かったかくんのホームページ

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講演会~流通から学ぶ~

2015年12月18日 | Weblog
朝の冷え込みはすごかった。学校に着いて、1時間目が終わってから外に出る用事があったので、車に乗ると、車のフロントガラスが凍っていた・・・そんな朝の寒さでした。


グランドを見ると、寒さには負けず、根をはりながら雑草が生えてきていました。いい根性。今日は、久しぶりに雑草と対決。車でグランドを整備して回りました。
 

昨日に引き続き、講演のことを。2つめの講演は、養命酒製造株式会社の営業の方のお話でした。

「社会人にもとめられるものとは」


という演題でした。たくさんの高校生が会場に詰めかけていたので、これから社会人として生きていくためにとても学ぶことができた講演ではなかったかと思います。こういった東京の伝統ある会社の営業の方の話を聞く機会は、めったにありません。
 

コカコーラのクリスマス色のマークが「クリスマスは赤色」的なイメージを創ったこと。ボンド、セメダイン、ガードマンなど商品の名前が一般的な呼び名となったこと。


この営業の方が3個パックのプリンを売り出したら、他のメーカーも3個パックを売り出しはじめた・・・つまり、発想の転換をしながら、どう一歩を踏み出すかというところから話を始めていきました。



旅行、ガーデニング、健康管理食品など消費者の年代ごとのニーズを分析して営業戦略を立てる話題、
どう商品をアピールするかというようなクリエイティブな活動を芸能界の人たちのCMの契約金などの興味深い話題

を出しながら、伝えていきました。
 

こだわりを持って仕事に臨むこと、常に時代の変化を見据えてクリエイティブに生きていくこと、社会は人と人との集合体であることをしっかりと意識しながら、魅力的な人であることの大切さを伝えてくれました。
 

養命酒がロングセラーの商品である理由を質問者から出されました。
 

効用、ほんのりした甘み、広告の仕方・・・きちんとした営業戦略のもとで、消費者に長い間支持されています。

 

2つの講演会で常に時代の変化に対応しているコンビニのローソンとロングセラーの養命酒の対比する2つの会社の話を聞きました。
その違いを某先生が鋭く質問しました。
 

商品が短命かロングセラーかは別にして、商品の営業は、常に時代を追って努力していること、こだわりを持ち続けていること、知恵を働かせ、前向きな会社経営を果たしていることなど、会社の命運をかけての事業展開をおこなわれていることを改めて感じました。



生徒とともに、2つの講演会からたくさんのことを学びました。