かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

☆輝いた生き方を☆

2011年09月28日 | Weblog
「命の授業」が行われました。助産師さん2人が学校に来られて、授業をしていただきました。いろんな角度から、命の重みについて考えさせてもらいました


 
「命の授業」ということで、助産師さん2人をお招きして全校生徒対象に授業をしていただきました。



 最初に「生命の誕生」のしくみをスライドを使いながら、わかりやすく話をしてくれました。今、わたしたちが、この世に存在できるのは、講師の方が言われるようにすごく奇跡的な確率です。



 そして、多くの人に関わってもらいながら、今の自分があります。振り返ると(これからもそうかも知れませんが)いろんな乗り越えなければならない壁もありました。苦しい時期もありました。でも多くの人に支えられていることを感じることが多くありました。特に、両親には、感謝し尽くせません。


 しかし、父を亡くし、母も闘病生活に入っています。その分、今を大切に生きていかなければならないと思います。
 


 最近、生徒たちの中で、ある問題がありました。うつむきがちな生き方ではなく、生徒たちには、輝いて生きて欲しいと願いながら指導をしてきました。誰もが失敗はあると思います。でも修正力をしっかりと身につけて、自分自身の生き方を見直すいい機会にして欲しいと願っています。その意味においては、いい時期に、保健所の方、助産師さんの話が聞けました。




 最後に震災の後の映像を見せてもらいました。生きていることが確認できた瞬間の写真がたくさんありました。残酷的なほどのすさまじく命を奪いにきた津波。災害のあと、大切な人と生きていることを感じあった瞬間はどのような思いだったでしょう。棺を土の中に埋めていく悲しさは、想像もできません。話や映像から生きるということが人間の最大の喜びであると実感しました。




 3年生の感想で、


「命ができることはとても大変なことなのに、人が死ぬのは簡単すぎる」



という言葉がありました。生徒が書いた感想を読みながら、その一言がすごく心に残りました。生徒なりに、話を聴きながら、いろんな思いがこみ上がってきたのでしょう。



 心に残る授業をしていただきありがとうございました。何気なく日々を過ごしているような自分自身ですが、今、そして一日一日を大切に人と人と繋がりあいながら生きていくという強いメッセージをもらいました。


 P.S 授業が終わり、講師の方がお帰りになるとき、講師の赤ちゃんが入り口にいました。3年生の生徒が一生懸命にだっこをしながらあやしている姿がとてもうれしく思いました。