


まずは目地から。今日は緑の目地にして見たのね・・・完全に乾いているから、自分で
目地をする・・・・ただこの位の小物の目地では、一瞬で塗り終わるから、

あっという間に・・・・って感じで、練習にならず・・・工程を見たって感じなのかな?
まっ、それでも自分でやれない体験と違って、自分でやった・・・これが大事なのね。

そんなこんなの完成ぃぃ。楽しい作品で可愛い仕上がりなのね。どうやらプレゼントに
するらしいのね。その流れなのか、次の作品もプレゼントらしいのね・・・・

って言う訳で、新作は表札となる。一応、2回目だし、外に出す表札と考えると・・・・
じゃ、今回は固いタイルで・・・・と、エミリアの4分の1で文字を作る事になる。

じゃ、切りましょうか・・・・と始めると、これが意外とへこたれないで、付いて来る。
そんな訳で、切り終ったので・・・張って下さい・・・となるのだけれど、

こんな説明をしたのね・・・今、ずっと切り続けたので、上手くなった。
例えば、50個切ったとする・・・・じゃ50ポイントとする。

じゃこれから張るのだけれど・・・何ポイント?って聞くと・・・0って言うのね。
そう、0なんですよっ・・・。しかも、さっきの切るって行為は、上手く切れたら、

ほっぽり投げて置いても構わない・・・今回の張る・・・は、仕上げ。
内容が全く違う・・・そこを意識して、美です・・・・とね。

それがこれ。


そこで、ちょっと直して見たのね・・・・バランスを見て・・・動かすと・・・・


すると、良くなった・・・・と言うのね。これが大きな違いなのね。
折角、上手く切れても、きちんと並べる・・・きちんと張る・・・だけじゃなくて、

意識は文字である・・・タイルを張るんじゃなくて、タイルで文字を作っている。ここ。
その意識だけで、こうなるはず・・・・確かに慣れもあるけれど、意識する事が大事。

その後に、枠を張り、花を作り・・・きちんと意識して張ると・・・・


こうなる。いかに意識が大事か?・・・と言う事になる。
2回目からこんな指導はどうなのかな・・・?と思ったが、今後も続けたい・・・・って

話だったので、技術論を見せよう・・・って気になったので、若干厳しくやって見た。
けれど、楽しくて・・・・次の作品も考えている・・・・って。

なら、それも良し・・・・なのかな・・・・。
その後は、作品作り・・・ただ、いつものようにちょっとしか進まず・・・・

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