かったかくんのホームページ

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朝の静かな校舎に生徒の息吹

2015年12月05日 | Weblog
一年中で一番昼間の時間が短くなってきています。今年の冬至は、12月22日(火)となっています。


その時は大分県は日の出が7時12分、日の入りが17時10分となっています。


北海道札幌市が日の出が7時1分、日の入りが16時3分です。同じ日本でも大分県と北海道では特に、日の入りの時間が1時間も違うのです。北海道では16時には夜になるのです。



昼間の時間がもっとも短いのが冬至です。これは、小学校や中学校の理科の中で学びます。
 

しかし、いろいろ季節を調べてみると、冬至と言っても、一年の中で、一番、日の出の時間が遅いわけではありません。日の出が遅いのは、年を明けてからになるそうです。だから1月までは、冬至が過ぎても、朝は暗いということになります。
 


逆に、一年の中で一番日の入りが早いのも冬至の日ではありません。日の入りが早いのは、冬至の前です。今頃が一年の中で、一番日の入りの時間が早い時なのです。
 

今日、移動図書館の方にお会いした時に、
「先生、昨日は、500冊以上、本を借りた人がいたのですよ。」
と言っていました。



「季節に関係があるのですか。」
と言うと、
「やっぱり冬場は、特に高齢者の方がよく借りますね。」
と言っていました。季節によって、借りる冊数も違ってくるのですね。
 


学校も夏場では、家から学校に着いたときは、すでに太陽が昇っていて暑いなあと思うのですが、今は、校舎の中もちょっと冷たい空気も流れていて、まだ薄暗いです。早く来る生徒のために、教室の電気をつけてあげています。教室との一日の出会いが薄暗いより、いいですよね。
 

化学ぞうきんのモップを持って、引っ張って回りながら、校舎の中を歩きます。教科の中で、子どもたちと接することがなくなってからのルーティン?です。生徒の姿はありませんが、いろんな生徒の息吹を感じることができます。
 


掲示物、トイレの並べ方、黒板・・・いろんな中から生徒たちの声が聞こえてきます。結構楽しませてもらっています。修学旅行の写真集や新聞、職業人に聞く会のまとめなどの掲示物。


生徒一人ひとりの想いを見ることができます。体育大会のスローガンや音楽会のスローガン。感動をもう一度蘇らせることができます。


「一年間の歴史をはっています。」という担当の先生の話がありましたが、見ていくと教室にもドラマがあります。
 


日の出前の校舎も生徒たちの輝きを感じます。
 



これから季節はさらに寒くなっていきますが、生徒たちの躍動を期待しています。
朝の音楽は校舎の中に「mon」さんの音楽を流しています。さわやかに感じます。