katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

新モンゴル日馬富士学園の額の追加のデザイン

2020-02-25 07:33:59 | モザイク作家
今日は1日ずっと新モンゴル日馬富士学園の額の追加のデザイン。先日の話で、3回目の完成度に気持ちがやられていて、このままでは納得行かず、モンゴル色が薄く感じ、モンゴル色で王道の3回目との比較をすると、迫力はあるし、インパクトもあるから、中々の期待は出来るんだけれど、何しろ飛び道具的なデザインは、

見る人に寄っては邪道だったり、おふざけにも見えたりもする。例えば、クラシック、スーツ、ディナー、デパート・・・こんなワードと、対極にJポップ、Gパン、モーニング、スーパー・・・と言うと、格式や伝統、もっと言い方を変えると、重いとか、ちゃんととか、って言うものと、軽装とかラフ、お手軽、何でも良いよ的にラクになる感じ。

勿論、一言での表現なんで、一概には言えないが、例外を探せば何でもある。コナカや青木のスーツとビンテージのGパンを比べれば逆転もするだろうが、一般的に多い方として考えているだけで、仮にそうだとすると、いままでやったモンゴルの例は、大学、美術館、そして今回。どれもこれもきちんと側にあると思うのね。

つまり今までを引き継いでモンゴル一色にすれば、成功の確率を上げるんでは無いか?が普通だと思うのね。しかし今回のように日馬富士なんてワードがあって、しかも日本だ相撲だと今までに無かったものが使えるとなると、それを使う方を選んだ。所が真面目にモチーフとして選んだとしても相撲なんて究極のコスプレ。

これがユニフォームなんてあれば、お洒落なんて事も有り得る。それが証拠に卓球やバレーは明らかに派手になった。これがアメフトや野球、みたいに道具があると、人を描かなくても、それだと判ったりもする。それが相撲では裸の男が2人・・・勿論描き方だろうけれども、結構格式みたいなものを生では出せても、モザイクで

・・・となれば、かなりハードルも上がる。こうして考えると、簡単に言えばお洒落とか格式とかから大きく離れている事になる。しかもその上、日本色が強い。目指すはハーフ&ハーフ的なものなのだから、かなりモンゴル色で巻き返さないとならない。・・・・なのに残るスペースが狭い。このままではバランスが悪い。

これを踏まえて何らかの打破出来るアイデア・・・ん・・・と悩んでいたのだけれど、モンゴルの国旗には青、赤、ミカン色の3色が使われていたり、あるいは、他の部分でも家具やなんかにも割と色が使われているのね。.しかも良くある定番のようなのね。そんな事も踏まえて下地にこんなものを追加で合体させる事にした

のね・・・ん・・・そうね、例えば建築で和風なら四角い柱って定番が、洋風ならモールって硬めの発泡剤のようなデコボコした柱とかあるでしょ?あんな感じに追加で合体させれば、平屋を二階建てにした感じに立体になる訳で・・・トリッキーにはトリッキーをぶつけ、伝統格式には、伝統格式をぶつけ・・・と考えてこんな

模様を付ける事にしたのね。しかし本来は左右対称で2つで1つの模様のようなんだけれど、あえて半分にしたのね。ハーフ&ハーフなんで。日本の文化も、モンゴルの文化も共有したいから・・・それと、もう一つは異国の地からやって来て、どんなに勉強しても粗相はあると思うのね。それを完璧に作らないとならないか?

それとも大きく間違っていなければ、良くここまでお調べになった・・・と言って貰えるのか?全ては受け取る側が決める事である。でもね、あえて何かその通りじゃ無くしたいのね・・・普通違って当然じゃないか?と思うのね。だって異国なんだもの。もっともっと付き合いが深まったら、その内にもっと判れば良い気がする。

だから今はそこまで完璧じゃなくても・・・と、あえてちょっと違う位が丁度良い感じがするのね。あくまで解釈は俺って部分だけは主張したい部分なんで、ただ正式にあるモノだけを描いたら、単なる施工になっちゃうのね。そこに何でそうしたか?の意味があれば、良いんじゃないのかな?芸術って・・・。少なくとも、これを

付けると、悩んだ事は軽減した事にはなるが、当然これだけの事で1日を潰すのだから、また手間が掛かった訳で。しかもまだタイルも張っていないし、これから切り抜かないとならない・・・楽な事は1つも無いのね。でもあった方が良いはず・・・。

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