katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピータ―さん2組とバラの新作終了

2020-08-02 07:32:35 | モザイク教室

今日は午前午後に1組ずつのお教室。では午前。しばらくぶりのタイル屋さんのおかみさんから・・・もう半年以上は会っていないかな?本当に久し振りなのね。新作に入ったばかりだったんだけれど・・・ただかなり期間が開いてしまった事も、

大きな原因の1つだと思うんだけれど、新規一転って事で新たに今日から始めたのね。まぁこの後にいらっしゃるリピータ―さんにも同じ事が起こるので、その件については後でとして、モチーフは変えずにウチの犬なのね。

当然思い入れが半端無い。じゃイメージして見て。この世で一番ウチの犬が可愛いと思っている人が、仮に俺が作ったとしても本物の方が良いって感じになるでしょ?それなのに俺が教える生徒が作る・・何点?でしょ?これをなるべく似ているように

・・・って作る訳なのね。でも気持ちとしては判っても、なるべく・・・この表現はとても曖昧で都合の良い言葉なのね。料理の少々みたいなね。一体どの位なのか?になるのね。でも少なくとも俺でも満足した結果にはならない訳で・・・。

この時に自分に物凄い甘い人なら、人に厳しく自分に甘く・・・で進められるから、何の問題も無いのね。でもね、しばらく振りに来たら、少し進んでいた事を辞めてリセットにした事を考えると、より良いのが・・・って思えない?

ここなのね、難しいのは。人の気持ちとは裏腹で、なるべく・・って後に付く文字次第なのね。例えば、なるべく厳しい事無しで、出来れば良いです・・・なら、凄く甘い進行で甘く終わる。でも、なるべく本物に寄せて・・・になれば、当然、

厳しくなる。更に誰が?となると、先生が・・・では無くて、やるのは自分。つまり意識少なく厳しい事になってしまうのね。こんな事を踏まえてリセットした事を考えると、後者のなるべく・・・で進むと思われるのね。

だって甘い人ならやり直しなんてしないから。進みたいんだもの。けれど、それだって進めた事が少なかったからリセット出来たが、いずれ何処からか?リセット出来ない時が来るのね。ここまで来たから・・・みたいに。

そうなると、リセット出来ない事と向き合わなければならず、金を逃して銅と向き合う選手の気持ちになるのね。その時にもう金じゃ無いから・・・って気持ちなら立て直せずに終わりを迎えるか、途中で辞める事にも繋がってしまうのね。

それ位、ウチの犬のように、モチーフにこだわりのあるものは厳しくなる。ただ逆にこだわりが少なければ、こんなに時間が掛かるとは思わなかった・・・と辞めやすいのも事実。だからこそ、誰にでも大作って言うのは出来るのでは無いのね。

しかも、大きさが・・・では無くて、その人の今の実力での大きさであり、寸法の話では無いのね。つまりそれが終わるであろう時間と向き合う行為の長さが大作って意味なのね。そう言う点では、この方の大作って作品になるものなのね。

しかも前回の看板以上にこだわりの強いもの・・・自分が思っている以上に、自分が手厳しい取り締まりを受けそうな作品でもある。それだけに、完成すればこだわりの1品になるんだけれど・・・。そんな作品が始まったのね。

それでは午後からのリピータ―さん。

こちらはこの頃頻繁に見られる方。エピソードは大野荘。それが来るなり、EとAを切って来たんですけど・・・けどね。さてそれでは問題です。一体この文章で何が起こったか?判りますか?はぁ?そんなの何処にも出て来ないじゃん。が普通。

でもね、少しだけ読み取れる情報があるのね。それは、EとAしかやっていない・・・つまり何かしらあるのなら、そのEとAのどちらかの問題になる。となると、簡単なEょりもAの方の問題の可能性が大きい。ただAは前回やっている。なのに、

となると、何だろうか?と考えると2つあって、1つはさっきの話と同じようにリセットの話。つまり前回よりも上手く出来たから、前回のAを直したい。それか全く逆の、前回教わったように出来なかった・・・のいずれか?さてどっちかな?

って目星は付くのね。すると、前者の方だったのね。それなら話は簡単なのね。それはズバリ目が肥えたから。では説明なんだけれど、そもそも最初は必死なのね。もっと言えば、必死で進みたいなのね。それとホームとアウエィの違い。

初めて来たアトリエ、知らない先生、アウエィなのね。って事を踏まえたら、必死で時間内を進めていた、アウエィで。って文章になるのね。じゃこれを自宅に帰ってからを文章にすると、習った事をホームで、リラックスしつつ進めると、

何だかアウエィでやったAが習ったのに、変に見える・・・今のが上手いと。こうなる。けれどね、じゃ3時間で何文字やった?1文字1時間なのね。もう特訓な感じがしない?それを直させたら?1文字に2時間も3時間も掛かって良いのかな?になる

でしょ?つまり手頃な収め方にしたのね。そもそも前回、俺が確認をして終わっているのだから、そうなると俺の眼も疑われている事になる。でしょ?ただね、これが厄介な話で、良い事と悪い事は背中合わせ。それが復習なのね。

仮に1か月後に来て、久し振り・・・ってやったとする。それなら気が付かなかったはずなのね。だって、今しばらく振りに見たのだから。でもね、復習した。つまり鉄を熱いうちに打った。となると、当然結果が出る。反復するから。

そうなると、手慣れない状況、アウエィ、色んなマイナス要素のアトリエよりも、自宅でくつろぎのんびり進めたとしたら?しかも、手慣れない・・・は解消されている。更にもし、何日も見続けたら?やらなくてもね・・・。

ではこの説明。そもそも目が肥える・・・って何?これは五感の話なのね。肥えるって、眼も口も耳も・・・言うでしょ?つまり洗練されるのね。でもね、肥えるって、目が肥えても、口が肥えても、耳が肥えても、出来なくて良いのね。

評論家で・・・。だから何にもしなくて良いのね。肥えれば。これが実際に肥えたもので、自分がやるとなると、話は複雑になるのね。まっ簡単な話、お母さんの料理を食べた家族の批評。どいつもお母さんより下手な癖に、甘いだの辛いだの、

パサパサだの、ジューシーさが足りないだの、焼きの甘さなんて言ったりして・・・ほら、出来なくても口が肥えれば言えるのね。心当たりあるでしょ?プロの歌手に向かって、伸びが足りないね・・・肥えに張りが無い、聞き取りづらいとか、

はたまた、絵を見てタッチが・・・とか、バランス、色合い、キリが無い。それが肥えた人の批評。別に何にも出来なくても言えるのね。ただこれが大事で、やらないのなら評論家。やるのなら、それを踏まえてやれば良いだけなのね。

まぁ残酷な話。って事で元に戻って、つまり余裕を持って知識を使い、じっくり眺めれば、初心者の作品なんだからアラも見える。けれど伸びしろって言うのは、初心者であればあるほど、大きく成長するもので・・・。

まぁダイエットね。80キロなら20キロなんてすぐ落ちる。でもね、45キロで1キロなんて、そう簡単じゃ無い。もはやアスリート並みになる。では例えを変えて、ウチの一番上手いかぐや。奴の作品で1つの作品にあそこもあそこも変・・・って

何個もあるだろうか?恐らく無いと思うのね。じゃ逆に急に上手くなったよね・・・かぐや。こんな事があるだろうか?これも無い。もう1キロなんてそうそう無理な所に来ているからね。それが伸びしろの話。つまり復讐すれば眼も肥える。

肥えた眼で、初心者の自分を取り締まれば、あれこれ気に入らない事は多くなる。だから初心者の人は体験1回の3時間で完成すれば、腕の差が出ずに完結出来るって話なのね。つまり2度3度と掛ければ段々上手くなるのだから。

それに耐える気持ち・・・気だね。これが一番大事なのね。それに耐えられないと、結局次から次と剥がしたくなるからね。そしたらいつ終わるんだろうか?・・・適度に終わりを迎えて、次に掛ける。この繰り返し。それが継続に繋がる。

自分否定はきついからね・・・そのうちに段々と・・・今は出来た事を楽しむ。それで充分。それなのに復習・・・それは上手くなる。技術はね。でも気持ちも向上しないと、自分の眼の肥え方に技術が付いて行かない事になる。

まぁ難しい事なんだけれど、だから心技体って言うのね。そもそもだったら技で良いじゃん。何故に心よ。心って何よ?って話なのね。まぁこれも俺の解釈なんで、信じるも信じないも貴方次第・・・って事で。

どっちも目地をして完成。

 


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