katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

お教室下地とらんちゅうの依頼者川田洋之助氏とかぐやの娘・・・

2014-09-06 22:17:40 | お知らせ
まずは朝から100円ショップ巡りから・・・。まっ近隣の目ぼしい所は全部回って、そこそこ良い感じには揃った・・・。
その1つがこれなんだけれど、右側が購入時、そして左側が彫り直ししたもの。

微妙な事なんだけれど、比べるとお洒落感が違うような気はしないだろうか?もしそうだとしたら、やるだけの価値はある。
ここら辺が考え所なんだけれど、それは昔々に戻って考えると・・・・何かが見えて来る。

要するに俺はずっとお教室と作品作りしかやっていないのだから、何をどう進化させて行くか?ってな話。ではどうなるのか?って言うと、ちゃんと振り返って・・・とやって行くと、まず最初何をしていたか?そうね、流しの教室は鴨川グランドホテルなんてのがあったね・・・。

ではそこでは何をしたか?コースターなんてやったね。なべしきとか・・・。ほら、まず1つ目が判る。つまり丸くて大きさが段々と大きくなった。
しかも、縁取りに1cmタイルを張っただけ。確かにコースターは手作りだったけれど、なべしきは買っただけ。

これなら質は並べ方のみって感じで、目地幅が均等なんてそうそう比べないと判らないから、要するに何色と何色の組み合わせだったか?ってだけに思われてしまう。そんな後は、木を彫るなんて下地になるのだけれど、予算が無かったから、薄ベニアなんかを使ったけれど、今から見たらちゃちい。

その当時はそれでも最善を尽くしたのだけれど、それが今度は建築材のSPF材なんてもんにするが、何しろ建築材だから厚い。今度は野暮ったくなった。
それが最近、ホウの木だったり、カツラだったり、更に軽さを重視してキリだの、ファルカタ材など、金額が張って良いのなら、アガチスなんてもんも

使ったりして・・・・。こうして下地材料は進化して行った訳で、当然昔よりも垢抜けて行ってはいる。しかし中身のタイルはぺきぺきのまま。
ここが大事なのは、中身はずっとぺきぺきのままである事。要するに中身はほぼ初めてのお客さんが作るのだから、見栄えの良さをより良くするには、

スタイリングの良さだったりする。そうね、画家の額みたいなもんで、そのままでも良い物は良いはずなんだけれど、より良くするのに額がいるなら、
絵が上手くても額がいるのなら、当然体験にもそれ相応の額に匹敵する何かが必要となる。

何故そこまでこだわるか?となると、先日も言った様にぺきぺきは上絵って方向に動いていて、施釉はどんどんと無くなっていて、条件は非常に悪くなっている。確かに色は鮮やかで可愛いとは思うが、値段が倍なのだから、消して可愛い値段では無い。

ただ確かに現状はそうだけれど、このタイルはいつか必ず陽の目を見る日が来る。モザイクをしようとしたら、きっかけって言うには、値段も難易度もお手頃感があるから。しかも、未就学児でもお母さんが手を添えれば、簡単に切る事が出来る優れもの。

そんな素材だから、何とか微力ながら残したい訳で。見栄えと言うのなら、ガラスタイルや1cmタイル、大理石に、ズマルト・・・と色々あるが、どれもこれも、難易度も高ければ、値段も張る。そんな理由からも、何とかぺきぺきの良さをアピールしたいのね・・・やり方1つで他に負けないってね。

さて、そうなると中身は初心者で色数の少なくなったぺきぺき・・・ほら、段々と状況が判って来ると、そんな中でコースターやなべしきは無いよね。それなら以前の方が色数は多かったのだから、同じ事やっても不利なだけ。勿論、以前を知らない人は全く関係の無い事だけれどね。

実は、本当に難しいのは、まずは良く知っている人と知らない人の折り合いってな話になる。つまり昔から知っている人は、すべて見慣れている事。
だからこそ、常に新しいものを考えないと、見飽きてしまう。逆に初心者の人は常に何を見せても新しいものであり、古い下地であったとしても、

それが古く感じるかどうか?って話で、好みかどうか?は判らないけれど、どれも見た事は無かったりする訳で・・・。それをただ見た事が無いってだけで無く素敵とか可愛いとか、何とか好ましく見えるようにしないとならず、着地としてはリピーターさんにも初心者にも新しく見えるもの・・・。

何て事を目指したりする・・・まぁ、それがいつも難しく、大きく当たりって下地が無いのだから、まだ発展途上なんだろうけれど、これが1点モノの下地となると、ここでの練習が生かされているから、まぁリピーターさん以上の人達には大好評だったりする。

つまり大量生産の小物の下地の当たりを見つけないとね・・・・。そんな事を踏まえると、タイルはぺきぺき、下地は木と決まっていて、買って来ただけでは、俺のお教室のアピールにはならず、何らかの手を加えるべきで・・・、良くも悪くもね。

ただここも問題で、やってもやっても結果が出ないと、これでもか、これでもかとやり過ぎになって行くものなのね・・・諦め悪いからって言うのか?常に追求なのか?はそれぞれの意見もあるだろうけれどね。

そこで今回はなるべく抑えて、シンプルに・・・けれど、何の加工もしないでは無く・・・そんなこんなで、昔と比較すると、昆虫も動物も色んな下地を作った・・・そこで今回は色んな形に下地を作ろうかな?とも思っている・・・・ただどの程度やれるかは判らないけれど・・・。


そんな中、箱は3種類あるんだけれど、このリースも色々と考えているのね・・・・。

実はねフレスポには箱の3種類とこのクリスマスリースの一番下の下地を500円で出来ないか?と考え中。真ん中は学校用、そして一番上が、世田谷KEY俱楽部のサンプルと、値段によって変えて見たのね・・・。

それで幅を持たせて、箱を1000円程度に出来たら・・・と、かなりイベント色濃くして見ようと持っているんだけれど・・・さてさて。
そんな中、オープンにして良いと言うお話を頂いたので、らんちゅうの件を掘り下げるとして・・・実は依頼者は川田洋之助氏。

ほぼ金魚を飼っていて、飼育本なんて手にしていたとしたら・・・かなりの確立で川田氏が監修って言っても過言じゃないのね。大会の審査委員だったりもして・・・。そんな方が今執筆中のらんちゅうの本に載せて頂けるらしく、更に来春の金魚の雑誌にも載せて頂ける事になったのね。

誠に有難い話で。ここもさっきの話とほぼ一緒で、以前、ある金魚雑誌に載せて頂いたが、一体それはいつ、何だったか?なのね・・・。
その作品は営業の為に養魚場や金魚屋さんにプレゼントしたぺきぺきの作品・・・・。では、来春の本には何が載るのだろうか?となると、

恐らくみんなで作った作品なんかになる可能性は大きい。ほら、完全にステップアップした事になる。更にそれがどんな規模の本に載るのか?となる。
きっと以前よりも相当上手くなったように見えるだろうね・・・・。しかももし、びれっじさんの玄関なんてもんも載ったりしたら?

この世に金魚の玄関を持っている人なんかいるのかな・・・?あはははは、たまらん人もいるだろうね・・・きっと。マニアってのはこだわり強いからね・・・・実に俺には有難い話なのね。良く見比べて貰いたいものなのね・・・・穴の開くほどにね・・・。くっっっっ。

人に知られないと埋もれちゃうのね・・・・やっと、金魚は落とし所まで辿り着いた感じなのね。次は新木場の銘木地帯を落としたいのね・・・。
あそこはいずれ俺の庭にしたいのね・・・・何しろ俺のモザイクには欠かせないからね・・・銘木は・・・日本の宝だもんね。木の文化は。

そう言う点でも、新木場の銘木地帯を歩いていて、あっkatsuって言われる位にはならないと・・・・。まっ、コツコツやって行くかね・・・。
金魚の時みたいに・・・・。

さて、そんな中、今日のヒットな話題は、かぐやの娘から連絡があって・・・・katsuさん今、良い?って言うもんだから、梨のお礼かな?と思うと、
私さぁ・・・あの白ふくろう完成させたんだ・・・・って。

それは、小2の頃に電車に一人で乗ってアトリエに来て作っていた白いふくろうの事・・・・けれど、何だか途中で来なくなって・・・そのままになっていたのね・・・。当然、かぐやもそれには心を痛めていて・・・けれど強制してやっても仕方の無い事。

勿論、かぐやの娘とて、お母さんが上手くなればなるほど、モザイクって言葉が出れば、忘れるはずも無く・・・・ただね、俺はきっとこんなな時に作る事になるんだろうなぁ・・・・って思っていたのね。

そうね、かぐやが死んだり、かぐやの娘が結婚したり、俺が完全に売れたり、いずれにせよ大きな節目になったら、必ず一緒に作る事がある・・・・そんな気がしていたのね・・・だから、えっ?早いなっ・・・って感じだったんだけれど・・・・。

だから、そう言うと、katsuさん売れたら時間取れなくなるじゃん・・・私と話せる時間が無くなる・・・けど、美術の学校なんて行っている以上、
俺の事を先人と思ってくれているのだろうね・・・・教えて貰いたい事がいっぱいあるんだ・・・・って言うのね。

けど、何かふくろうのモザイク完成しないと、何かモヤモヤするし・・・って。何を男気みたいな事をやってんだかっ・・・あはははは。
俺は、完成しようとしまいと、そんな事はどうでも良いのね。それよりも大事なのは、モヤモヤしていた事。

気にするって言うのは、俺の大事にしている気って字が入っている。気持ちだ、元気だ、病気だ、陽気、気掛かり、気配り、・・・なんでも良いが、すべてお金じゃなくて、誰にでも出来そうで、そう簡単で無く、きちんと意識して、大事にしないとねどんどん流れて行く・・・そんなもん。

奴は俺と一緒に作っていた小2の頃の時間を覚えていてくれた事。そしてきちんと思い出にしてくれた事。だから、こんな話をしたのね・・・。
あのさぁ、ほら弟も一緒に作ったろっ?ほら、蛇。それで完成したから、ユザワヤ展に出したら賞貰ったじゃん。

奴はきちんと作って、きちんと結果出して、きちんと思い出じゃん。お前はさっ、終わらないまま、みんなでずっと心残りって気分になってたんだろ、きっと。それがまさかの大学生になってから完成なんだよっ・・・だから、終わらないかと思ったよっ・・・ってずっと言える思い出になった。

良い事の思い出は即効性があるじゃん。負けちゃったり、落ちちゃったり、辞めちゃったり、ってような事は、苦い思い出になったりする。
けれどね、諦めなかったから、終わらせたから、こうしてここに残してね、俺は良い思い出になった・・・って書ける。

全く厄介な子だわっ・・・そんな引っ張らなくても、きちんと一生付き合って行くし、きっかけはかぐやかも知れないけれど、娘は娘。
別もん。ただね、売れる前に、奴は俺を芸術家扱いしてくれたって事。先人扱いして・・・。嬉しいやら恥ずかしいやら・・・・。

だから、本当に売れるまで取って置いて・・・と言っといた。人様が本気でそう認めるまで・・・そうじゃないと、お前もばかちん扱いになるから。
けれど、売れてから・・・変わったって言われないように、売れる前からこうだった・・・って残して置こう・・・後はそれまで封印。

いずれにせよ、またあの子が好きになった・・・・。だもの、頑張らないと・・・・だから、有難うなの・・・頑張る力ってのは、そんな事が増えて行く事なのだから・・・・。いつかね、恩返ししないとね・・・・気持ちを借りたんだから・・・。ね

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