katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

オ-ドリ-教室

2013-12-08 07:09:54 | モザイク教室
朝、昨日の製材所で見て落として来た木がどうしても気になって・・・・連絡するにも、
電話番号も判らず、新木場まで行くが、お休みで引き返す・・・

でも逆にそれなら土日は休みだろうから、月曜日に行けば何とかなるのかな・・・?
そんなこんなで引き返す頃に、オ-ドリ-から電話が入り、今日良いですか?って話で、

午後からお教室となる。じゃその前に・・・と、恐らくこれだろう・・・と思われる、
次にやらなきゃならない事の為の下地を彫る事にした。

正直、それが正しいか?と聞かれると、判らない・・・が答えとなる。がしかし、
正論とまでは行かないが、大義名分として掲げるには、意外ともっともらしい。

それが、レンタルボックス。ここに合う作品が無く、結果らしい結果を得られないままになっている・・・・正直、そんな事からも逃げていたようにもなっていた。

何しろ大きさ的にも、段々と小さくはなって来ていた。がしかし、あの当時、こんな銘木なんて事は一切考える事無く、すべてが建築材や当たり前のマルだの楕円だので何か?

と、やる事が多く、しかも小物は可愛いものと決め付けたようになり、更に腕を見せるべき作品に届かないものになってしまっていた・・・・。結果以前の問題である。

つまりレンタルボックスに大きさも質も合わない作品となっていたのを判っていながら、
どうする事も出来なかった・・・・その是正のきっかけが見つかった。

これかな・・・?これなら俺らしくて、レンタルボックスにも合う作品かな・・・って、
そんなやり方を見つけた・・・その完成画像は目地をした明日・・・。

もし、合っていたのなら、思い込みとはこんなもので、すべて決め付けたのは自分で、
向き合わず逃げていたのも自分となる。がしかし、もしこれで変わる事があるのなら?

まず1つ何かを変えた事になる。苦手克服である。小物も得意である。断言出来る。
それを狙いに行く事にした。

それは昨日のサザンの話の続きである。正直、万人に受けると思われる、いとしのエリ-
的な作品とは?・・・と考えると、お花をモチ-フと考えるのが正論だと思われるのね。

そう言う前提であれば、金魚と言うのはペットの中でも上位とは言えないものである。
むしろ犬、猫、鳥・・・と言うものの方が正論であろう・・・。

つまり俺はかなり不利なモチ-フを作っていた事になる。ただ以前、鴨川で犬も販売した事もあった・・・がしかし、その時はかなりリアルにも作ったが、顔だけで更に銘木も

無く、完成度としては今の俺の作ろうとしているスタイルとでは、比較にならない。
勿論モザイクの質は問題が無いのだけれど、もうひと味足らなく見えるのでは無いか?と

思うのね。ただここまでは単なる仮定だったりする。だとしたら・・・?だから。
でも、確実にこんなの出来ました・・・って、レンタルボックスに持って行った時に、

もし、katsuらしい作品と思われたのなら、それこそが作り手の納得、そして売り手の自信に繋がるのでは無いか?俺は今まで店主にもどかしい思いをさせ続けた・・・

けれど、俺とて何も考えていない訳では無かった・・・見つからなかった・・・・
期待に応えられなかった・・・裏切り続けていたのは判っていた・・・

でも、それでも期待をしてくれている・・・・だから、ここを踏み台として1歩目に、
使わせて貰うつもりで行く事にした・・・折角の小物の自信作なのだから。

ここでの成功で弾みを付けて、もう一度立て直して、デザインフェスタのような人の集まるような場所で結果を出す・・・つまり本気で売りに行く。

勿論、金魚の時だって本気で行った・・・けれど、金魚好きに売ろうとして金魚を作ったものの、爬虫類好きに見せてもグラッとこさせられなかった・・・。

だったら、色んなものを作ってモザイクを知らない人に、花も爬虫類も金魚も・・・
何でも見せれば良い・・・何でも作れるってね。

まっ、いわゆる団体アイドルみたいなもん・・・これだけいればお好きな人いません?
ただ当然1点モノを作りたいのだが、まずは小物で知って貰う・・・ほんの少し腕を・・

イントロだけでも・・・ほんのさわり、そんな小物のメドが立った・・・。そんな話。

さてオ-ドリ-は?と言うと、ここ2回ようやく立て直した感じはある。
本人が一番その意味が判っているだろうから、これ以上触れるつもりは無いが、

作るのは自分自身であり、逃げても、思い込んでも、すべて自分。
もうこんなの良いや・・・って思えれば、それはそれで簡単だが、むしろそこにこだわる

性格の場合、結果が出るまで後を引く・・・・つまり何故そうなったのか?になる。
簡単な話で、きちんと重みを感じて、背負っているから・・・それがプレッシャ-。

ただ、それを感じたのは上手くなった証拠。未熟な者は、そんなものは掛からない。
責任、不安、結果、精度、緊張・・・・色々とあるが、己の事を己目線でしか見られない

それでは、行き詰まるだろう・・・がしかし、向き合う相手を持っている・・・・
それはお互いを傷付ける事もあるが、お互い向上して行く事に繋がる事もある。

親子だの、師弟だの・・・関係性は大して変わらない。しかしながら、腕を御旗に掲げた場合、親子の関係ではまかり通らない事になる・・・

甘くなるから。そう言う点で、奴との関係は師弟である事なのだから、厳しい事を言いたくもなるが、年齢差もあるし、もっと言えば、とても賢い子である事からも、

じっくり待つ事にしている・・・・俺も良い勉強になる。有難い存在である。 
言わなきゃならない事もあるが、待たなきゃならない事もある。

きちんとこうして向き合っている、それが事実なら、結果は自ずと付いて来るはず。

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