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賑わいをみせた若宮祇園

2016年07月24日 | 大分県
真夏のふるさとのお祭り「若宮祇園」が昨日行われました。過疎化が進み、以前と比較して人が集まる機会が少なくなっています。そんな中でも冬の「どんど焼き」と真夏の「若宮祇園」はたくさんの人が集まりにぎわうことができます。
 

若宮祇園は、6月の総会から少しずつ、準備を進めてきました。

実行委員として、

「枯れ木も==山のにぎわい」的なところで関わってきました。


この祇園には、1回目から関わってきています。あれから年月が過ぎ、すでに25回目を迎えました。


それまではお神楽をするだけで、ほとんど人が境内にいない状態で、舞殿で神楽舞と何人かいる状態でした。それをなんとかしようと「若宮祇園」ができあがりました。
 


昨日は、朝からお宮に出勤☆です。会場づくりです。暑い中、たくさんの人が集まって、ステージの組み立てなどを行いました。半日で会場づくりをするのですから、ハードです。暑さとの勝負でもあります。


しかし、回を重ねてきているだけに、だんだんと手際が良くなってきています。
 


午後から、神事が行われ、お神輿の御神幸です。小学生たちもやってきました。一緒に地区を回りました。人も少ないので、軽い子ども神輿での地区回りです。それぞれの家の前では、「わっしょい、わっしょい。」と神輿を担ぎあげました。


神輿に手を合わせている姿が、平穏な暮らしを祈る地区の人たちの祈りを表しています。
 


神輿が戻ってから、実行委員の人たちを中心にイベントの開始です。まずは、夜店を出します。焼き鳥、焼きそば、ビール・ジュース、かき氷売り場があります。責任者を中心に準備されています。


もみじ園の園生たちも頑張って出店しています。
 

ステージや舞殿では、2回にわたるうそ替え(抽選会)、地元神楽と二社による子ども神楽、エイサーの演舞とにぎわいます。

時間が経つにつれて、境内には人が増えてきました。ふだんは静かな境内が1年に一度、大賑わいです。

うそ替えは今年は景気をつけようと特等5万円です。ほかにも豪華景品があります。毎年10枚抽選券を買っています。


なんとなんと、今年は・・・賞金3000円が2枚、そして、先週実行委員で景品を買いに行ったときに、
「この夏の敷布団がいいなあ。」
と自分自身が選んだ布団が見事手元に。




9時30分近くまで境内は盛り上がりました。

豊前そして宇佐からの子ども神楽もすばらしい舞いでした。
 


2012年の九州北部豪雨の時は、境内まで川の濁流が襲い中止をせざるをえませんでした。しかし、地区も風景は変わってきていますが、復興しつつあります。

いろんな歴史を刻みながら、若宮祇園は続けられています。
 

たくさんの懐かしい人たちにも会いました。
 


これからもこの祇園が「地域の絆」の象徴であってほしいと願っています。



地域の人たちが家路についてから、後片付けです。11時近くまでかかりました。さきほどまでの賑わいが嘘のようです。

未来へとこのお祭りの賑わいが続きますように。