katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

金魚のアクアガ-デン初日とみどり親子教室

2013-07-21 05:14:01 | モザイク作家
今日から地元江戸川区での金魚のイベントが2つ開催されている。
1つは以前お世話になった行船公園の金魚祭りと篠崎駅前の金魚のアクアガ-デン。

今回はアクアガ-デンに作品が展示されていて、9月にはワ-クショップも開催される。


作品も立派なケ-スに入っていたけれど、何とも凄かったのが、ワ-クショップの為の
モザイクについての素材や道具の紹介。

こんなにきちんと展示されるとは・・・・何とも恐縮である。是非多くの方が来場して
下さると良いのだけれど・・・・

何しろ、地元とは言え、この施設に入るのは初めてで、その脇にはこんなコ-ナ-もある。


伝統工芸品の展示や販売コ-ナ-。地元の名産品として小松菜が有名なんだけれど、
ここではそれを使ったものが食べられるみたい・・・

とそんなご紹介はここまでにして、みどり親子教室。


それがこんなアイデアを持って来た。不死鳥としての輪郭は段々終わって来た。
そこで中身のデザインとして銀杏。ここは神社仏閣にあるような木である事で、

問題は無かったが、この不死鳥はメスだから、メスと言うのならやっぱり花だから・・・
と花言葉なんかを調べて・・・と、こんな花を・・・と画像を見せられたんだけれど、

そこは違うと却下。何故銀杏はオッケ-でその花が却下になるのか?と言うと、
銀杏はご神木のように存在する。なのにメスは花って・・・・何とも安易。

ならば、頭に髪飾りでも良いし、フリルでもアリだよね?しかもだよ、もしメスは花と
言うのなら、そもそも女の人が作っているのなら、不死鳥じゃなく花だろっ?って話。

一体大事なのは何か?それは神々しいじゃなかったのかな?つまりこの不死鳥は何?
本来不死鳥って言うのは、炎なんかをイメ-ジされていて赤で描かれていたりする。

ではこれは?みどりが作っているから、森林とか緑の化身である・・・そこでオリジナル感を出した事になる。ただこれはメスだった・・・となる。

もしまだこれからこの不死鳥は若かった・・・とか、後から後から出て来たとしたら?
まだ余白が多いのだから、そんな事があってもおかしくない。いや、あっても良い。

問題なのはブレ。いつ何時にアイデアを追加しても良いが、何を掲げたのか?なのね。
神々しいでしょ?つまりメスだから花・・・・おいおいどんなブレなんだかっ。

違うのね、神々しいメスってどんな花?って考えるべきだろっ?そんなにぶれるなら、
可愛いアップリケでも付ければ良いじゃん。ばかちぃぃぃん。

掲げるテ-マがぶれないようにするには?、これから出て来るアイデア、アイテムを
すべて神々しい何とか・・・って考えれば、すべて神々しい繋がりになる。

なのに、メスだから花・・・もはやメスしか頭に無い。じゃピンクの不死鳥で良い。
違うでしょ?これだけ言えば、いくらなんでも判るでしょ?・・・となる。

すると、神々しいなんておこがましい感じで・・・と言うので、あまりにばかちん過ぎる
言い訳なので、更に追い込む事になった。

じゃ聞かせて貰おうかね。新人のくせにあんな立派な大会に出て・・・何様だよ?って
言われて諦めるの?素敵な絵を描く女流作家はみんなそれに見合った美しい美貌ある?

ガリレオを描いた作家は福山君よりカッコイイ?何を考えているんだか・・・。
そんな腰抜けはただ可愛い不死鳥でも作ってろ。それがホラ-なんだから。

親が死んでも生き続けないとならない可愛い不死鳥は、やがて親になり、子供を産むが
自分は不死鳥だから生き続け、子供は次々に死んで行く・・・ホラ-だなっ。

もっと神々しいものを作るのなら、そう言うものとして見られるかも知れない・・・・
そう言う覚悟なり気迫なりを持って作るべき。だからこそ、人が観た時にもし人に

そう簡単に出来ないものに見て頂けたとしたら?その時初めて神々しさが出た訳で。
ただそうとも言えないのは、作り手として神々しさの追求をして、その繰り返しを

きちんとしていたとするのなら?見えて普通であって、そう見て頂けるように作っていたのなら、きちんとそれを狙っていたんじゃないのかな?・・・・作り手ってそれが普通。

すると、暗礁に乗り上げ、今度は自宅でやる所が無くなった・・・と嘆く。
もはや大ばか者である。それでは持って来たアイデアはすべて通る前提になっている。

何とも浅はかな神々しさ作りである。そんなもん何個潰れて行くアイデアがあるか判らないのは当たり前の世界で、簡単じゃないから神々しいんじゃないのかな?

こんな事になるから、繰り返しの場所を流れ作業にしない。簡単なのだから。
それをいかに温存するか?なのだ。そしてこんな暗礁に乗り上げた時に、その繰り返しの

残りをやりつつ、次なるアイデアを考えつつ進める。それが1歩先を読むに繋がる。
じゃ今までの流れをバスの伝達ゲ-ムだとする。

恐らくみどりはメスの不死鳥って伝えたいんだから、赤い炎で花が付いているのを
伝えちゃうんだろうね・・・・きっと。それで良いなら簡単。だって良く見掛けるから。

普通だね。別にみどりじゃなくても誰でも良い。それで弟子は嫌だね。
そこで指導者としては、みどりが作るのなら?みどりにこだわるべき・・・

名は体を現す・・・と言うのなら。好きで名乗った名前なら・・・ね。
ここまでヒントは出したのだから、後は自分で考えるべき。

つまりここまでのやり取りで判るように、みどりの考えの中に不死鳥とは神々しいものって定義が入っていない事。単なる変わった鳥くらいにしか考えていなかった。

つまり後から付け加えられたのごとく、神々しいなんて言葉を付けられたものになっている。おいおい俺が不死鳥を神々しいって言ったんじゃなくて、死なない鳥なのだから、

神々しくないかい?それってもはや神だろっ?誰でも判る・・・違うかい?

そうやって付け加えられて入って来たものを、きちんと正式に受け入れているのなら忘れない。しかしまだきちんと受け入れられていないのである。

では、もし神々しいメスの不死鳥って伝えたら、最後の人にはどう伝わるだろうか?
ただ思いも寄らなかった提案だったんだろうね。きっと・・・。

恐らくそんな事に繋がって行くとは思わなかった・・・と戸惑っているのであろう。
質問に眼が泳ぐのだから。そこに信念があれば眼は泳がない。

もはやその通りです・・・と言ったようなもの。そもそもが国語みたいな話になるけれど、伝えたい事は何か?となった時に、何を印象に残すか?になる。

どんな?の部分が形容詞って言ったっけ?つまりみどりの場合だと、不死鳥です、ですが
緑の化身ですが、メスです・・・が・・・って後出しジャンケン的な作り方なのね。

それはそれで良いけれど、さっきの神々しいって冠を乗せて考えて行けば一貫性は生まれる。ここまでは説明したけれど、次はメスの不死鳥で作ると、あのままなら赤だった。

けれど神々しいとつけると、赤とは限らない。つまりバリエ-ションは増えた訳なのね。
そこで悩みが増える。だって思い込んでいたから・・・赤だと。けれど感で金もあった。

何しろ感がすべてでやって来たんだろうから。それでは後出しジャンケンを感だけでやり続けるんだね。こらこら傾向と大作をきちんと出来てからの、感を上乗せしないと、

今まで感で作って失敗を重ねていたんじゃないの?これだけの大作、感のみじゃ作れない
のね。しかもだからこそ根拠を持って・・・と、この作品で一皮剥けるはずなのに・・。

何故なら、弟子になるハ-ドルを乗り越える作品作りなんじゃないのかな?
もはやそれすらも作る事だけに集中しているようにも思える・・・・。

こらこら、目的も見失う深みにはまって行くようにも思える・・・・。

簡単な話で、自分の言った言葉を掘り下げる。不死鳥は永遠、死なない・・・飛ぶ、とか
連想して見て、って事は?・・・・って考えると、その中で自分の大事な事を拾い出し

次へ繋げて行く・・・・それには何が一番必要なのか?と考えると、金が使いたいと感に
頼るのも良いが、何故金なのか?と掘り下げれば、神々しさなんてのはすぐに出て来る。

恐らくこの神々しいって言葉が安く無いモノにならないヒントなんだと思うのね。
だってあのままメスの不死鳥で作っていたら、どんどんと離れて行くだろうから。

当たり前の事なのに、いちいち神々しいって言葉を意識させないと、単なる変わった鳥に
なっていたはず。何しろ観た事の無いオリジナルを作るって言うのは、

先人に植え付けられた意識を持った人達に、それをも受け入れた上で、それとは違う
自分らしさの提案みたいなもので、ただ変わっていれば良いだけでは、だらしないだけ。

良く古きものと新しいものの融合なんて安く語るものがあるが、安く見えないように
するには、それ相応の考え方と技術を持ってやらないと、心技体は揃わない。

技術だけって言うのは愚かで安い。そんなこんなで意識の指導は終えて、では自宅で進める準備としては、尻尾の輪郭のみの絵を描き込まないとならない。

そこで前回の頭の時と同じようなデザインにしたいと言うのは決まっているらしいので、
描き込んで貰って修正。ほら簡単に自宅で出来るようになったでしょ?

悩んで作るのは当然。ただ止まるだろうから、その時の為の保険をこうしてきちんと作る
まっ生き方も同じような気もするが・・・。

安全だらけなら保険はいらない。まさかの不安の解消に保険は用意するものだとするのなら?・・・是非モザイクにも用意、準備して欲しいのね。

結果が出たものは最後までやらずに、まさかの為に残す・・・・悩んだらそこをやる。
これで保険の作り方も教えたし、しばらく何も無かろう。

あっそうそう、銀杏は良かったが、銀杏だけだと、銀杏の化身になっちゃうよね・・・
みどりの化身と言うのなら、最低後2つくらいのアイテムは無いとね・・・・



それと娘さん。よくよく聞くと、1回で終わらなくて良いって言うのね。
じゃ何作るの?って聞くと、クリスマスツリ-って言うのね・・・そこで絵を描いてって

ちょっとした資料を見せると・・・・やっぱり星にするって言うのね。
すると、みどりが星の形に切って貰っても、すぐに終わっちゃうよ・・・って。

俺もそう思ったのね。ただそこはみどりも判ったんだ・・・・へぇ。・・・

じゃ描いて見よっか・・・と観ていると、フリ-ハンドでサクサクと描くので、こらこら
余りにもザックリ過ぎるだろっ・・・・1回で終わる体験なら、それでも良い。

何しろ終わる事が一番大事だから。でも1回じゃなくても良いを選んだのなら、もう少し
きちんと・・・ちゃんと・・・ってやらないと。

そこで定規や分度器を使って、目の前で線を引いて下地を作ったのね。
最初は最後まで終われば良い。何しろ体験を何度かやると、その日に終えるモザイクは

知っている。けれど、何回かで仕上がるモザイクの経験値は無いのだから、構想無しで
スタ-トすれば、その日の気分でやる事になる・・・・ほらさっきの話。

でもみどりは弟子になろうとしているのだから、きちんと構想とは言うが、娘は何と無く
お母さんと一緒に・・・くらいなのだから、難しい事は無し。

まずは好きにやりつつ終わる事。そこは変だなって思う事が無い限りそのままで良し。
何しろもし自宅でもお母さんと一緒にやる時に、材料さえ持っていれば出来る。

けれど星の黄色の線だけね。何しろ初めて固い1cmタイルを切っているのだから。
良く頑張って縁取りのコロの4分の1を切ったのね。まずまずなのね。

最初は何しろたどり着く事。終わりさえすれば、新しい事に手を出しているのだから、
終わる事が大事。何日も掛かるモザイクも固い素材もすべてが初めてなのだから・・・・

ちなみに椅子の上で撮っているから、30cmくらいあるのかな?大きさ・・・・
星だけ1cmタイルでやれば、後はいつものぺきぺきで良いよぉ。

楽しむモザイクはそれで良いのね・・・・楽しく結果が出ればね。


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