katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

リピ-タ-さん表札教室と作品作り

2013-07-15 05:45:31 | モザイク教室
月に1回、完全に定着したここでは珍しい男の人のお教室。
朝、どうですか?・・・と声を掛けると、やって来ましたぁぁぁって・・・・。

おっ、そりゃ楽しみだぁ・・・って見せて貰うと、逆にタイルが足りなくて・・・って。
しかも、前回やっていなかったんで、改心しましたぁぁ・・・って。

それ宗教っぽいですぅぅ・・・やるもやらないも本人の自由だし、しかも改心って・・・
大袈裟過ぎです。ただ気持ちは判るのね・・・何故なら次のセリフから・・・。

かぐやさん、やばいですよね・・・あの作品・・・って言うのね。
あれ?ブログ観ているんですか?って聞くと、毎日では無いんですけれど・・・って。

確かにここを見ると、次々とみんなの作品がいっぺんに見られる。しかも、他人の畑・・
のあの例えで言うのなら、月に1回の人が観たとしたら?と考えれば、更に言えば

仕事に取り入れたい・・・と言うのなら?益々より刺激的に見えるはず。
要するに本人の見かたが変われば、やる気にスイッチが入る・・・そんな話。

これが良い事ならば、悪い事は焦りに繋がったりする。何しろどの人もビックリする位の
グレ-ドの良さ。しかも個人レッスンは俺と2人・・・相席でもあると、様子などが

聞く事が出来るし、それによっていつもの個人レッスンでは無い、得るものもある。
勿論ここも一緒でナ-バスになれば、相手と自分を比べる事でしょげる事もある。

ただ刺激にするのがかぐやなら・・・それは果てしないくらい上級者。
もはや憧れに近い・・・みんな上手いけれど・・・あの人は別格だ・・・凄いって。

そうね、それは俺も思う。何しろモザイクの腕だけなら、俺とてライバルと認めた腕。
そう簡単に観られる作品では無い本物である。ヘタなプロよりもね。

そんなものだから、自分をしっかり持たないと、卑屈にもなるくらいやられる事がある。
そして何よりも、上手くなると切磋琢磨なんて事にもなる。

ただ楽しく1回の体験なら比べるまでも無いから、人の作品など眼に入らない。
けれど、こうして定期的になり、モザイクって?人の作品って?と興味を持って、

きちんと見よう・・・と思った瞬間、見る眼が変わった。何と無く見た・・・では無く、
真似出来たらなぁ・・・とか、何らか盗める事は無いか?って無意識に意識したら?

すべて、もしかしたら・・・?で結構。何しろ良くも悪くも良い作品って言うのは、
刺激になる。その刺激を受けたら、比べる相手は常に前作の自分。

家に帰って、前作の自分の作品と比べると、必ず自分の進歩が判るはずである。
いずれにせよ、意識が変わると、すべてが変わって来る・・・

簡単に言えば、自分の時間の中でのモザイクの優先順位が上がった・・・って事になる。

ちょっと枕が長くなってしまったけれど、それ位、今回は自宅でやって来た・・・って
言うアピ-ルも聞いていて嬉しかったし、やったモザイクを見ても、気持ちを改心して

・・・なんて言うだけあって、実に丁寧にやってあった。何しろ仕事に・・・って
言うのも大事だけれど、もう1つ掲げたものがあって、手の込んだように見える表札に

したい・・・って言うのがあって、考えれば簡単で、手の込んだ作品が簡単な訳が無い。
ただ新築の表札なのだから、出来れば目標として間に合いたい・・・・そんな事も

考えないと、仕事と言うのなら、工期も多少ある・・・もしそれが工事じゃなくて、芸術と言うのなら・・・?お客さんも待ってくれるだろうけれど・・・

さて、それでは・・・縁取りが終わった文字の中に造園関係のお仕事をしている事もあり
庭に関係するアイテムを作って行く・・・となり、1つ目がさくら・・・そんな次は?

竹となったのね。そして松。つまり今日は、この緑の部分のみしか進まない・・・・
それ位、時間の掛かるモザイクをしていたのね。

ただコロを使ってここまで細かくして作れば、そうそう簡単には進まないし、良く出来た
と思うのね。けれど、月に1回だけでは、このペ-スではいつ終わるか判らない。

そこで残りの松は自宅で、それとタイルが足りなかった縁取りも宿題として、もう1つの
宿題は、構想として、さくら、竹、松に続くアイテムを2つ考えて来る事。

グレ-ドを落とさずに、庭に関係がある・・・そんなものを2つ。全部とは言わないから、
2つ。恐らく同じようなグレ-ドなら、2つが精一杯だろうから・・・来月も。

こうやって予定通り行ったとすると・・・上手くすると2回でアイテムが終了して、
バックが1回、そしてその後に目地となると、このペ-スなら11月に完成。

後は本人次第。ただ今の所のグレ-ドに、本人は満足しているから、慌てる事無く、
もしそれでは遅い・・・と感じるのなら、自宅での時間を増やすしか無いのね・・・・

ただこれだけ手の込んだ表札。俺は観た事が無いのね・・・だって通常の表札なんて、
数日で終わってしまうでしょ?だって表札って大きくたって20cm程度・・・・

こんな何ヶ月も掛かる表札・・・俺も完成が楽しみなのね。

そんな後、こうして次々とみんなの作品を教えてからの作家活動へ戻るって事は、
先生から作家になるのだけれど、これだけみんなの作品が上がって来れば、

当然、みんなにもその眼で俺の作品は見られている訳で・・・手ごわくなっているのも
事実なのね。きちんと先生である・・・そんな作品にならないと、追い付かれている訳で

・・・・。人に教えるって言うのは、自分自身の経験値の切り売りなのだから・・・。
浅いと飽きられる。その程度なの?ってね。そんな意味でも、

いつ誰に見られても、どうぞ・・・って見せられる作品を作りたいのね。
俺も果てしないのね・・・毎回・・・・ってね。



とは言うものの、俺も果てしないってのは、苦戦してしまう事が多々あるのね・・・

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