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「学び舎を巣立つ生徒たち~卒業の日~」

2019年03月08日 | 大分県
ふるさと耶馬溪の中学校を3年生が卒業をしていきました。

この3年間、生徒たちは大きな成長を遂げていきました。

生徒たちにとって、いい時も、うまくいかない時もありました。
でも一つひとつ乗り越えながら、たくましい姿へと変わっていきました。


式辞の中の一部の言葉です。



「時には、3年生も悔しくて、もどかしくてどうしようもない歯がゆい気持ちになったことも多かったでしょう。


わたしにとって、3年生19名の一人ひとりは、大切な大事なかけがえのない生徒でした。



3年部の先生をはじめ、耶馬溪中学校の先生方みんながそう感じて、関わりを大事にしてきました。


何よりもお家の方の「愛情」という一番の支えを受けながら、とまどいの時期を少しずつそして少しずつ、自立という息吹を芽生えさせ、次第に周りの人に感動を与えるドラマをたくさん作ってきました。



どの学校のどの生徒にも負けない誇らしい生徒へと転換を遂げていきました。
 


わたしは、いつも心の中に、
「冬を経験するからこそ春が来る」


と思っています。




みなさんは、中学校生活の中で、苦しい冬も感じました。だからこそ、今日の素晴らしい春、卒業式を迎えたのです。
 



校内音楽会の中で、お家の方が、一生懸命に選曲をして、セカイノオワリの「サザンカ」を合唱にして、みなさんに心からのメッセージとして届けました。


覚えていますか。


それをみなさんにもう一度思い出してもらいたいのです。皆さん自身を振り返ってみて下さい。




「努力が報われず 不安になって 珍しく僕にあたったりして
 ここであきらめたら今までの自分がかわいそうだと 君は泣きました」



「誰よりもころんで 誰よりも泣いて 誰よりも君は 立ち上がってきました。僕は知ってるよ 誰よりも君が一番輝いている 瞬間を」
「夢を追う君へ 思い出して くじけそうなら、いつだって物語の主人公が立ち上がる限り 物語は続いていきます。」
 


皆さんにはいつまでも強く優しい意志をもった物語の主人公でいて下さい・・・。」





ピアニストのかとうゆうこさんとのもとさやかさんには、「サザンカ」の演奏をしていただきました。




生徒たちにメッセージを伝えるために、お家の方は2ヶ月、校内音楽会のために、この歌を練習してきました。それを思い出していました。心温まる演奏で、涙がこぼれました。
 



そして、地域からたくさんの方が、卒業生のために、来校していただきました。



生徒たちを見守っていく包み込むような優しい思い、これからの時代を生徒たちに託していく期待の表れだとお思います。
 



卒業生のみなさま、保護者のみなさまおめでとうございます。
そしてあたたかく見守っていただいた来賓の方々に厚くお礼を申し上げます。