katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

監督教室

2013-07-22 06:05:04 | モザイク教室
今日からは、仕込んで置いたコロの4分の1を徹底的に張る・・・・それのみ。
一体、10時から4時までの間にどの位張る事が出来るのか?

それによって、政治の出口調査と同じような事が考えられる。
そんな事も踏まえて、監督の気持ちを聞く事からスタ-ト。ねぇバック有無を問うとして

グレ-ドに関係無くでも欲しいの?・・・・すると、出来れば・・・となる。
やっぱりね・・・そうなると、やはり最低2.3回分は無くなる事になる。

って事は、今月は除いて、来月5回で完成させるように・・・・そんな作戦を立てないと
ならない事になる・・・・。いずれにせよ、今月どれだけ進むか?に掛かって来る。

その結果として、この画像がその結果なのだけれど、まだこれだけじゃね・・・・
はっきり言ってまだこれでは何とも判断は出来ない。

ただ朝の意気込みは伝わったし、いずれにせよ、どうやってそこにたどり着かせるか?は
俺の作戦と奴のやる気が揃わない事には話しにならない。

何しろ、奴も最後の夏なら、俺も最後の夏なのだから、3年間の集大成にふさわしい作品を目指して、良い想い出になるような・・・そんな夏になる事を願うのね。

そんなこんなで早目に始動していたけれど、ここでもう一度スタ-トした・・・・
バックやるんだろっ・・・・目標の確認をして。仕切り直しの1日目とする・・・。

そんなこんな後は、選挙へ行く・・・・そんな話を実家で親父と話をしたのだけれど、
特に決まった人、決まった政党は無いのだが、もし選挙行った?と質問される時が

来たら、忙しくて行けませんでした・・・で済むのなら、それはそれでも良いのかも
知れ無いが、行ったか?行かないか?では、例え白紙であっても、行ったよ・・・と

言える方が、先生なんかやっているから、少しはちゃんとしているように見えるかな?
って、耳掻き程度の、もがきみたいなもん・・・。だからほぼ全部選挙には行っている。

ただ内容を聞かれると、ペラペラな知識で決めたようなもの。だから話にならない。
まっ趣旨は違うが、選挙があると親父と話をする・・・そんな機会が増える・・・

そんな事くらいの事だとは思うが、どう考えてもお互いの残りの人生から考えると、
それはそれで良い時間なのかも知れない・・・・。

たわいも無い、わずかな時間であっても・・・・。

その後、コ-ナンへ・・・。先日、亀有カルチャ-から連絡があって、今後のご新規の
体験教室もあのまま、犬のモザイクで良いのか?の問い合わせがあった。

勿論、答えはノ-になる。1人も来ない以上、変えなければならない・・・・そこで、
何か変える為のネタ探しとなる・・・・

特に目新しいネタは無いのだけれど・・・・ひとまず時間が無いのでやるしか無い・・・


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金魚のアクアガ-デン初日とみどり親子教室

2013-07-21 05:14:01 | モザイク作家
今日から地元江戸川区での金魚のイベントが2つ開催されている。
1つは以前お世話になった行船公園の金魚祭りと篠崎駅前の金魚のアクアガ-デン。

今回はアクアガ-デンに作品が展示されていて、9月にはワ-クショップも開催される。


作品も立派なケ-スに入っていたけれど、何とも凄かったのが、ワ-クショップの為の
モザイクについての素材や道具の紹介。

こんなにきちんと展示されるとは・・・・何とも恐縮である。是非多くの方が来場して
下さると良いのだけれど・・・・

何しろ、地元とは言え、この施設に入るのは初めてで、その脇にはこんなコ-ナ-もある。


伝統工芸品の展示や販売コ-ナ-。地元の名産品として小松菜が有名なんだけれど、
ここではそれを使ったものが食べられるみたい・・・

とそんなご紹介はここまでにして、みどり親子教室。


それがこんなアイデアを持って来た。不死鳥としての輪郭は段々終わって来た。
そこで中身のデザインとして銀杏。ここは神社仏閣にあるような木である事で、

問題は無かったが、この不死鳥はメスだから、メスと言うのならやっぱり花だから・・・
と花言葉なんかを調べて・・・と、こんな花を・・・と画像を見せられたんだけれど、

そこは違うと却下。何故銀杏はオッケ-でその花が却下になるのか?と言うと、
銀杏はご神木のように存在する。なのにメスは花って・・・・何とも安易。

ならば、頭に髪飾りでも良いし、フリルでもアリだよね?しかもだよ、もしメスは花と
言うのなら、そもそも女の人が作っているのなら、不死鳥じゃなく花だろっ?って話。

一体大事なのは何か?それは神々しいじゃなかったのかな?つまりこの不死鳥は何?
本来不死鳥って言うのは、炎なんかをイメ-ジされていて赤で描かれていたりする。

ではこれは?みどりが作っているから、森林とか緑の化身である・・・そこでオリジナル感を出した事になる。ただこれはメスだった・・・となる。

もしまだこれからこの不死鳥は若かった・・・とか、後から後から出て来たとしたら?
まだ余白が多いのだから、そんな事があってもおかしくない。いや、あっても良い。

問題なのはブレ。いつ何時にアイデアを追加しても良いが、何を掲げたのか?なのね。
神々しいでしょ?つまりメスだから花・・・・おいおいどんなブレなんだかっ。

違うのね、神々しいメスってどんな花?って考えるべきだろっ?そんなにぶれるなら、
可愛いアップリケでも付ければ良いじゃん。ばかちぃぃぃん。

掲げるテ-マがぶれないようにするには?、これから出て来るアイデア、アイテムを
すべて神々しい何とか・・・って考えれば、すべて神々しい繋がりになる。

なのに、メスだから花・・・もはやメスしか頭に無い。じゃピンクの不死鳥で良い。
違うでしょ?これだけ言えば、いくらなんでも判るでしょ?・・・となる。

すると、神々しいなんておこがましい感じで・・・と言うので、あまりにばかちん過ぎる
言い訳なので、更に追い込む事になった。

じゃ聞かせて貰おうかね。新人のくせにあんな立派な大会に出て・・・何様だよ?って
言われて諦めるの?素敵な絵を描く女流作家はみんなそれに見合った美しい美貌ある?

ガリレオを描いた作家は福山君よりカッコイイ?何を考えているんだか・・・。
そんな腰抜けはただ可愛い不死鳥でも作ってろ。それがホラ-なんだから。

親が死んでも生き続けないとならない可愛い不死鳥は、やがて親になり、子供を産むが
自分は不死鳥だから生き続け、子供は次々に死んで行く・・・ホラ-だなっ。

もっと神々しいものを作るのなら、そう言うものとして見られるかも知れない・・・・
そう言う覚悟なり気迫なりを持って作るべき。だからこそ、人が観た時にもし人に

そう簡単に出来ないものに見て頂けたとしたら?その時初めて神々しさが出た訳で。
ただそうとも言えないのは、作り手として神々しさの追求をして、その繰り返しを

きちんとしていたとするのなら?見えて普通であって、そう見て頂けるように作っていたのなら、きちんとそれを狙っていたんじゃないのかな?・・・・作り手ってそれが普通。

すると、暗礁に乗り上げ、今度は自宅でやる所が無くなった・・・と嘆く。
もはや大ばか者である。それでは持って来たアイデアはすべて通る前提になっている。

何とも浅はかな神々しさ作りである。そんなもん何個潰れて行くアイデアがあるか判らないのは当たり前の世界で、簡単じゃないから神々しいんじゃないのかな?

こんな事になるから、繰り返しの場所を流れ作業にしない。簡単なのだから。
それをいかに温存するか?なのだ。そしてこんな暗礁に乗り上げた時に、その繰り返しの

残りをやりつつ、次なるアイデアを考えつつ進める。それが1歩先を読むに繋がる。
じゃ今までの流れをバスの伝達ゲ-ムだとする。

恐らくみどりはメスの不死鳥って伝えたいんだから、赤い炎で花が付いているのを
伝えちゃうんだろうね・・・・きっと。それで良いなら簡単。だって良く見掛けるから。

普通だね。別にみどりじゃなくても誰でも良い。それで弟子は嫌だね。
そこで指導者としては、みどりが作るのなら?みどりにこだわるべき・・・

名は体を現す・・・と言うのなら。好きで名乗った名前なら・・・ね。
ここまでヒントは出したのだから、後は自分で考えるべき。

つまりここまでのやり取りで判るように、みどりの考えの中に不死鳥とは神々しいものって定義が入っていない事。単なる変わった鳥くらいにしか考えていなかった。

つまり後から付け加えられたのごとく、神々しいなんて言葉を付けられたものになっている。おいおい俺が不死鳥を神々しいって言ったんじゃなくて、死なない鳥なのだから、

神々しくないかい?それってもはや神だろっ?誰でも判る・・・違うかい?

そうやって付け加えられて入って来たものを、きちんと正式に受け入れているのなら忘れない。しかしまだきちんと受け入れられていないのである。

では、もし神々しいメスの不死鳥って伝えたら、最後の人にはどう伝わるだろうか?
ただ思いも寄らなかった提案だったんだろうね。きっと・・・。

恐らくそんな事に繋がって行くとは思わなかった・・・と戸惑っているのであろう。
質問に眼が泳ぐのだから。そこに信念があれば眼は泳がない。

もはやその通りです・・・と言ったようなもの。そもそもが国語みたいな話になるけれど、伝えたい事は何か?となった時に、何を印象に残すか?になる。

どんな?の部分が形容詞って言ったっけ?つまりみどりの場合だと、不死鳥です、ですが
緑の化身ですが、メスです・・・が・・・って後出しジャンケン的な作り方なのね。

それはそれで良いけれど、さっきの神々しいって冠を乗せて考えて行けば一貫性は生まれる。ここまでは説明したけれど、次はメスの不死鳥で作ると、あのままなら赤だった。

けれど神々しいとつけると、赤とは限らない。つまりバリエ-ションは増えた訳なのね。
そこで悩みが増える。だって思い込んでいたから・・・赤だと。けれど感で金もあった。

何しろ感がすべてでやって来たんだろうから。それでは後出しジャンケンを感だけでやり続けるんだね。こらこら傾向と大作をきちんと出来てからの、感を上乗せしないと、

今まで感で作って失敗を重ねていたんじゃないの?これだけの大作、感のみじゃ作れない
のね。しかもだからこそ根拠を持って・・・と、この作品で一皮剥けるはずなのに・・。

何故なら、弟子になるハ-ドルを乗り越える作品作りなんじゃないのかな?
もはやそれすらも作る事だけに集中しているようにも思える・・・・。

こらこら、目的も見失う深みにはまって行くようにも思える・・・・。

簡単な話で、自分の言った言葉を掘り下げる。不死鳥は永遠、死なない・・・飛ぶ、とか
連想して見て、って事は?・・・・って考えると、その中で自分の大事な事を拾い出し

次へ繋げて行く・・・・それには何が一番必要なのか?と考えると、金が使いたいと感に
頼るのも良いが、何故金なのか?と掘り下げれば、神々しさなんてのはすぐに出て来る。

恐らくこの神々しいって言葉が安く無いモノにならないヒントなんだと思うのね。
だってあのままメスの不死鳥で作っていたら、どんどんと離れて行くだろうから。

当たり前の事なのに、いちいち神々しいって言葉を意識させないと、単なる変わった鳥に
なっていたはず。何しろ観た事の無いオリジナルを作るって言うのは、

先人に植え付けられた意識を持った人達に、それをも受け入れた上で、それとは違う
自分らしさの提案みたいなもので、ただ変わっていれば良いだけでは、だらしないだけ。

良く古きものと新しいものの融合なんて安く語るものがあるが、安く見えないように
するには、それ相応の考え方と技術を持ってやらないと、心技体は揃わない。

技術だけって言うのは愚かで安い。そんなこんなで意識の指導は終えて、では自宅で進める準備としては、尻尾の輪郭のみの絵を描き込まないとならない。

そこで前回の頭の時と同じようなデザインにしたいと言うのは決まっているらしいので、
描き込んで貰って修正。ほら簡単に自宅で出来るようになったでしょ?

悩んで作るのは当然。ただ止まるだろうから、その時の為の保険をこうしてきちんと作る
まっ生き方も同じような気もするが・・・。

安全だらけなら保険はいらない。まさかの不安の解消に保険は用意するものだとするのなら?・・・是非モザイクにも用意、準備して欲しいのね。

結果が出たものは最後までやらずに、まさかの為に残す・・・・悩んだらそこをやる。
これで保険の作り方も教えたし、しばらく何も無かろう。

あっそうそう、銀杏は良かったが、銀杏だけだと、銀杏の化身になっちゃうよね・・・
みどりの化身と言うのなら、最低後2つくらいのアイテムは無いとね・・・・



それと娘さん。よくよく聞くと、1回で終わらなくて良いって言うのね。
じゃ何作るの?って聞くと、クリスマスツリ-って言うのね・・・そこで絵を描いてって

ちょっとした資料を見せると・・・・やっぱり星にするって言うのね。
すると、みどりが星の形に切って貰っても、すぐに終わっちゃうよ・・・って。

俺もそう思ったのね。ただそこはみどりも判ったんだ・・・・へぇ。・・・

じゃ描いて見よっか・・・と観ていると、フリ-ハンドでサクサクと描くので、こらこら
余りにもザックリ過ぎるだろっ・・・・1回で終わる体験なら、それでも良い。

何しろ終わる事が一番大事だから。でも1回じゃなくても良いを選んだのなら、もう少し
きちんと・・・ちゃんと・・・ってやらないと。

そこで定規や分度器を使って、目の前で線を引いて下地を作ったのね。
最初は最後まで終われば良い。何しろ体験を何度かやると、その日に終えるモザイクは

知っている。けれど、何回かで仕上がるモザイクの経験値は無いのだから、構想無しで
スタ-トすれば、その日の気分でやる事になる・・・・ほらさっきの話。

でもみどりは弟子になろうとしているのだから、きちんと構想とは言うが、娘は何と無く
お母さんと一緒に・・・くらいなのだから、難しい事は無し。

まずは好きにやりつつ終わる事。そこは変だなって思う事が無い限りそのままで良し。
何しろもし自宅でもお母さんと一緒にやる時に、材料さえ持っていれば出来る。

けれど星の黄色の線だけね。何しろ初めて固い1cmタイルを切っているのだから。
良く頑張って縁取りのコロの4分の1を切ったのね。まずまずなのね。

最初は何しろたどり着く事。終わりさえすれば、新しい事に手を出しているのだから、
終わる事が大事。何日も掛かるモザイクも固い素材もすべてが初めてなのだから・・・・

ちなみに椅子の上で撮っているから、30cmくらいあるのかな?大きさ・・・・
星だけ1cmタイルでやれば、後はいつものぺきぺきで良いよぉ。

楽しむモザイクはそれで良いのね・・・・楽しく結果が出ればね。


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タピオカ教室と作品作り

2013-07-20 00:45:55 | モザイク教室
今日は午後からお教室。当然それまで作品作り。
まっ、見てくれている人も毎度毎度同じような画像で・・・・と思ったので、

張る前に今の所の全貌紹介。アトリエ前に出して見た・・・・


何だか訳が判らないでしょ・・・・?・・・・ねっ?

まっそれはそれとして、少しは進んでいるのね・・・・少しは。
それはそうと、ちょっとだけ枕を入れるのなら・・・・あまちゃん・・・かぐやに

言われて見るようになったのね。今まで俺発進で見て貰う、ドラマ、アニメ、音楽・・・
とあったが、かぐやが良いと言うので、観る事になったが、これが中々良い。

まっ内容的には少女の成長のような話だから、宮崎アニメにもありがちなんだけれど、
そのありがちな事が大好きな俺にはたまらない・・・・。

古き良き昭和の匂いがする・・・・そうね、人はそう見ないかも知れないが、
俺の作品作りも、どちらかと言うと、そちらよりなんだけれど・・・・

まっ、何よりもかぐや発信で、単に娯楽にしか見られないのなら、とても残念な事に
なるが、宮藤官九郎さんって言うのも、良い所を突いて来たのもある。

木更津キャッツアイ、タイガ-&ドラゴン・・とあの人の人情モノは本当に良い。
それを知っての上で・・・だからもあるが、かぐやが良いと言っている理由がまた良い。

きちんと感情移入して、きちんと自分はそうしているか?と投げ掛けている。
そもそもがすべてフィクションなのだから、作り物なんだけれど、

実は実在しなくとも、ほぼノンフィクションに見えるのね・・・俺にはすべて。
少なくとも俺はモザイクに会うまで、そこそこ生きていただけ。

悪くは無いけど、良くは無かった。それが何かに打ち込む、そして続ける・・・・
終わりが来るまで・・・と諦める事無く続ける・・・そうすると、回りの人達の応援の元

自分自身の成長に繋がる・・・まっだからと言って、図々しく俺はあまちゃん・・・とは
言わないけれど、スカウトやマネ-ジャ-の水口さん〔登場人物の名前ね〕くらいには、

なってないと・・・・なんて考えちゃったりもする。いずれにせよ、作者の意図するものがあって、その人は目指す成功を持っていて、その人が教えてくれている気がするのね。

宮崎さんにしてもそう。もののけ姫では、生きろ・・・と命令形だったのが、
震災があって、更に年齢を重ねると、作者の伝え方は、生きねば・・・に変わる。

俺は、好きな人達には従順なのね・・・・何しろ先人の成功者には、得るものが多い。
しかもただ成功者では無く、目指したい内容がほぼ一致する、そんな人達の作品は・・・

何しろ作品とは、その人の生きている証だったり、主義主張、メッセ-ジ、警告、・・・
だからこそ、その人自身なのである。だから、受け入れるも受け入れないも自分自身。

だから、見る側になる時には、気分では見られない。何しろ頂きます・・・って感じ。
そんな感じで、かぐやと見終わった感想のやり取りをしているのね。

中々、的を得ている感想が多い。単に視聴者になっていなくて、作り手の気持ちを
読み取ろうとしている。それでいて楽しんでもいる。

ようやくそんな事が出来るようになって来た・・・後はそれを自分なりに吸収して、
何にどう反映させるか?になる。勿論、俺達はモザイクなんだけれど、

すべてがオリジナルなのだから、考え方を学ぶのね。別に映画監督になりたいのでは、
無いのだから・・・・。と話を戻して、あまちゃんを例にテクニック論になると、

前フリでちょこちょことヒントを出して置いて、答えを出した時に、前のシ-ンの映像を
見せて解説をする・・・なんて手法が取られたりしている。

説得力があり、観ている側も納得しやすい・・・・こんなのが前フリの考え方とするのなら・・・・・?・・・とタピオカ教室へ突入。



今日は小バラとなるのだけれど、下絵は無い。勿論、描いても良いが、タピオカくらい
切れるようになったら、この位の小バラは描かなくても良い。

ではそのやり方。そもそもそのイメ-ジする小バラの大きさを円で描く。それが基準。
それでイメ-ジするのね・・・・一体何個くらいのパ-ツで構成されるだろうか?ってね。

所がタピオカは、小さくする事はイメ-ジ出来るんだけれど・・・つまりほって置くと、
恐らく10パ-ツとかになっちゃうんじゃないの?って感じになっちゃうのね。

それが想像出来る会話の1つが、えっとこの小バラはやっぱり中心からですか?・・・ここ
確かに手馴れない時には、必ず細かい所、細い所、そこからスタ-トします・・と教える

がしかし、もう常連となると、単なる細かい、細いなんて言うパ-ツに困る事は少ない。
つまりそっちは得意なのね。つまり逆なのね・・・逆。

敷地の○は描いたのだから、その外側の一番大きなパ-ツを切る。その最大の大きさから
段々と小さくして行く・・・けれど、段々と・・・のこの言葉が曖昧過ぎる。

そこで何個と決める。・・・聞いているだけで束縛感とか、面倒なル-ルっぽいでしょ?
けれど、タピオカには非常に合っているル-ルなのね・・・実はタピオカは窮屈なのが

得意なのね。逆を返せば自由が不得意・・・好きにやって・・・これが苦手。
そこでこんな人は自分なりのマニュアルの作り方を教える事になる。

そんな事を踏まえて戻ると、得意なのは小さく切る事、自由は苦手、それでは対比して
考えると、不得意が大きく切る事で、不自由が得意・・かもね。となる。

つまり敷地の○の外側の一番大きなパ-ツさえ決まれば、それよりも小さく、そして小さく・・・と繰り返せば良いのだけれど、タピオカにそれだけでやらせたら、

どんどんと小さくするのが得意なんだから、きりが無くなる。・・・でしょ?
そこで基準を決める。それが一番大きなパ-ツ。それを見て、あと最低何個でバラに

見えるか?を考える。最低ね。それが5.6個じゃないのかな?になるのね。
それで普通はあるべき場所に置きながら作るのだけれど、そうでは無くて、

すべて1パ-ツで花びらを作らないとならないのだから、大きなバラのような線で描くのでは無くて、5.6個の点で描くバラを作るのである。だから最初から並べる必要は無い。

まずは背の順みたいに1年生から6年生を切り並べるって感じ。しかもどんなに小さい子にも並べられるくらいにはっきり切り分ける事。

これが大事。同じ点で描く場合、同じ○なら何処でも張れるが、段々って大きさを変える
事で、はっきり切り分けられる事が出来れば、迷う事無く、後は大きい順に外側から

並べて見て、具合の悪い所を微調整で切る・・・とやれば、自分なりのサンプルが出来る
・・・後はそれを見て繰り返す。こうすれば、タピオカには向いている作り方となる。

それ位、段々って切り方は難しいのね・・・何故なら決まりが無いようで、ガッチリあるから。一見流動的な表現だけれどね・・・。つまり流動的が苦手なタピオカには、

向いているって事になる。決まり事がね・・・きちんと掘り下げれば、きちんと答えは
出てくるものなのね。少なくとも、俺はそう思うのね。

まとめると、大きなバラがきちんと出来ているから、前フリとして効いている。
それで、物理的に敷地が狭くなるのだから、それに合わせてデフォルメしないとならない

その簡素化に当たって、段々小さくって表現になり、それには大きいのはいくつで構成しているんだから・・・中くらいのはいくつで、小さいのはいくつ?って考える。

そうしてイメ-ジしているものを具体化する。これが図面を引ける、描ける人は簡単に
スラスラ描いてしまったとしても、じゃそれ切れる?となると、上手く描けただけになる

だから、大きなバラは描いてと言って、小さなバラは描かなくて良いになったのね。
つまり描いただけの人では無くて、タピオカは切る技術を持っている人だから。

つまり、下絵を描く事で安心したり、描けなくて不安になったりせず、ここは必要、
ここは無くても出来る。けれど描かないのなら、描かなくても良い根拠が必要で・・・。

こんな事をしっかり理解出きれば、後は経験値で作品が終わる頃には上手くなる。
また1つ階段を登るようにね・・・技術の進歩とはそんなもんの繰り返し。

ってそんな後になんだけれど、人に言うのだから・・・・


俺もやっているのね・・・・・




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監督教室と先日のテレビの監修の話の続き

2013-07-19 07:28:12 | モザイク教室
ん・・・、残念だけど、朝からまずはお小言から。
先日、具合が悪かったらしく予約した日に来られなかった・・・・

別に休んだ事がいけないとは言わない。がしかし、その事を含めて何が起こっているか?
実はほぼ進んでいなかった・・・・。

ではここまでを検証すると、最後の夏に未知数の立体のモザイクをいよいよチャレンジと
言う事で、早目の始動となり、7月までに下地を終わらせようね・・・・となる。

ここまではほぼ完璧な滑り出しだった。更に言えば予定よりも3回分余っていた。
つまりそこが貯金の分になるはずだった。その3回分は本来下地の分だったが、

張り出せたのだから・・・・しかし、その3回は無くなったまま7月を迎えた。
その上、先日また1日無くなってしまった・・・・と言う話。

所がこの1回は、その前の3回とは大きく意味が違うものだった・・・・
それがこんな話になる。あの時に来てくれて予約をして頂ければ、すんなり日程も取れた

がしかし、それから数日経った後では、予約があのままとは限らない・・・・
もう8月も2週連続、土日が埋まっている・・・・勿論、夏休みだからいつでも平気と

言うのなら、問題は無いが、それでは本当に平気か?と言うと、遠方から電車で、
スタイロの下地の軽い下地・・・楽じゃん・・・本当かな?・・・・

いつも言う良い事と悪い事は背中合わせ。つまり軽くて良いなら、もろくて弱いって事。
つまり満員電車とは言わなくても、すれ違い様に折れる事も十分考えられる。

それなら額を作れば・・・と言うのなら、バックは出来るのかな?このままで・・・・
必ずこんな事が起こる事も想定内・・・そんなこんなで軽くお小言。

それでまず予約となるのだけれど、確かに多く予約はして頂いたので、日数的には
帳尻はあったものの、すべて8月後半に集中している事になる。

そうなると前半は自宅でいかに進むかになる。ここも実に予定通りでもある。
何故なら例年、夏休みもお陰様で賑わっていたりする。

こんな事も起こる事は考えられた。がしかし、あの時はそんなに埋まっていなかったのに
例年こうですから・・・と予約の催促を何度もする訳には行かない。

そんな場合、もし予約が思うように行かなかったら?・・・の解決策はいかに自宅で
進められるか?とお母さんがアトリエに作品を車で運んで貰う・・・この2つになる。

そこまで考えてあった。そもそも良く考えれば簡単な事で。俺が2年間、夏だけとは言いながら教えたのに、この程度の事が出来ないはずが無い。

画像を観ても判るように、初めてのコロをここまで作り込めるようになっている。
ただ問題は時間。それとグレ-ド・・・・本人に妥協なんて言葉は無いのである。

そうなるとグレ-ドの為の時間を惜しまない・・・となると、そう簡単には進まない。
要するに脳にきちんと、そのグレ-ドのままを続けては終わらなくなる事をしっかり

意識させて、歯磨きのように繰り返さないと自分の思い描く作品にはならない・・・・
しかも、グレ-ドを落とせば進むって話では無い。

そもそもその考えは監督には無い。しかももしそんな事が出来るのなら?
それはベテランなのだ。例えばベテラン母さんなら、時間の無い中、見栄えとスピ-ドを

巧みに操り、お弁当も作れちゃうし、家事だってこなす。これがもし新人母さんなら、
何かをおろそかにするか、家事が大好きで1人モンの時からやっていた人となる。

そんな事を踏まえれば、監督のモザイクは上手いけれど遅い・・・と言う事になる。
まっ、丁寧なのね。しっかり作っていて・・・・。

だから先生としては、環境作り。いかに監督にモザイク制作以外の負担を減らすか・・・
何かを減らせば、何かが増える・・・・こんなのは当たり前の事。

人の不幸の上に幸せは成り立つもので・・・。その負担はすべてお母さんに・・・・。
と言う事になる。当然ながら・・・持ち運びの件をお願いする事になる。

それが解決するのなら、後はお母さんが終わらないよ・・・そのままでは・・・・と
言うよりも、俺が今月の進み具合を見て、すべてを決定します・・・・と言う方が、

効き目としてはあるはず。いつもの日常の学校の勉強の知識の話では無いので。
知恵の話は、能率効率を上げる為の妥協みたいな話に繋がるからね・・・・

あっちも立てるが、こっちも立てないと・・・いずれにせよ、いくらか火は付いただろう
何しろもう7月も半ばなのだから・・・・。

その後、先日のテレビの件。素材の大きさに変更があり、ラフとは言え図面の描き直し。
そうね・・・四角いタイルのドットなら何の問題も無いけれど、もし長さの違う形の

ドットだとしたら?絵のバランスが崩れるでしょ?素材の大きさが変わったら?・・・
それと数の変更もあってね・・・・まっ何とか間に合ったけれど・・・。

やり付けていないから・・・・かってが違うのね。
あっそうそう、さっき日高氏が来て、22日一緒に行くって・・・・あははははは。




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テレビの制作会社さんがいらっしゃる

2013-07-18 06:28:50 | モザイク作家
午後から顔合わせ程度に・・・・と言う事でアトリエにいらっしゃる事になって・・・・
当然、それまでは作品作り。

そんな中、お2人でいらしてね・・・・男の人がね。
毎度の事だから、聞き飽きただろうけれど、何しろ日々の生活で男の人と話す事って

ほぼ無い。しかも2人ってね。・・・更に言えば、テレビを制作する人達って?
非日常じゃない?もう特殊な感じしない?そんな話もした・・・・のね。

すると、返って来たのは、私達も芸術家の人と話すなんて・・・初めてですって、
言われたんだけれど、聞いて見ないと判らない事もあるのね・・・・。

まっいずれにせよ、今日は顔合わせ・・・特に何も特別な話は無かったが、ひとまずの
流れとしては、22日に練習のような、実験のような・・・まずやって見て、

その結果次第でOKが出ると、テレビの演出として採用となる・・・そんな感じらしい。
いずれにせよ、そう言う話なので、結果を出さないと採用されないのだから、

やるからには結果を出さないとね・・・・そんな訳なので詳細は制作会社さんからOKが
出たら報告する事にして・・・・いずれにせよ正式な依頼になった・・・と言う事。

何故ならギャラについて・・・・って話しになったから。正直、ギャラの話なんて、
考えても見なかったので、おいくらでも構いません。お任せしますって言っといた。

それよりも何よりも大事なのは、プライドのようなものかな?・・・
例えば、きちんとした認められた芸がある人が、おふざけをする・・・これは面白い。

福山くんのエロト-ク、キムタクの着ぐるみのコントなど、好みはあれど、ふざけても
きちんとした芸がある。またきちんとした芸で、またきちんとした芸って言うような、

八代亜紀さんや、工藤静香さんのような歌手で絵画を描くなんてものもある。
逆にお笑いのような、おふざけにも見えるような芸で、きちんとした芸を見せるような、

たけしさんの映画監督、鶴太郎さんやジミ-さんのような絵画、のように、よりドラマチックにも思えるような事もある。

そんな事を踏まえて、俺は本業ですら確立していない状況で、それなのに畑違いの
テレビの演出の1コマ・・・・上手く行かないと、すべてが台無しって感じもする。

でも逆に言えば、守るものは何も無い。今は露出と考えるのなら、例え出なくても、
何らかの見つかるきっかけ・・・そんなもんの1つになればと思うのね。

ただ、どちらにせよ、きっちり無事に逃げ切りたい・・・それが本音。
それと連動するのは、手馴れていない事は緊張する・・・きちんと準備しないと、

心配である。それはすべて今の俺の仕事が仕込みだらけだからである。
作品作りだろうが、お教室だろうが、すべてが仕込み・・・・仕込みまくって・・・

だから、一瞬芸みたいなパフォ-マンスは怖いね・・・どんな失敗が待っているのかと
思うと、いかにそれに対応しなくちゃならないか?とありとあらゆる悪い展開の防御を

考える・・・俺は守備の人だろうから・・・。いかに0点で守るか?って考えちゃう。
無くす事を極端に嫌うのね・・・・ただ攻撃も最大の防御とも言う・・・・

いずれにせよ、やるからにはきっちり準備や用意はしとくべきである。

ただここからは、あまちゃんを観ている人にしか判らないんだけれど・・・
主人公が大女優さんの付き人をしている事から、バ-タ-って相乗り的な、コネみたいな

もので、チョイ役で出る事になったが、セリフをとちって何とか放映を迎えるが、
セリフがカットされていて、みんながガッカリするシ-ンが出て来たのね・・・・

全くあんな感じなんだろうなぁ・・・とかぐやと話したりもした・・・。
50になって、こんな削られる事もしないとならないのかぁ・・・って思うと、若干切ない

がしかし、演歌歌手ならそんなのごまんとある訳で・・・・今は来るもの拒まず。
何でも拾ってやらせて頂く。やると決めたらしっかり準備。そして結果は時の運。

流動的なのは俺には似合わないし・・・・。例えどうであれ、きちっと仕込み・・・。

その後、作品作りに戻る・・・そうね・・・果てしないのは変わらないんだけれど、
何かいつか終わるような気になって来た・・・・。

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ひとまず作品作りと・・・・こんな事ってあるんだね・・・・

2013-07-17 06:06:01 | モザイク作家
勿論お教室が無いのだから、こうして作品作りはしていたのだけれど・・・・・
まずは芸術関係の電話が数本あった。これはあれだけ立続けに出展すれば、当たり前と

言えば、当たり前の話で、これに付いては想定内と言えば想定内だったと言えよう。
しかしこの後の話はちょっと変わっていた・・・・のね。

それは先日問い合わせのあったテレビの製作会社さん。モザイクには直接関係無いが、
微妙に必要性があるらしく、あのまま流れちゃう話だと思っていたら・・・・・

明日いらっしゃる事になった。先方の用事は用事として対応するにして、アトリエに
いらっしゃると言う事は、こちらとしては作品を見て頂けると言う事で・・・・・・。

そんな訳で、明日・・・と電話が終わった・・・と思ったら・・・・また新しい話が。
しかも、またモザイクには直接関係無いのだけれど、微妙に必要性があるらしい。

こうなると、そのモザイクには直接関係の無い話って何?・・・って興味ある人もいるかも知れないから、ニュアンスだけ伝えると、モザイクって言うものの説明になる。

そもそもモザイクって言うのは、細かいって意味であるのは、何度かお話したけれど、
つまりタイルで作れば、モザイクタイルとなり、ガラスタイルで作れば、ガラスモザイク

となる。じゃ、細かい写真でモザイクをしたら?要するに素材がタイルなどの素材では
無いモノでモザイクをする為のご相談・・・と言う訳なのね。つまりドットア-ト。

そうなると、企画を立てた方は提案は出来ても、具体的に・・・となると、監修的な
アドバイスをしてくれる人を探す事になる。その時にモザイクとか教える・・・と言った

キ-ワ-ドなどで検索したら、ここにたどり着いた・・・と言う事になる。
勿論、1件ならそう言う事は昔から少ないながらもポツポツあったが、今日のように

2件連続でそう言った話となると、見つかるって事は知られると言う事で・・・となり、
折角見つけて頂いたのだから・・・と考えて、きっちり対応となる。

それが以前なら、こう言う話は俺には関係無いし・・・とドットア-トならティ-ア-トさんを・・・と連絡先を教えたのだけれど・・・・今回はそうしなかったのね・・・・

何か・・・ん・・・・そうね、それは昔、御宿でLEDを使って数mの伊勢海老を作った。
そんな話に戻る・・・あの時、俺はモザイク作家だし・・・と断れば断れたはず。

けれど、頼まれたから・・・とLEDって何?・・・そんなだったのに、あぁクリスマスの
電気のワイヤ-みたいな・・・あれかぁ・・・・そんなでもそこそこ初めてにしては、

形になった。すると、制作後に先方から、こんな芸術のような事はkatsuさんしか知り合いがいなかったから・・・・と言われた。

完全に無謀な話だった。けれど頼まれたから・・・と怖いもの知らずだったのか?
知らないと言うのは恐ろしいもので、・・・けれど完成に至ったし、喜んでも貰えた。

いずれにせよ、やったからこそ良くも悪くも結果は出て、たまたまそこそこ良かった。
しかも、それを経験して意識が変わった事もある・・・それが芸術家って何?

モザイク作家と芸術家の違い・・・・モザイク作家ならタイルやガラスタイル、大理石と
言った素材でモザイクをすれば良い。しかしながら、今の俺は大工さんにも褒められる。

そう木を彫ったり、曲線を切ったり、下地の制作もしている・・・色々とやっている。
そんな事を思い出したのね。しかも、1件目のテレビの製作会社さんはいらっしゃる・・

そうなると俺の問題になる。ただ2件目の話は知識が欲しい・・・そんな話。
頼まれているまでの話では無く・・・けれど、乗り掛かった船・・・的な話と考えた。

多分、自分の中でテレビの製作会社さんの話は対応して、そうで無い話は対応しないの?
ってならないように・・・1つ受けたのだから・・・と考えたんだろうけれど・・・。

さてそんな葛藤もあっての2件目。この話は素材の違いだけでは無く、それを自分達で
やると考えて・・・・の指導の相談・・・つまりそこに俺はいない話・・・・。

けれど、よくよく聞くと、10㎡位の大きさの壁に人物をリアルに作る・・・しかも期日は
決まっていて・・・と言うので、一応確認ですが、完成すればラッキ-って話では、

無いですよね?グレ-ドは問われますよね?と聞くと、はい。・・・と言う。
それでは確認します。一度もやった事が無いのに、人前で完成度の高い物真似を披露する

そんな事をお金を貰って出来ますか?と聞くと、えっ・・・って事になる。
要するにそんな事をネットかなんかでやっている事を企画会社さんが見て、提案した・・

そこに興味を持たれて、具体的に進めるに当たってどうしたら・・・?と調べていたら、
俺に当たった・・・そんな感じ。・・・なのだろう。

そこも確認して、まずその見つけた画像と、やりたいと思われる画像と一緒に送って貰いながら、話を進める。すると、どう見ても完成度の高いドットア-トになっている。

しかもリアリティのある、まるで写真のようなもの。そこで1つ1つ確認をして行く。
まず、一体誰が施工するのか?すると美大生と言うのね。そこで足場の上での作業は

手馴れてはいないですね・・・となる。壁が10㎡となると足場での作業となる。
ここで確認しよう。ではドットのモザイクって一体どんな工程になるの?・・・って話。

まず下絵をパソコンでモザイク画にする。その絵を30cmの大きさに分割する。
何故ならあくまで張る人がタイル屋で、施工のしやすさの大きさが30cm程度だからだと

思われる。その分割した大きさの30cmの型枠にタイルを並べて行き、その上にヤマトのり
のようなのりで、紙を貼る。すると30cmいっぺんに張れるものが出来る。

それを出荷してタイル屋が施工となる。つまり図面をパソコンで作る人、並べる職工、
そしてタイル屋・・・これが建築なら、設計士、大工、タイル屋・・・みたいな感じ。

つまり言いたい事は、みんな別の人間。専門職がいる。それをア-チストは1人でやる。
つまり今回の決定権は一体誰にあるのか?になる。

まずはパソコンでモザイク画にする。ここはそこそこ簡単に見つかるだろう。
じゃ図面は出来た。問題はここから。例えばタイルだったら?

何番の何色と決まって行くだろうから、並べる人は子供でも判る。だから監督でもいれば
誰でも戦力になる。けれどもし曖昧な素材で作るとしたら・・・・?

では具体的に、落ち葉でモザイクをするとしたら?すいません・・・これって何番ですか?
これは?って人数分の声が聞こえてこないかな?つまり安定感の無い流動的な素材だから。

これが赤、青、黄色と色でも区別出来るのに、番号まで決まっている素材なら、慣れれば
監督すらいらない・・・最後の確認だけで十分。

ア-チストなら1人でやるから聞く必要は一切無い。団体では能率効率を考えれば、
決まり事をきちんと持たないと、ろくな事は無い。それがマニュアル。

まずこの是正。つまり例え流動的な自然な素材であっても、何らかの誰が観てもはっきり
判るような色を付ける・・・まっそれが嫌なら、油でも塗る。塗油って言ったかな?

何色かあるから、素材も天然だし文句なしだろう。しかも外壁でも雨にも強くなる。
これでまず素材については問題が無くなったし、機能性も良くなった。

次は並べる人。これが床なら子供でも良いが、足場となると危険も伴う。落ちたら?
転んだら大怪我するね・・・しかも雨は?夜は?出来るかな?・・・・

工期納期が決まっているのに、残業出来ないね・・・つまり何とか施工を床で、しかも
ネットで張れるような事にして、更に体育館のような残業も出来る条件の場所の確保。

この位揃わないと、時間調整なんて出来るかな?初めてやる事なのに・・・・。
そもそもが何処にも逃げ道、妥協が1つも無い。

やりたい絵は決まっている、工期納期は決まっている、素材も決まっている・・・・・
けれど初めてやる事で、人は美大生・・・・言葉を選ばずに言うのなら、

足軽で戦う戦に思える。せめて軍師がいないとね・・・・これが絵を描く、彫刻をする、
デザイン・・・と言うのなら、美大生は心強い。けれど制作意欲があるだけ。

何しろ経験値0なのだから。高い評価のし過ぎ。それと、参考にしたア-チストを安く見過ぎ・・・・俺は見せて頂いて凄いな・・・と感じているのに・・・。

それを素人だけで、それを人数だけで作れると判断した・・・そう言う事ではありませんか?と、きついようだが、言って見た。

しかも出来ないとは一言も言わずに・・・・別に出来ないとは思わないから。
プロは観たら盗む。一度見たら、・・・っぽい、・・・・もどき、・・・・風味位には、

出来ないとね。盗むのが仕事・・・それが職人。けれどその上を目指している人は、
見せたら、次が用意してある・・・それがア-チスト。

盗んじゃいけないのは、デザインや楽曲であって、やり方なんてもんは、誰がやっても
道具を使えば似て来るもの。

一応、企画が通った時に、俺以外に質問や問い合わせをするにしても、必要事項は
こんな程度の事を聞く事が出来れば、見積もりもして頂けるんじゃないかな?・・・・の

前提に答えて見た。いずれにせよ、こんな話をすれば当然1時間は最低掛かる・・・・
でも無償。それでも今はきちんと対応して置くべきと考えた・・・・

いつかきっと出来なくなるだろうから・・・・。

いずれにせよ、モザイクを探そうとすると見付けられた・・・のだから、何も無いよりも
一歩近づいている・・・と考えた方が良いだろう。

いつかモザイクに興味ある人に・・・本当の俺の作品が見つかりたいものである。

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お教室下地の追加と作品作り

2013-07-16 06:20:08 | モザイク教室
NHK学園が途中経過で10名を越えたので、下地を追加しないとならなくなった。
そこで朝一番からUnidyへ。連休だって事もあって混んでいないか心配だった・・・・

すると、加工室はガラガラ。ラッキ-ってな事になって、じゃ木を買って・・・あっ、
道具を下ろして・・・下絵を忘れたぁ・・・・って、仕方なくアトリエへ。

取りに帰って戻って見ると・・・げぇ、満員。しかしながら、割と回転も良く、
端っこでやらせて貰うと、何分もしないうちに誰もいなくなった。

お陰で伸び伸び制作。10枚切って彫ると3時間、アトリエに戻って、それを回転すしの
あぶりのあのバ-ナ-で焼く。それを真鍮のブラシでススを落として、水で拭く。

それを乾かして、油を塗って完成・・・・って工程。だから工程として、乾かして・・・
って時に、待たないとならない時間に、亀有のカルチャ-の方の新作下地の為に

ケ-ヨ-D2ってホ-ムセンタ-へ・・・花台が500円以下でってチラシをお持ちになって、
こんな感じのが作りたいっておっしゃってね・・・500円以下なら買った方が早い。

それを変化させた方が早いし、安い。ただ自分で見て見ないと、作り変えられるか?
どうかの判断が出来ない。と言う訳で、新浦安へ・・・。

久しぶりに違う店に行くと、品揃えが違うのでワクワクしちゃったりするのね。
そうそうタイル屋の時も道具屋さんや作業着屋さんには月に何度も行ってたのね・・・・

昔から・・・ただ昔はタイル屋だったから、タイル屋に関係するものだけだったけれど、今は、何しろ花台なんてものまで手を出すのだから、もはや何が必要になるのか?

その都度判らない訳で・・・・。こんな時にきちんと何処に何があったか?・・・を
憶えないとならない。折角来たんだからね・・・いつ何が必要になるか?判らないしね。

そんなこんなで戻って、油を塗って作品作りへ・・・・。


相変わらず、地味に・・・・





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リピ-タ-さん表札教室と作品作り

2013-07-15 05:45:31 | モザイク教室
月に1回、完全に定着したここでは珍しい男の人のお教室。
朝、どうですか?・・・と声を掛けると、やって来ましたぁぁぁって・・・・。

おっ、そりゃ楽しみだぁ・・・って見せて貰うと、逆にタイルが足りなくて・・・って。
しかも、前回やっていなかったんで、改心しましたぁぁ・・・って。

それ宗教っぽいですぅぅ・・・やるもやらないも本人の自由だし、しかも改心って・・・
大袈裟過ぎです。ただ気持ちは判るのね・・・何故なら次のセリフから・・・。

かぐやさん、やばいですよね・・・あの作品・・・って言うのね。
あれ?ブログ観ているんですか?って聞くと、毎日では無いんですけれど・・・って。

確かにここを見ると、次々とみんなの作品がいっぺんに見られる。しかも、他人の畑・・
のあの例えで言うのなら、月に1回の人が観たとしたら?と考えれば、更に言えば

仕事に取り入れたい・・・と言うのなら?益々より刺激的に見えるはず。
要するに本人の見かたが変われば、やる気にスイッチが入る・・・そんな話。

これが良い事ならば、悪い事は焦りに繋がったりする。何しろどの人もビックリする位の
グレ-ドの良さ。しかも個人レッスンは俺と2人・・・相席でもあると、様子などが

聞く事が出来るし、それによっていつもの個人レッスンでは無い、得るものもある。
勿論ここも一緒でナ-バスになれば、相手と自分を比べる事でしょげる事もある。

ただ刺激にするのがかぐやなら・・・それは果てしないくらい上級者。
もはや憧れに近い・・・みんな上手いけれど・・・あの人は別格だ・・・凄いって。

そうね、それは俺も思う。何しろモザイクの腕だけなら、俺とてライバルと認めた腕。
そう簡単に観られる作品では無い本物である。ヘタなプロよりもね。

そんなものだから、自分をしっかり持たないと、卑屈にもなるくらいやられる事がある。
そして何よりも、上手くなると切磋琢磨なんて事にもなる。

ただ楽しく1回の体験なら比べるまでも無いから、人の作品など眼に入らない。
けれど、こうして定期的になり、モザイクって?人の作品って?と興味を持って、

きちんと見よう・・・と思った瞬間、見る眼が変わった。何と無く見た・・・では無く、
真似出来たらなぁ・・・とか、何らか盗める事は無いか?って無意識に意識したら?

すべて、もしかしたら・・・?で結構。何しろ良くも悪くも良い作品って言うのは、
刺激になる。その刺激を受けたら、比べる相手は常に前作の自分。

家に帰って、前作の自分の作品と比べると、必ず自分の進歩が判るはずである。
いずれにせよ、意識が変わると、すべてが変わって来る・・・

簡単に言えば、自分の時間の中でのモザイクの優先順位が上がった・・・って事になる。

ちょっと枕が長くなってしまったけれど、それ位、今回は自宅でやって来た・・・って
言うアピ-ルも聞いていて嬉しかったし、やったモザイクを見ても、気持ちを改心して

・・・なんて言うだけあって、実に丁寧にやってあった。何しろ仕事に・・・って
言うのも大事だけれど、もう1つ掲げたものがあって、手の込んだように見える表札に

したい・・・って言うのがあって、考えれば簡単で、手の込んだ作品が簡単な訳が無い。
ただ新築の表札なのだから、出来れば目標として間に合いたい・・・・そんな事も

考えないと、仕事と言うのなら、工期も多少ある・・・もしそれが工事じゃなくて、芸術と言うのなら・・・?お客さんも待ってくれるだろうけれど・・・

さて、それでは・・・縁取りが終わった文字の中に造園関係のお仕事をしている事もあり
庭に関係するアイテムを作って行く・・・となり、1つ目がさくら・・・そんな次は?

竹となったのね。そして松。つまり今日は、この緑の部分のみしか進まない・・・・
それ位、時間の掛かるモザイクをしていたのね。

ただコロを使ってここまで細かくして作れば、そうそう簡単には進まないし、良く出来た
と思うのね。けれど、月に1回だけでは、このペ-スではいつ終わるか判らない。

そこで残りの松は自宅で、それとタイルが足りなかった縁取りも宿題として、もう1つの
宿題は、構想として、さくら、竹、松に続くアイテムを2つ考えて来る事。

グレ-ドを落とさずに、庭に関係がある・・・そんなものを2つ。全部とは言わないから、
2つ。恐らく同じようなグレ-ドなら、2つが精一杯だろうから・・・来月も。

こうやって予定通り行ったとすると・・・上手くすると2回でアイテムが終了して、
バックが1回、そしてその後に目地となると、このペ-スなら11月に完成。

後は本人次第。ただ今の所のグレ-ドに、本人は満足しているから、慌てる事無く、
もしそれでは遅い・・・と感じるのなら、自宅での時間を増やすしか無いのね・・・・

ただこれだけ手の込んだ表札。俺は観た事が無いのね・・・だって通常の表札なんて、
数日で終わってしまうでしょ?だって表札って大きくたって20cm程度・・・・

こんな何ヶ月も掛かる表札・・・俺も完成が楽しみなのね。

そんな後、こうして次々とみんなの作品を教えてからの作家活動へ戻るって事は、
先生から作家になるのだけれど、これだけみんなの作品が上がって来れば、

当然、みんなにもその眼で俺の作品は見られている訳で・・・手ごわくなっているのも
事実なのね。きちんと先生である・・・そんな作品にならないと、追い付かれている訳で

・・・・。人に教えるって言うのは、自分自身の経験値の切り売りなのだから・・・。
浅いと飽きられる。その程度なの?ってね。そんな意味でも、

いつ誰に見られても、どうぞ・・・って見せられる作品を作りたいのね。
俺も果てしないのね・・・毎回・・・・ってね。



とは言うものの、俺も果てしないってのは、苦戦してしまう事が多々あるのね・・・

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亀有カルチャ-とオ-ドリ-教室

2013-07-14 00:28:40 | モザイク教室
今日も定例のオ-ドリ-と2人で亀有カルチャ-へ。今日もいつもの3人。
では最初は、意気込みとしては今日張り終わりましょう・・・でスタ-トした、ぺきぺき

での鏡の方。結果としては少し残ってしまったが、当たり前と言えば、当たり前。
何しろバックのパ-ツ1つ取っても、1枚一枚合わせて切っているのね・・・・

拾って入れるような事をしないし、目地幅さえも合わせている。クラッシュと言えど、
狙って切ってしまえば、楽な部分が1つも無い・・・・・それでは時間が掛かる。

ただその分、グレ-ドは必ず上がって行く。終わらなかったのは残念だったけれど、
来月はいよいよ完成となる。



この方は自宅でも進めているので、毎回進み具合が驚かされる。
しかも、コロやエミリアと言った固いタイルで・・・となると、本来進み具合としては

当然悪くなる。何しろ2cm程度のタイルを切るのだから、必然的にパ-ツは細かくなる。
しかもここで月に1回のみでは、いくらも進むはずが無い。

当然自宅でやらないと、一体いつ終わるのだろう・・・・?となって来る。
だから進ませる為には、ここでの2時間で憶えた事を自宅でやる・・・もっと言えば、

自宅での時間の方が多いのだから、失敗する事だってあるかも知れないのだけれど、
意気込みが凄いんだろうね・・・実に丁寧にやってある。

だから、ここの2時間は自宅でやる為のアイデアや相談がこの方のスタイル。
なるべく自宅で進めるに当たって困らないように・・・悩み所の注意点を解説ように・・

もしかすると、この方も次回終るのかも・・・・?って、そんな予感もある・・・・
何しろ、この方は3人の中で唯一、自宅で張っている・・・それが凄いのね。

えっ?それって普通じゃないの?って思うだろうが、アトリエにいらっしゃる人は、
1回の教室で4時間程度やっていたりする・・・・つまりここの倍以上。

しかも、1対1。ここは3人の生徒で2人の先生。勿論それでも豪華と言えば豪華だが、
アトリエとはそれだけの差がある。そんな中で、アトリエの人と同じように、

自宅で進めるのだから、覚悟や勇気がいる。しかもこのグレ-ド。それはそれは頭が下がる。良く頑張っている・・・って。


この方は前回お休みしたので、やっと来られた・・・って待っていたんです・・・・と、
楽しみにして下さったらしいのね。それはそれはこのパ-ツの細かさで月に2時間・・・・

しかもさっきの方と違い、似ていないとならない自宅で飼っている犬・・・そうなると、
またハ-ドルは上がる訳で・・・だから、オ-ドリ-に1対1で教えさせている。

オ-ドリ-は初めて自分1人で教えた実績になるし、これだけのグレ-ドは、もはやアトリエと何ら変わり無い。ただその分、1人自宅でやればグレ-ドを下げるのは間違いない。

何故なら似ていないとすべてが終わってしまう作品だから・・・。
さっきの方の場合、自分自身のオリジナルだから、比べようが無いから失敗って言うのが

判りづらい。アトリエでのお教室でも、オリジナル、オリジナルって何度も言うのは、
そう言う理由。けれど似ているって言うのは、モザイク自体が混ぜられないタイルで

仕上げて行くとなると、限られたタイルで仕上げなければならない。つまりある程度、
決まり事のように、これはここに使って、これはここに・・・と決まって来るものなのね

つまりその選択をきちんとしないと、ここの色が無くなっちゃった・・・ってな事も
発生して来る。それがオリジナルなら、それがその色じゃないとって決まりはほぼ無い。

だからかなり自由になる。だから同じように見えるモザイクでも全く違って来るのね。
そうなると、この方が自宅で出来るのはタイルを切って置くのみ。

そしてそのパ-ツを2時間張り続ける・・・そうなると進行具合は限られている・・・・
とてつもなく果てしない・・・・。そんな中、もうちょっと簡単なのもやってみたい。

そんな話が持ち上がったので、それではこれからのスタイルは、ぺきぺきを使って
楽しめる下地をやるスタイルとこの犬を2つ同時に進めて行きましょう・・って話になる

すると、色々と調べてあって、以前公民館でやった焼いた杉板の表札を見つけたらしく、
あれをやって見たい・・・って言うのね。あれは非常に簡単なので、自宅でやるには

何にも困らないですよ・・・って話で、ご注文を頂いたのね。
すると、そんな中、私は世田谷key倶楽部みたいな時計・・・なんて話も出て・・・

少しずつ自分のスタイルを見つけて頂けると、何よりなのね。
何しろみんなが同じ作品を作る・・・そう言うカルチャ-教室をしたくないのでね。

みんなが各々好きなものを作る・・・それを見て私もあれを・・・ってな具合になれば、
先人の方と共有出来る話が出来るはず。ここは難しいよ・・・とか、この位で出来るよ。

とかね。そうやって同じように習っている人からのアドバイスは、非常に参考になるでしょ?まっ、高洲のサ-クルのような関係性になるのね・・・時間は掛かるけれど。

何しろここで顔を合わせた分だけの知り合いだから。それがサ-クルはご近所さんだったりする分も違うし、月に1回でも時間も倍だし、こことは違う。

ただこうして1作品を完成し始めると、みんながモザイクって?オリジナルって?って意味が少しずつ判って来ているようにも思われる。

しかも、ようやくスマ-トにお互い会話も出来るようになって来たし、勿論俺もやっと
慣れて来たので、どうしたいのか?って話も出来るようになって来た・・・そんな感じ。

何しろカルチャ-教室の本講座なんて初めてなのだから・・・俺も。
まっいずれにせよ、完成は間近になった作品があるから、みんなにも俺にも刺激になる。

さて、その後、アトリエに戻って軽くオ-ドリ-教室。


ここの所のオ-ドリ-は仕事が忙しいらしく、相当疲れている・・・そんな時は考えるような構想部分をやらずに、色だけ選べば進むような場所をやる事を進める。

何しろ進んだ事で、ちょっとでも張れた事で、気持ちが晴れるような気分を変える・・・
そう言う事を貯める事。

気分の良い事をね。アイスが当たる、稚魚が無事育つ、・・・こんな事でも、気分は
悪く無い。そんな事で良いから、ささやかに楽しい、嬉しい事を拾い集める。

勿論、こんな事が何になる・・・そんな人には用事が無い話だけれど、そこに余裕って
ものが出来る。しばらくやってないから・・・モザイクやろうかなってね。

何しろ大作なんて向き合えば、知らず知らず億劫にもなる・・・あれやるのかぁってね。
まっさっきの話では無いが、そんな時に楽しむお手軽簡単モザイクも良かろうが、

そもそも疲れているような状況では、それすら無理である。しかもキャリアも違う。
そうなると、逆にオ-ドリ-の場合、お手軽なモザイクでは無く、ここでダメ-ジを少なく

進められる構想抜きでやる事になる。さっきと違うのは環境や経験値・・・る

例えば、さっきの方達は経験値として切る、張るの行為自体が恐る恐るって感じ。
だから、逆に良くやった・・・って事になる。

しかしオ-ドリ-は弟子。それらに不安は一切無い。後は時間となると、さっきの方達は
経験値も上げたいから、簡単なモノを量産するスタイルも悪く無い。

何せ上手くなる為にも道具に慣れる、材料、素材に慣れる事、そう考えると、楽しむモザイク悪く無い。ただあれだけのグレ-ドをいきなり始めれば、簡単楽しむモザイクでも、

グレ-ドの良いものを・・・とついつい欲張ってしまうだろう。となると、どうしても
どうしようかな?不安だな?になってしまうから、先生が欲しくなったりもする。

そこで下地さえあれば悩まず、ぺきぺきで楽しむ・・・それで一石二鳥になる。
楽しめて、グレ-ドは下げずに、モザイクに慣れ、時間としても経験値が増える。

しかしオ-ドリ-となると、今は疲れ果ててしまうほど時間が無さそうだ・・・そこに
楽しむモザイクの入る余地は無い。そこで、やることは1つ。自宅では構想。

あれをこうするとこうなるのかな?・・・ってな具合。つまり具体的に何かを決めて、
それに見える様にするには・・・?ときちんと構想を立てる。きちんとね。

そこには片付けも掃除も、何にもいらないのだから、頭のみ。ただ、思いついたら、
ひとまずメモをする。そして翌日見て見る・・・もし、良いじゃんと思えるのなら、

ほぼ決定でも良いだろう。がしかし、えっ?はぁ?何だコリャ・・・って気持になったら、
単なる思い付き。大したアイデアじゃ無かった事になる。それを繰り返すのね。

次にアトリエに来るまで。そうしてそれを俺に話す。こうこうこうだから、こうしたいと
考えて来た・・・って具合にね。それで確認を取りさえすれば、悩むのはアトリエでは

無くて、日々の日常となり、アトリエはそれをまとめて、進める・・・となる。
何しろクリエ-タ-のような構想って人は、はい仕事・・・って机に向かったら沸いて来る

・・・そんなもんじゃなくて、日々考えていて、だからこそ日常にきっかけを見つける。
それをアトリエに来て初めて考えているようでは、ほぼ感に頼っているようで・・・。

もうオ-ドリ-も、人に教えてあれだけの結果を出せるようになったのなら、そろそろ
構想とは?今の自分に出来る事は?何をすべきか?こんな事を考えられるようになると、

教える側の準備って一体何?って意味が判るだろうし、上に行く意味も体感するだろう。
人に教える・・・人に時間を割く・・・人を育てる・・・大変さと、充実感。

それは、お母さん達ならみんな経験した、経験している事。俺も弟子と関わってそれを
やらせて頂いている訳で、人と真剣に向き合うって言うのは疲れるし大変な事である。

がしかし、結果が出た時、教えていた人の成長、それを体感できた時の充実感は、
それだけの労力を使ったか?が問われる。勿論、必ず満足する結果にたどり着く保障無く

、それなのに終わりが来るまで向き合う・・・・まだ若いオ-ドリ-には難しい話かも
知れ無いが、いずれにせよ、初めて本格的に人に教えているのだから、そこから得るもの

がある。それによって以前の自分と出会う事もある。それが初心ってものである。
あんな事から初めたっけなっ・・・ってね。

そんな中、朝、かぐやとの挨拶の中で、展覧会に出展していた龍を観た事が無い・・って
言っていたオ-ドリ-に、かぐやが、必ず観た方が良い・・・もしかすると、本当に師匠に

見えるだろうから・・・と言う話から、帰宅後に見せる事になった。
もう10年以上も前の作品・・・・今はこの作品も昔の腕となった・・・・。

それでもオ-ドリ-には新鮮だったのだろう・・・。今の俺には、この作品にも驚く事は
無い。今や普通である。ただサザンの勝手にシンドバッド・・・そんな作品であると良い

そんな気分ではある。そんな中、人に言うくらいだから・・・俺も・・・


わずかね・・・わずか。

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みどり教室

2013-07-12 23:57:43 | モザイク教室
かぐやからひとまず確認事項の電話をしましょう・・・と言われるままに順番に連絡。
国美展の作品、NHK学園、世田谷key倶楽部、ユニディ・・・と途中経過について。

作品については・・・って説明を聞いていると、運送会社さんがやって来て、何とも
タイミングの良い話になったのね。

それと教室については、出足上々な場所と苦戦している場所があったりして、
いずれにせよ、開催されれば・・・と願うだけで・・・。

何よりもそれによって、かぐやがいつ来る?って日程決めもそろそろしないと、何しろ
夏の行楽シ-ズンとなると、飛行機で来るのだから・・・・。

さてそれとして、みどり教室。


まっ、色々とあったが、その割には何も無かったように作品は穏やかに見える。
ラインがどれを取っても、滑らかなで、とても丁寧に作っている。

恐らくこんなに進まない・・・って感じているのは、初めてだと思うが、何しろこのレベルになると、趣味の域は完全に超えている。ただ仕事にしようと言うのだから、

上手いだの、凄いだのって言うのは当たり前になるのだから、普通と言えば普通だが、
その1作目を作ろうと言うのだから、判っていても中々やって見ると、その果てしなさは

以前の比じゃない。要するに新人選手が1軍に上がって試合の勝敗が決まっている状況の
代打であれば、観ている人も誰?って感じだから、期待感は少ない。

そんなときの選手はただがむしゃらに・・・喰らい付くって感じだから、ただ必死。
プレッシャ-など感じている場合じゃない。

それがそれらを経て、着々と力を付けているように見えるようになったとすると、
いよいよチャンスは来たりする。例えばレギュラ-に・・・って具合に。

そうなると話は変わって来る。そんなプレ-ヤ-のプレッシャ-は大きい。
何しろ期待と不安が一緒にやって来る・・・・背負うものが全く違って来る。

ただ一生懸命とか、今まで出来たから・・・とか、忘れて1からって気持ちにならないと
過去の作品なんて言うのは、単なる実績に過ぎない。

だから、同じものを作るのなら大きく影響する事は少ないが、毎度毎度オリジナルって
言うのは、変わって来る。トラが上手く行ったらライオンは上手く行くのか?

ブンチョウが上手く行くと、鳳凰は?って話で、参考例にはなったとしても、必ず結果が
出る保障は何処にも無い。しかも単に出来ただけなら、大きい作品ってだけの大作になる

そうでは無くて、誰が観ても流石にお弟子さんの作品だな・・・って言われるようじゃないと、人に認められた作品にはならない。

そんな事を完成した作品を見た人達が行ってくれた時に、報われた気持ちになり、そんな時に少しだけ笑える事がある・・・・上手くなった人達の自分越えって言うのは、

そう簡単では無い。ただ単純に考えれば、今日の1日が上手く行ったとするのなら?
今日を無駄にしないように・・・明日も、その次も・・・と繰り返すだけ。

けれど繰り返すのは腕では無くて、そう言う気持ちを・・・。
何しろ腕が出来ていないのに望んで見ても、それは高望みになるが、ここまで出来る人は

高望みでは無い。ならば足りないのは意識。そろそろ整えて貰いたいものである。
そして自分を知る良い機会でもある。作品とは?月並みだけど自分自身なのである。

そうそうかぐやも稚魚をアップしていたので・・・・


大きいのが最初に生まれたもので、小さいのが後から・・・2週間位の差かな?
ここまでは割りと順調なのね。


俺はこんな感じ・・・・




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