かったかくんのホームページ

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感動・・・白球を追う喜び

2016年07月16日 | 大分県
今日の夜は、耶馬溪中学校時代の集まりがありました。参加することができる地元に住んでいる人たちが集まって懇親を深めました。当時は、1学年でも200人いました。当時のことや近況などを語り合いました。


ちょくちょく会うので懐かしい~とまではいきませんが、やっぱり同級生となると、親近感を感じます。話も弾みます。
 

遠く年齢が離れていますが、今日は、中学生である後輩たちのちょっとした感動がありました。現在、縁があって、母校に勤務しています。あの1学年200人の時代と違って、極ごく小規模となっています。

部活動でも人数を集めるのが大変です。
 

3年生が引退してから、現在新チームができています。部員数が3名となりました。3名になっても放課後、生徒たちは、グランドでノックを受けたりしています。人数が少ない、寂しい練習です。


しかし・・・今日は・・・感動の記念の日でした。
 

隣りの中学校との合同チームが結成されたのです。
 


合同チームが結成された今日の朝、生徒たちは、10キロ離れた隣りの山国中学校まで自転車で行きました。どんな様子か、練習の見学に行きました。


2つの学校の指導する先生方、そして、白いユニフォームに身を包まれた部員たちの姿がグランドにありました。


放課後、3名でボールを追っている光景ではなく、野球部としてチームが成立している集団としての練習風景です。声も出しながら、練習は盛り上がっています。
 

本当に久しぶりに生徒たちが、本格的な練習をしている姿。生き生きしています。躍動感があります。2年生に、

「とてもうれしそうにしているね。」

と言うと、

「はい。」

と笑顔でいい返事。

「野球ができるなら、10キロの道もどうってことないよね。」


まさにそんな喜びがグランドにありました。フリーバッティングをしたり、ノックを受けたりしています。生き生きとしています。また野球を通して、他校の生徒とのいいコミュニケーションができています。


両チームの指導者も、両チームの生徒たちがいい関わりができるような言葉がけをして、初対面でも絆が深まっています。 
 

はつらつと白球を追いかけている生徒たちを見たとき、心にぐっとくるものがありました。感動でした。
 


野球小僧たちに、合同チームが結成することで、もちろん、勝負にもこだわって欲しいと思います。


しかし、それ以上に、双方にいい刺激を受け取って、野球の活動を通してたくさんのものを学んでほしいと期待しています。