katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

定期的になっているレンタルル-ム出張教室

2013-10-27 23:52:16 | モザイク教室
今日は午後から出張教室。そんな訳で仕度をして・・・ちょこっとだけ養魚場。
ちょこっとだけでも、気持ちが切り替えられるのね・・・・

ただ本気となるなら、やっぱ来週。来週はね、養魚場が今年最後のイベント的販売で、
かなりの品種がかなりの量で見られる珍しい日なのね。

金魚好きにはたまらないイベントなのね・・・それが2箇所あるのね。
だから様子見・・・何が変わったのか?見たいのね・・・新しく入ったのは何か?がね。

さてさて、枕はこの辺にして、金魚をフリにして・・・今日は4人。
まずは親子でご参加の小学生の娘さん。今日終わらなくても良い・・・と言う事で、

シュブンキンって品種の金魚の下地を頼まれて・・・・そうね、知らない人に説明すると
赤と黒と浅葱〔青っぽい〕と白・・・こんな色で構成されている金魚なのね。

まずは黒で目を切って貰ってね、その後、クラッシュで顔、そして様子を見て、おはぎや
タワラのような形に見えるようなパ-ツでウロコに見える様に切る・・・この繰り返し。

良く出来ているでしょ?何しろお母さんは夢中でやってて、何気に娘さんのを見て、
手伝って貰ったの?って言ったくらいだから・・・・中々のグレ-ド。

そんなお母さんは・・・


結構な大きさなのね。ただ下地の大きさしか決まっていなかったから、何をするか知らず
そんなこんなで・・・ひとまずこんな感じかな?って持って行ったコロを選択。

以外とただ張るだけ・・・これも難しいといえば難しいのね・・・・
何しろモザイクをやった事が無い人でも、目地の幅が違ったり、曲がったりすれば、

素人でも変なのを見つけてしまう・・・だから常にきちんと・・・を意識する。
何しろ丁寧に、几帳面くらいが丁度良い・・・そんな感じ。

ただこれが意外とすんなり張り終わったのね・・・お見事なのね。
そんなこんなでいよいよペキペキで文字を切る・・・・四角の繰り返しでね。

これを聞いた常連の2人は・・・・心の中で、えっ?ぺきぺきで文字・・・・難しくない?
と思ったはずなのね。ただ、それは比べられるだけの経験値がある証拠なのね。

事実、こうして4時間掛かったとは言え、こうして出来ているのね。
となると、その2人の結果が気になるでしょ?



このリ-スは体験用の14cmでは無く、30cmと大きい。そんな中、イメ-ジとして、
こうして下絵を用意していてくれて、始まるのだけれど、本人いわく、リボンの段階で

何だか違和感があるらしいのね・・・さてそれは何なのか?
簡単な理由なのね。それは下絵は色鉛筆で描いてある・・・ここなのね。

つまり色鉛筆で薄い色合いで、しかもピンクの紙・・・こんな状況を気に入ったとして
描いてある。これが鉛筆のみで色無しなら、比べられなかっただろうが、

イメ-ジと言うよりも、これを作る・・・図面のように思ったんだろうね・・・脳が。
その為に、タイルの赤が色鉛筆の色合いでなく、このスペ-ス分を大きく占めた・・・

それによって、思わぬ展開に思えたんだろうね・・・しかも赤なんて色は、タイルでは
選べるのはほぼ1色・・・つまり赤と思った瞬間、誰でもこうなる。考えずにね。

そこでその説明をして、じゃこのままこれ以上使わないって言うと、どうなる?って
質問をしながら・・・要するにこの大きな派手に見えてしまったリボンは、このまま

他に使わないと、孤立し余計目立ってしまう。そこで孤立させないように、丸い形の
下絵の部分をもっと小さくして、作るとどうかな?・・・と見せると、そう見えたらしい

すると、今度は問題が解決すると、何だか後はクラッシュで・・・って言うと、簡単に
終わってしまうわね・・・と言うのね・・・ん・・・そうなのぉ?・・・じゃあね・・・

と、ヒイラギの葉っぱを切ってあげたのね・・・1枚。すると、すぐにやって見たんだけど・・・失敗をする事になる・・・続け様に何枚かね・・・すると出来ないぃぃとなる。

ここなのね。クラッシュは簡単過ぎる・・・と言い、ヒイラギは難しい・・・と言う。
じゃ、その間くらいのパ-ツで素敵な模様って何?・・・でしょ?そろそろ気が付かないと

・・・・。では、この結論を取って置いて、もう1人。


逆にこの方は、薄味が好きなんだろうね。だから2人全く違う仕上がりになる。
すると、さっきの方が、それを見て可愛いぃぃと言うのね。

では掘り下げます。その表現に体裁が無く本心であったのなら・・・自分の作品に
足りないものは、その方が持っている薄味の可愛さだとするのなら・・・?

彼女の使って行く色を少し取り入れると良いんじゃないかな?逆に薄味で可愛いって、
思われているのだから、ほんの少し逆に取り入れられると、薄いままでは無く、

ちょっぴりインパクトなんて事にならないかな?・・・・更に言えば、2人は経験値がある
そうなると、ただ下絵のスペ-スを切って入れる・・・では無く、リボンを作る・・・

とか、葉っぱを作る・・・と意識する事。リボンは布。固くないから、ふんわり。
ふんわりって?角張って無いんじゃない?こうして意識すれば、質が上がるけれど、

時間は掛かり面倒になる・・・そんな中、モザイクよりも経験値のある彫刻の話で、
いつもは先生の通りに作るんだけれど、今回は小物なんだけれど、自由に作って見て・・

って言われて、何を作ろうかな?・・・って考えていたら、浮かばなくて嫌になった・・
って話らしいのね。あっ、それじゃモザイクも嫌になるかも・・・・って言うと、

キョトンとしているから、だってオリジナルが嫌なんでしょ?・・・って意味ですよね?
と質問すると・・・あっ。って気が付いてくれたのね。

そうなのね、何でもそうなんだけれど、先生は最初は真似をさせる・・・こんな事から
始めたりする。それがいつしか道具を巧みに使えるようになると、その腕で自由に

作って見て・・・に変わる。本来、ここからが楽しくなる所なんだけれど・・・・。
俺は逆で、最初から好きに・・・・でスタ-トしているから、続けて下さると、

段々と是正が多くなる。こんな事になるから、比較しやすいだろうね・・・。
まっ、結論から言えば、こんなに早くこんな指導をしないとならなくなるとは・・・・

思って無かったのね。もう少し楽しく・・だけでも良かったのかな・・・って。
でも、2人はもう時間が掛かっても質の良い作品にこだわってしまう・・・・

それじゃ、技術論を教えないとならないし、そうなると、楽しいだけじゃなくて、
失敗して、それを克服しないとならなくなる・・・・そんな説明もしたのね。

いずれにせよ、こだわりを持って、続ける・・・を選ぶと、上手くなるし質の良い作品に
なる。けれど、たどり着かない・・・・そんな事にもなる。

いつか終わる・・・確かにそうだが、時間を気にしない事を覚悟が出来た人は、
いつか終わると先延ばしにしやすくなってしまった事にも繋がって来る・・・・

だから、覚悟が出来た人は、時々こうして季節モノや時間が決まったモノをやると、
気分転換やそんな事になっていた自分に気が付いたりもするのね。

何もブレ無しなら、小物作りは楽しくて、結果も早い。だから気分転換。
けれど、小物に対しても大作のように時間を掛けてしまうと、結局ギリギリまで粘って

作る事になる・・・何故?こだわりが強いから・・・そんな人はね。しかも上手くなったから。だから、いつも全力でやってしまう・・・・ただね、大事なのは何か?なのね。

この2人くらいになったら、小物はチャレンジ。やった事の無い事のね・・・
例えば、さっきのリボンの話。これはリボン・・・だから布、布は柔らかい・・・

柔らかい?って・・・シルク?綿?・・・って掘り下げて、だからこんな感じ・・・って。
ただね、それは構想の時、つまり下絵の時にこだわる事で、いざ・・・って、

切る時に考えるのでは無いのね。切る時には思い出す・・そんな感覚。
これが取り組む姿勢で、いつものならこんな色は使わないんだけれど・・・とか、

小物だから失敗しても・・・って感じで、遊びに行く・・・って言うのが、チャレンジって意味にも繋がるのね。ただ何と無く気まぐれで失敗じゃなくて、試す、実験なのね。

どうなるのかな?ってね。要するに小物はいかに失敗しても立て直して、まあまあに見える作品に出来るか?の練習。しかも、欲しいって言われたら、軽くあげられるような時間

しか掛けないようなイメ-ジでね・・・・。勿論、イメ-ジだからね。
だからアイデアがすべて。それをまとめる為に、どんなリ-スにする?が大事になる。

可愛いとか、お洒落とか、そこをきちんと決められれば、それに見える様にするには?
って考える事。その練習だと思うと、小物も中々難しい課題になる。

それをスイスイ作れちゃうのが体験教室。ほら段々と紐解けるでしょ?
経験者が進まなくなったのは、上手くなった証拠なのね。ただ自分と向き合い疲れすると

続かなくなる・・・・それを誤解すると、俺と向き合っているって勘違いする・・・・
俺では無いのね・・・俺に見えても・・・・実は以前聞いていた事を繰り返しただけ。

何と無くでスタ-トすると、何と無く連れて行くし、こだわり過ぎれば止めたりもするが
、いずれにせよ、自分自身と向き合わせる・・・その繰り返しなんだけれどね・・・。

ただね、ここにもうこんな事が必要になるとはね・・・正直驚いたのね。
そんなこんなで終わった後に、自宅の外壁に・・・なんて話が出ている方がいて、

下見に行く事になったのね。これについてはもう少し進んでからに・・・。




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さくら親子とみどり教室

2013-10-27 06:49:10 | モザイク教室
雨も結構降っていて、少し遅れる・・って話で、それまでの間に昨日の下地のペンキ塗りをして待つ。



何しろ最低2回は塗るので、1回塗った後に、もう一度ペ-パ-掛けをして塗り直す。
それが地味ぃぃに時間が掛かるのね・・・・

そんなこんなのスタ-ト。まずさくらのせがれは結果としてはアップアップでの張り終わり・・・でもね、良く頑張っているのね・・・・何しろ今は持久力。

いかに向き合う時間を長くするか?・・・・それとチャカチャカって出来るものじゃないから、しっかり考えて来ないと、適当に決めた自分と向き合う事になる・・・・

その辛さは半端じゃない。大人だって相当きつい。しかもこんな事にもなる・・・・


こんなの貰ってみ・・・。上手に出来たって言われているのに、チャカチャカって、
出来るかな?・・・・でしょ?それが、真面目で真摯に向き合おうとしたら?

要するにアイデアが浮かばず、何と無く思いついたもので、その場をしのごうとしたのに
きちんと向き合ってしまっては、辛さだけが残るだけ・・・。

つまりきちんと考え、きちんと構想を立てて、きちんとその腕で向き合えば、きちんと
進めるが、思い付きで始めたのなら、思い付き程度で終わらせられれば良いのだが、

上手くなってしまった自分を知ろうとせず、こんな事になると、適当に考えたものを、
しっかり作る自分がいる・・・って矛盾と向き合わなければならなくなる。

これが体験みたいに初めての時は、何と無く始めて、何と無く向き合うから、何と無く
逃げ切れる・・・・って寸法になる。

つまり彼のような場合、いかに考えてくるか・・・になる。しかも、出来れば下絵を
何と無くでも頑張って描いてくれば、俺がアシストしても良いが、ノ-プランでは、

いつまでもそのままだと、自分で考える・・・って一番大事な事をしない事になる。
人の提案で、あれ嫌だ、これ嫌だは簡単だが、これを作りたい・・・って、

こうしたい・・・って、そろそろ自分で絵を描く練習をする。下手でも良いから描く、
何しろ描いたって実績が必要・・・

そもそもが下地を形に彫ってある下地では、こうして賞を貰える位になった。
ではもう進級。そうなると、今の作品のように、あるスペ-スの中で何を作るか?が、

課題となる。枠が無いから線からはみ出てしまうと絵にならない・・・今までなら、
枠が邪魔となり、それ以上は行かないって制限があるから、気にせずにタイルを切るだけ

・・・・何しろ線に合わせるなんて考えずに、切る事に専念出来た。けれど、今回は
きちんと描いた下絵の線に合わせて切らないとならない・・・・それが難しいのね。

よくその難しさの中で、座っていられたのね・・・・長時間。良く張り終わったのね。
まずまずなのね。

さてそれでは、その母さくらは?


何とも凝った事をやっている・・・また始まっちゃったぁぁって感じなのね。
まっ、こっちも好きにやっとくれ・・・って話。

やってりゃ、その内に終わるだろうから・・・ただね、このシュ-ルさは、モザイクを
やった事のある人にしか判らないだろうなぁ・・・・?何してんの?って感じだろうから。

こっちも良く頑張っている・・・・のね。

それでもう1人のみどりも・・・拡大コピ-屋さんが休みだったので、バックに入れずに
羽根の模様の繰り返しだから、ここは口出しする場所で無く、淡々と進むの巻き。


本当はダブル親子教室だったんだけれど、みどりの娘のカルビがクラブ活動で来られなく
なってしまって、3人になった・・・って話。

まっ、それはそうと三者三様でみんなそれぞれがきちんと今の自分と向き合っていて、
それぞれの課題を取り組んでいる・・・中々しんどいだろうが、上手くなるとは?・・・

こんな事の繰り返しだと思って頂くとよろしいかな・・・・と思うのね。


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