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命の授業

2016年07月13日 | 大分県
「窓の外は雨、雨が降ってる・・・。」
いるかさんの歌が聞こえてくるようです。大きな災害がなくて、ちょっと安心しています。しかし、まだまだ油断ができません。


そんな雨が降りしきる中、中津の病院の助産師さんの方をお招きして「命の授業」を実施しました。


助産師のYさんは、昨年に続いての講師です。生徒たちがわかりやすく「命の尊重」について理解するために映像などいろいろ準備をしてくれていました。
感謝しています。


Yさんの助産師としての立場からの話をしていただきました。「生命の尊重」を伝える授業です。奇跡の連続でわたしたちはこの世に「生」をうけています。お母さんも子どもたちも、「命がけ」でこの世に生まれてきました。より幸せな生き方をして欲しいと願っています。


Yさんの優しい語り口で授業が始まりました。相手に寄り添うことは、「相手の気持ちを察することができる」ことだというところから話は入っていきました。

特に、病で心が弱っている患者さんが発する言葉の裏を感じる力の大切さを話してくれました。

今言っている言葉は、

「どんな気持ちなのかなあ。」

と相手の希望や不安を感じることが、相手の気持ちを考えることにつながります。相手を思いやることへと発展していきます。



次に、

「命を大切にする」=「自分を大切にすること」 

自分自身のよいところも悪いところも自分の中で認める事が大切であることを具体的に話をしてくれました。

看護師として、どんなに忙しくても患者さんの前では笑顔をわすれないこと・・・を心がけているということですが、それができたときに、自分で認め、ほめる・・・自己肯定感の大切さを生徒に話してくれました。


Yさんの出産前の様子などを映像で見せていただきました。授業の終わりには、赤ちゃんの重さの人形をみんなで抱いてみました。助産師の立場から、「命」について生徒にアプローチしてくれました。そのプロフェッショナルの方が伝える「命」には、重みがあります。


Yさんの人柄の優しさそして笑顔で生徒たちと関わりをもっていただきました。



とても有意義で生徒も優しくそして与えられた「命」のことをしっかり見つめることができた1時間でした。