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梅雨の季節の廊下で

2013年06月22日 | Weblog
梅雨の日の生徒が創る合唱に
           郷愁漂う校舎の廊下





              
 学校を歩いていると、いろんなことに出くわします。先日、廊下に




「春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が
櫂(かひ)のしづくも 花と散る
         ながめを何に たとふべき~~~」




という滝廉太郎作曲の「花」の合唱が音楽室から流れてきました。それをいい感じに聴いていました。まもなく



「うさぎ追いし かの山 こぶな釣りし かの川
 夢は今もめぐりて 忘れがたき ふるさと~~」



と笛の音色。




音楽にもいろんなジャンルがありますが、こういった懐かしい唱歌が校舎に流れるのもなんとなく心地よく落ち着いた気持ちになります。ぽっと音楽室に入って、雰囲気も壊れたらいけないので、外から聴いていました。授業が終わった後に、音楽の先生に、



「廊下にいい曲が流れていたよ。」



と言うと、
「最初は、生徒が歌うのかなと思っていたけど、結構声を出して、しっかりと歌っていました。」




JPOPなどにもいい曲がたくさんありますが、時代の動きが早い中で、日本伝統の文化にふれさせることも生徒の感性を磨く中で大切なことではないかと思いました。




昨日は、図書室の前で先生が、「もう少し早くしたかったんですが・・・。」と言いながら一生懸命に掲示物の張り替えをしていました。掲示板も梅雨モードになっていました。そこを通る先生たちが「いいねえ!」など感想を図書館の先生に伝えながら通っていました。



台風の接近の中で、雨も時折激しくふります。ちょうど、外には紫陽花も雨に打たれながらきれいに咲いています。梅雨の風景の中で、図書館の前もしっかりと「梅雨モード」になっていました。廊下から見えるグランドも池になっているような感じでした。




あと少し。真夏の太陽が出て来てくれることでしょう。