かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

灼熱の野球の試合~新人戦を前に~

2013年09月14日 | Weblog
彼岸花咲いても灼熱グランドに
          白球追って球児が躍る





暑い、とにかく暑い一日でした。大型の台風18号は、16日にも列島を縦断するコースで南の海上から北に進んでいますが、その影響は全くなし。太平洋高気圧の勢力が強いということです。



偏西風が日本付近で平年より北に位置している影響で、太平洋高気圧が張りだし、10月も全国で平年より高温傾向となるという予報。しばらくは、この暑さとの闘いです。



しかし、この暑さにも関わらず、彼岸花が咲き始めました。自然の花々だけは、秋の訪れをわずれていないことにほっとします。




体育大会の練習と同時に、今、市や県の新人戦に向けての取り組みの最終章となっています。9月27日(金)各部活では最後の実戦練習のさなかです。新チームになって間もないのですが、今年度最後の大きな大会を迎えます。




平日は、夕やみが迫ってくるのも早くなっています。短時間に集中して練習をしています。そして土日は実践トレーニングとなっています。




今日は、野球部の審判に行きました。学校には、2校の中学校のチームが来ました。試合開始の9時ごろは少し雲も出て朝の涼しさを感じていたのですが、時間が経つほどにどんどん気温も上昇。


グランドの上では35度をこえていました。グランド上は真夏日でした。審判をしながら、イニングイニングでしっかりと水分をとって、熱中症に気をつけていました。




生徒たちは2試合。部員は9人ぎりぎりです。全員が頑張らなければなりません。一試合目、取っては取り返す試合で試合も面白い展開。夏休み練習した成果が出ていました。二試合目。ここでは暑さに、選手たちも体力、集中力も切れたのか試合展開は一方的になりました。これも仕方がないかも。




今日は、ほとんどの学校でも練習試合や大会が行われていたそうで、ある近隣の大会で、2回で終わった試合もあったとか。その学校は、1回の攻防で1人が暑さのために脱落。2回でもう1人がアウトで、人数が足らずに試合終了となったそうです。




体育大会、新人戦と1、2年生にとっては、暑さと付き合いながらハードな9月となっています。がんばれ!!

ごちそうさま・・・ありがとう☆

2013年09月13日 | Weblog
子どもらの心のこもった試食会
            心もいただく食の秋



高校生のみなさんへ

おいしい昼食の試食をさせていただきありがとうございました。試食会に向けて、これまでたくさんの時間を費やして、準備してくれたことを先生方から聞きました。



食物科のみなさんは、先生方の指導のもとに、実習や教室での学習に頑張っているという話を、先生から聞かせていただきました。みなさんの活躍の話は、オリンピック誘致のプレゼンターとして、ブエノスアイレスで滝川クリステルさんの代役になってもおかしくないほどの先生の熱い語りでした。




先生のみなさんに対するあたたかな思い、そして気持ちよいあいさつで部屋に迎えてくれるみなさんの「おもてなし」の姿がすごく一体となって、高校での生活が充実していることを感じ取ることができました。



松花堂弁当は彩りもきれいで、食を楽しむことができました。中学校から高校に進学して、わずか2年半の中で、しっかりと鍛えられてきているみなさんの姿が思い浮かんできました。



筑前煮、照り焼き・・・彩りはもちろんですが、どの料理もとっても工夫された味付けでとても美味しく口にすることができました。昼ご飯にするにはもったいない料理に感激をしました。残さず、おいしくほおばらせてもらいました。




見えないところでの準備が大変だったと思います。わたしたちが見えないところでの職人としてのみなさんの調理が、提供してもらった私たちの心を解きほぐし、笑顔にさせ、会話をはずませてくれました。




心からみなさんの「おもてなし」に感謝します。ありがとうございました。これから、みなさんは進路決定に向けて、尽力されると思います。高校で学んだみなさんです。自信をもって、自分の進路決定に向けて、最大の努力をして下さいね。陰ながら応援しています。



今日の試食会に感謝しながら、文章をとじます。

スポーツフェスティバル

2013年09月12日 | Weblog
汗にじみ暑さが厳しい練習に
          秋風時折り 頬に涼し





オリンピックが東京に決定しました。1964年以来の日本での夏のオリンピック開催です。テレビの画面を見ながら、もっとシンプルな開催地の決め方があるのではないかと思ってしまいます。



例えば、今回はヨーロッパだったら、次回はアフリカなど開催地は、州の輪番制にする。その州の中で開催国を決めたらどうだろう。




候補地は、IOC委員が施設見学をします。IOC委員になったら、東京、イスタンブール、マドリードと見学に行き、しっかりと「おもてなし」を受けます?



種目決めも一度レスリングを外して、3種目の中から選んで再びレスリングに決定するなど不透明な部分もあります。これも「おもてなし」効果?なのかと勘繰りたくもなります。




祭典なのですから、ある一定の競技人口を越えていたら、その種目はすべてオリンピックにとり入れるようにシンプルにしたらどうかな。「もしも・・・IOC会長になったら、そうします。」?




多くの震災関連の課題が日本にはあります。今回も日本に決定するにあたって、他国からも質問が出ました。

「私が安全を保証します。状況はコントロールされています。」
「汚染水は港湾内に完全にブロックされています。」
「健康に対する問題はありません。今までも、現在も、これからもありません。」

と首相がプレゼンを行っていきました。



進捗状況は正確にコントロールしても、情報のコントロールはしないで欲しいですね。後世につけを回さないようにと祈っています。オリンピックが決定した以上は、その成功と同時に、遅滞することなく一日も早い震災復旧を願っています。




9月に入って、一時的に暑さがやわらぎました。しかし、この2、3日、残暑の厳しさを感じます。



そんな中で、学校のスポーツの祭典、体育大会の練習が行われています。短期間の取り組みなので、生徒たちも真剣です。走って、競技を楽しんで、応援に気合いを入れてと思い出の若人の体育大会にして欲しいと思っています。

みんな幸せにね☆

2013年09月11日 | Weblog
子どもらに幸せな生き方して欲しく
           人との出逢い優しい関わり





一昨日、あるところで、こんな光景を見ました。



小学生の子どもたちが学校から帰っていました。しかし、何となく様子が変です。




テレビのドラマでもみているかのような一人の子どもに対して、多くの子どもがよってたかってしつこく罵声を浴びせています。おそらく一人の子の名前でしょう。道路に名前を石で書かれています。



名前が白く残りました。その名前の上に、道路にあった草で、「ブタ」と書いています。その様子を見ていました。





しばらくして、違う二人のこどもが通りかかりました。
「これ、悪いよね。」
と話しています。しゃがんで字を見ています。




どうするのかと思ったら、手に唾をつけてその字を消しています。すごい正義感。
「あなたたち、すごいね。」
と声を掛けました。



「水いるならもってこようか。」
とバケツに水を入れて持っていきました。
「おっちゃん、ありがとう。」
と礼儀正しくお礼の言葉。



「でもね、向こうにも書いていたよ。おっちゃんも行く?」
「おっちゃんは、いいよ。バケツ貸すから消しておいで。」
と二人は、水の入ったバケツを持って、走ってその現場に駆けて行きました。





しばらくして戻ってきました。
「おっちゃん、ありがとう。」
「あなたたちは、すごいね。びっくりした。」
と話して、その場を立ち去り、用事の場所へと急ぎました。




罵声を浴びせていた事実関係がよくわからないので、そこには立ち入りませんでした。だから、子どもたちの学校に電話をして、自分が見た客観的事実だけを話しておきました。





今どきこんな子どもがいるんだなあと、落書きを消している二人の子どもに感動しました。一方、学校に伝えたもののあのトラブルの渦中の子どもたちはどうしているんだろうと心配にもなりました。




生活体験が不足気味、コミュニケーションのとり方が苦手な子どもが多い現代社会。傷つきやすく傷つけやすい子どもたち。



人を大切にする生き方、幸せな生き方をどこかで学んでいった欲しいと願います。笑顔が似合う子どもでいてほしいと思いました。

成功に導く草取り

2013年09月10日 | Weblog
ずぶとくも地面に根を張る夏草も
          生徒にかかれば一網打尽





体育大会に向けての取り組みも本格的になってきました。生徒たちも体育大会の練習・準備をはじめ、中津市新人戦の練習、中津市駅伝大会の練習、修学旅行の事前学習、受験に向けた取り組み・・・など、一気にいろんなことにチャレンジしなければなりません。



しかし、ポジティブに考えれば、目標をしっかり持つことができれば、充実した時間を過ごすことができるのではないかと思っています。





先週の結団式のあと、全校で草取りの作業をしました。グランドを車で整備していましたが、ほこりがたつので、雨が降ったあとしか車で整備をすることができません。



今年は猛暑だったので、整備をしにくい状態にありました。草にとっては妨害をするものがいません。しっかりグランドに根付いていました。




草が主に生えているところを学年で割り振って草取りをしていきました。自分たちが自分たちのグランドをきれいにしていくということは大切なことだと思います。



「気がついたらいつの間にか大人がしていた・・・。」ということが子どもたちの環境が多い中で、汗を流しながら子どもたちがみんなで取り組んでいく大切さを感じます。



「黙々と草をとっているねえ。」
と話しかけると、
「がんばりよるよ。」
の生徒の声。




「見てみて、わたしのとったところ、きれいやろ。」
本当に取り残しがありません。見事です。
「すごい、きれいだね。うれしいねえ。」
生徒もにっこり。



雑草が生い茂っているところがあっという間に生徒の手によって、きれいになりました。生徒たちも自分たちがとったところがきれいになって、気持ちよさそうにしていました。




練習、本番ときれいにグランドで生徒たちは駆け回ることができます。サッカー部の先生が、そのあと、車でならしてくれました。最高のグランドになっています。

収穫の秋~初秋の風吹く中で~

2013年09月09日 | Weblog
栗の実がツクツクボウシの鳴きごえに
            イガの中から秋を見る







裏の畑。草がぼうぼうと伸びています。水路に目をやれば、水路を覆うように草がおおっています。いよいよ草刈りをしなければならないような事態に陥っています。



休みの日に、意を決して、草刈り機を持ちいざ畑へ向かいました。このところ暑さも陰って作業するにも苦にはなりません。ゆっくりと草を刈って行きました。刈って行くうちに落ちています。栗の実です。あちらこちらに。




猛暑のせい、木の老化?いつもの年と違って、栗の実もやや小粒となっています。しかし、たくさん実っています。昨年は、虫の被害に遭って実ることがなかったのですが、今年はどの木もいっぱいになっています。




畑は家の裏にあり、家よりやや高いところにあるのですが、昨年は水害に遭いました。その理由は、川の水が裏から回ってきたことと、水路があふれてきたからです。畑のいたるところに流木や流れ着いたものが散乱しました。今はそのあとかたもありませんが、畑が川と化していました。「経験をしたことがない」出来事でした。




草を刈り進めて行くと、実りの秋を感じさせてくれます。実がつくものを1、2本ずつ植えています。「栗」「いちじく」「ザクロ」「カボス」「柿」が実っています。栗以外はまだまだ食べることができませんが、畑から秋の香りが漂ってきます。




およそ1時間。気持ちのいい広場となりました。刈った後も簿タボタと栗の実が落ちていました。草むらをかき分けて探すのではなく、しっかりと落ちているところが見えるようになりました。




あの異常気象の猛暑が嘘のようです。わずか数週間で季節がこんなに変わるのかと思います。周りを見ると、猛暑が明けて田や畑で作業する人がたくさん出ています。収穫する準備をしています。




水路に入りながら、水路の草もしっかりととりました。久しぶりにとったので、盛りのいい一輪車で何回も草を捨てるところに行きました。実りの秋を実感しました

@パソコンに操られ@

2013年09月08日 | Weblog
パソコンに管理されてる我が身なり
           フリーズ&エラーと時折不機嫌





デジカメで写真を撮ったものは、「学校」「家族」・・・などと、フォルダを作って保存しています。パソコンに入れてしまうと容量をとってしまうので、外付けハードディスクに年度ごと、月ごと、行事ごとに分けています。そうすると、何かあった時にはすぐに取り出せるからです。



しかし・・・金曜日のこと。




写真を使おうとして、今年の「学校」のフォルダをクリックすると、


「ファイルまたはディレクトリ壊れているため、読み取ることができません。」



という文字が出てきて、フォルダを開くことができません。学校でいろんな人に聞いたけれど、解決法がありません。
「あ~~~4月からの学校の写真は、もうなくなったのか。」



いろんな行事で撮った写真が収められています。
大ショック。




そこで、最後の手段、Tくんに電話。症状を伝えました。
「せんせい、だめかも知れないね。フォルダが壊れているかも知れないからね。」
テンション下がりっぱなし。




しばらくしてから、Tくんから電話がかかりました。
「せんせい、今日仕事が終わってから行けるけど、夜10時頃行っていいかなあ。」



もちろん☆。



ちょうど10時、やってきました。遅いのに申し訳ない。



Tくんに説明をしました。あ~~の、こ~~のと言いながら、いろいろ試してくれました。一枚ソフトも持ってきてくれていました。素人にもわかりやすい説明をしてくれています。



「保管場所をあらわず帳面みたいなものが壊れていて、
  必要とするファイルまでたどり着くことができない・・・。」



なるほど、そこまで理解はできる。



「せんせい、外付けのハードディスクに写真を入れるときは、気をつけなければならないことがあるんよ。」



初めて知った。



「せんせい、なおるかも知れないし、なおらないかも知れない。」



結果が分かるには、数時間かかります。朝方までたかしくんにいてもらうわけにはいかないので、そのあとの処理の仕方を聞きました。



数時間経った今日の朝。朝起きてから、言われたとおりに、あ~~の、こ~~のしながら、作業をしました。



お~~~っ、できた。感動。感謝、感謝・・・(涙)です。感動、感謝、感激、ハイテンション・・・のいい土曜日の朝となりました。すぐにTくんにお礼の電話をしました。感動。




生徒や学校の様子の写真が元通りになりましたの巻です。ほっ。

体育大会の結団式

2013年09月07日 | Weblog
赤帽子青帽子の色あざやかに
         グランドに活気青春の輝き





2学期始まっていろんな活動が学校の中で行われています。学校の中でも中心となる大きな行事の一つに体育大会があります。いよいよ今日から体育大会に向けての本格的な取り組みが始まりました。



夏休みから今までにかけても、実行委員会の中で、たくさんの提案をしてきました。しかし全校が一斉にグランドに集結するのは今日からです。




今日は結団式を行いました。今年度から、熱中症対策として、赤・青の帽子を着用しています。生徒に帽子も似合っています。帽子をかぶった生徒の姿を見ると、ハチマキの時とはちがう雰囲気がグランドにかもしだされます。
「おっ、似合うね。」
と言うと、
「もともとわたし、かわいいもん。」
・・・・・。





まずは、赤・青合同の集会。団長などの決意。
実行委員長、
「1年生は初めての体育大会でちょっと緊張しているようですが、2年生、3年生を頼りに練習に取り組んでください。みんなですばらしい体育大会を創りあげていきましょう。」
と誠実な性格そのまま、発表しました。




 紅組代表として、団長が前に立ちました。
「この体育大会を通して、素晴らしい思い出を創っていきましょう。楽しい思い出いっぱいの体育大会になることを期待しています。不安な部分もありますが、リードしていきたいと思います。最後の体育大会、みんなで頑張っていきましょう。」
と思いを伝えていきました。




青組代表、
「応援団として、みんなをひっぱっていきたいと思います。みんなで協力し合って、すばらしい体育大会を創っていきましょう。練習もお互いに励ましあって、がんばりましょう。」
とちょっと恥ずかしそうでしたが、堂々と意見を述べました。




全校から今度は、赤、青に分かれての結団式。3年生を中心にまとまりのある集会にしていきました。生徒たちのやる気を感じました。




この一週間、始業式、テスト・・・そして、結団式と2学期がはじまってわずかな中にしっかりと中味が詰まった学校生活となっています。体育大会の練習のスタートとなりました。これからグランドもさらに活気づいたものとなっていきます。



生徒たちの感動のドラマを練習そして本番の中で楽しみにしています。

秋風そよぐ朝

2013年09月05日 | Weblog
秋風にたなびく雲は溶けていき
         スカイブルーに映える山並み





さわやかな朝。青空もきれいに広がっています。昨日の朝は、台風の影響が心配されました。川の水も増え、下校時は天気は回復したものの一斉下校になりました。その時も川の水の量と速さはいつもとは違って激しいものがありました。




久しぶりに晴れた中での生徒たちの登校となりました。秋晴れとは今日の朝のような天気のことを言うのでしょう。空を見るとコバルトブルーがはえていました。あいさつ運動で道路に立って、生徒に声をかけました。




「今日の天気は、自転車こいでも気持ちがいいだろうね。」
と生徒に言うと、いろんな声が返ってきました。
「でもね、ねむい。」
  勉強のしすぎ?



「学校までが遠いからきつい~~。」
  うむ?休みのために、体力が落ちている?
などの否定派。




「風が気持ちいいよ。」
「秋になったね。」
しっかり肯定感情派。




これから残暑も厳しくなってくると思いますが、今日の朝はしっかり秋を感じさせました。校舎から見える光景もすがすがしいものがありました。



ここ7年間、ずっと続けているものがあります。



それは、朝、学校の中のそうじです。だれもまだいない校舎をほうきをもって歩くと、いろんな生徒の姿が見えてきます。教室や廊下が生徒のドラマを語るものがあります。


また、校舎の窓を開け、電気をつけ、ちょっとBGMを。冬は窓を開けることができませんが、早くやってきて、教室に入り、生徒にとって暗い教室、ちょっと蒸してどよんとした空気より、明るくさわやかな教室の方が一日のスタートの気持ちが違ってくるのかなと勝手に思ってしまいます。




ひと通りの日課を終え、今日は、3階の窓から見える美しい景色を少しぼおっと見入ってしまいました。それほど、青空と風の心地よさが気持ちよく感じさせるものがありました。




しばらくして生徒たちが登校してきて、校舎の中も活気が出てきました。秋、夏。夏、秋・・・と繰り返しながら、季節は猛暑の夏から自然の潤いを感じさせる秋に変わっていくのですね。

あれから一年

2013年09月04日 | Weblog
秋風に吹かれて偲ぶ父母の
         肩を寄せ合い雲は流る





昨年のちょうど今日、9月4日のこと。天気もよくちょっと暑い一日でした。昼前、同じ職場の先生と出張に行きました。用事が済み、給食に間に合うように、学校に戻っているときに、電話がかかりました。



「お母さんの意識がない。」
という家族からの電話でした。施設に入所している母の容体に変化があったようです。突然のことでしたが、学校に一度戻ってから、すぐに母のところに駆けつけました。受付に行くと、
「お母さんは、治療室にいますよ。」
という言葉。




 治療室に行きました。すると、
「お亡くなりになりました。」
という思いがけない言葉が担当の方から伝えられました。母は眠ったようにベッドの上にいます。


8月の終わりの日曜日には、九州北部豪雨の復興の神楽が施設の玄関で行われ、車椅子に乗せて見に行きました。それから数日、まさかあの神楽を一緒に見たことが最後の母との会話になるとはそのときは想像がつきませんでした。



あれからあっという間の一年でした。



母の旅立ちを見送ることはできませんでした。しかし、母なりにここまで頑張ってきたことに感謝の気持ちでいっぱいです。



突然の死。3時過ぎに家に連れて帰って、通夜、次の日には葬儀と・・・ある意味、「さっと済ませて、自分たちのしなければならないことに頑張りなさい。」というメッセージを送っているかのようでした。



よく生前から、「親が死んだら、悲しむ暇なんかないよ。人が来て、きちんと対応しなければならないんだから。」と口癖のように言っていました。まさに母の言うように、連れて帰って、間もなくして、いろんな方がお参りに来てくれました。ゆっくり母と別れができなかったような気がします。




一年ちょうどが経ちました。お墓には子どもたちがお参りしてくれました。仕事から戻ると、仏壇にも花を飾ってくれていました。両親も孫が来てくれ喜んでいることでしょう。


またきょうだいや家族がこの日をしっかり覚えていて、それぞれに思いを募らせていることにうれしく思います。



学校では、今日は、朝から台風の対応であわただしく対応をしました。朝から大雨が降っていました。川の水も増水をしていました。



一転午後からは青空が久しぶりに出る天気。さわやかな秋風が吹き始めました。鈴虫やコオロギなどの鳴き声も聞こえています。




仏壇が置かれている部屋には、母と父の写真を並べて飾っています。二人で秋の季節をゆっくりと楽しんでほしいと思います。

災害に備えて

2013年09月03日 | Weblog
いつか来る災害の時の対応を
       知ることイコール「命を守る」






9月2日の始業式の日に、中津市消防署から講師を招いて、防災訓練を実施しました。今回は、九州北部豪雨についての講話をしていただきました。



講師を務めてくれたのは、中津市消防署に勤務しているIさんです。21歳という若さですが、消防署の中で隊員として第一線で活躍をしています。昨年の北部九州豪雨の時も人命を第一に救助活動にあたりました。




その時の様子をスライドを見ながら話をしてくれました。




9月1日は、「防災の日」となっています。




1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災を教訓にしようとこの日が設けられています。




最近の災害を見ると、いつ、どこでおこるかわからない「過去に経験をしたことがない災害」が発生しています。昨年の九州北部豪雨も同様です。




釜石市では長年にわたり生徒たちに対して防災教育を推進していました。そのために、あの地震が発生したときに、家にいた小学生の子どもですら、まず自分の命を守ろうと、一人で高台に逃げていました。釜石市の小中学生の99.8%の子どもが助かっています。「釜石の奇跡」と呼ばれています。




避難の3原則として、
①想定にとらわれない。
  ※自然を相手に自分の中で想定をつくらない。
②最善を尽くす
    ※より、安全な確率を高めるための動きをとる。地震ならば、より高台に逃げる。
③率先避難者たれ
  ※周囲に声をかけながら、率先して逃げること。逃げることは恥ずかしいことではない。だれかが急いで逃げると、それに連れて逃げる人が出てくる。






先日の新聞の中で、避難を送らせる心理、バイアス(偏見)があるという記事が掲載されていました。
①正常性バイアス
 ・「わたしは大丈夫」「まさか」と思う。
②先延ばしバイアス
 ・情報収集に時間をかけ、決断(避難)を先延ばしにする。
③多数派同調バイアス
 ・みんな逃げていないから、大丈夫だろう.





バイアスをクリアするためには、「避難の3原則」を守り抜くことです。状況に応じた避難の仕方・方法を身につけることは、生き抜く力にもつながります。




数日前、テレビでシンサイミライ学校で釜石東中学校の活動を視聴しました。当時生徒会の防災リーダーの菊池さんの言葉を聞きながら、また群馬大学の片田先生の言葉を聞きながら、逃げ方、訓練の仕方などたくさん学ぶことができました。




知るか知らないかは生きられるか、生き抜くことができないのかにつながると感じました。

2学期のスタート

2013年09月02日 | Weblog
霧かかり雫に濡れた生徒らが
          坂道上る始業式の朝






生徒たちの夏休みが終わりました。長い40日を超える休みでした。しかし、その中にもたくさんのドラマがあったと思います。いろんな楽しい思いを胸に登校してきました。




特に印象的だったのは、県総体において、たくさんの生徒たちが中津市予選を突破して参加をしました。県レベルでの熱い戦いを繰り広げました。吹奏楽部は南九州大会に初出場の権利を得ました。またバスケットボール部は準優勝で同じく宮崎で行われた九州大会へ。



九州でもすばらしい闘いを繰り広げました。今日の始業式では、その表彰も行いました。




九州大会が終わり、部活も新人のチームにバトンタッチされました。また基本からチーム練習が始まりました。市の新人戦が9月の終わりから行われます。大会に合わせたチーム作りをしていって欲しいと思います。




今日は、9月の最初の学校日です。



毎月、最初の学校日には、校門にたくさんのお家の方たちがあいさつ運動に立ってくれています。今日も7時30分頃からお父さんやお母さんたちが集まってきてくれました。いい雰囲気です。あたたかな雰囲気の中で、生徒たちは少し雨に濡れながら、坂道を上がってきました。
「おはよう。」
の声が坂道に響きました。みんないい声であいさつをしています。いろんな人の関わりの中で、子どもたちが成長できていることにうれしさを感じます。





始業式では、
①自分で命を守る行動を取って欲しい。
 ・交通ルールをしっかり守る。  
 ・事件などに巻き込まれない行動を取る。
※今、三重県では中学生の事件がおこっています。事故や事件に巻き込まれない行動の中で、充実した2学期を送って欲しい。一つしかいない命を大切にして欲しい。
②一つひとつの行事や取り組むべきことをみんなでやり遂げる学校を創っていこう。
   ・体育大会や合唱祭に向けてまとまりをもって取り組みを
    していこう。




などの2点を中心に話をしていきました。




各クラスの生徒からも2学期の決意で思いを発表していきました。学校にはやっぱり子ども、生徒が似合うということを改めて感じました。




校舎の中から、生徒たちのいろんな声が聞こえてきます。休み中も活動をしている生徒はいましたが、夏休みが明け、2学期が始まり、いつもの学校生活でいつもの明るい生徒の声はやっぱりいいですね。

夏の終わりの野球観戦

2013年09月01日 | Weblog
思い出に野球観戦いざドーム
         夏の終わりに涙の雨降り





家族、親戚と一緒に昨日、ヤフオクドームでの楽天VSソフトバンクフォークスの試合の観戦に行きました。当初は、連れ合いの両親も誘っていました。友人にチケットも頼んで、準備万端でした。都合で両親は行くことができずに残念。



天気が心配されました。台風そして台風から温帯低気圧になった影響。九州道の筑紫野ICから先が通行止めになっていました。しかし、ドームをめざして鳥栖から元有料道路を通って、福岡に入りました。




ところどころで雨の激しいところもありましたが、なんとかドームまでたどり着くことができました。試合も「交通機関が乱れて台風のために中止」にならずによかった。





試合も最高でした。初回いきなり楽天の岡島選手が初球をホームラン。よく見ていないうちのホームランで交通機関は乱れなくても試合は、荒天?と思いきや、すぐさま反撃をしていきました。



摂津投手もなんとか立ち直って、9‐2でソフトバンクフォークスが勝利しました。美穂さんたちは初めてのヤフオクドームでの試合の経験。勝利の展開にドームの雰囲気もよく、楽しむことができてほっとしました。




大分出身の今宮選手も4打点の活躍。お立ち台に立つことができました。




7回のジェット風船。勝利の花火など連れ合いに経験をさせることができて、夏の最後の旅行を盛り上げることができました。




家族との野球観戦もいろいろと思い出があります。父がよく、「夏になったら、西鉄の試合を見に行きたいね。」
と言っていたのを覚えています。



しかし、店の配達などもあってかなうことができませんでした。子どもたちとも、平和台球場に観戦に行きました。




めいやおいを連れて行ったときに、平和台球場で夕立に遭った記憶があります。西鉄ライオンズが西武ライオンズになった頃です。ライオンズが関東に行ってしまい、九州にフライチャイズがなくなりました。




西武ライオンズが福岡で試合をする時には、平和台球場も盛り上がりました。まして、清原選手や石毛選手などのスーパースターがいたので、観客も多くいました。



南海フォークスがダイエーに身売りをして、九州にプロ野球のチームが復活しました。ダイエーフォークスの誕生です。





昨日は、そんな懐かしい思いもあっての「レジェンドシリーズ」としての試合でした。



「パ・リーグ6球団の監督・コーチ・選手が、球団の歴史や伝統に関係するユニフォームを着用してプレーするイベントになります。当イベントを通じて、プロ野球(パ・リーグ)の歴史や伝統を尊重し、プロ野球界全体を盛り上げていくこと。また野球振興や青少年の健全育成などの社会貢献活動に取り組んでいくことを目的とします。」



という目的から、ソフトバンクの選手が南海フォークスのユニフォームを着ての試合でした。野村克也さんや門田博光さん、王貞治さんも会場に詰め掛けイベントもありました。



懐かしいユニフォームを久しぶりに見ながらの勝利の試合に満足しました。