台風7号が接近してきています。
災害がないことを願っています。命が奪われることは、もう2度とおきてはならないことと強く願いながら、台風が過ぎ去っていくのを見守っていきたいと思います。
学校では通学時間帯などが台風の接近の時間に近いことと、日中の予報の動きから臨時休校の措置をとっています。
「何もなかった。」
というような雰囲気になればなあと願いを込めて思っています。
以前も書いたことがありますが、野球でつながっている審判をしているM浦さんから時折、ショートメールが送られてきます。
最初は、ピッチャーと審判という関係でしたが、はがきで俳句を送られてきてから、こちらは、俳句はど素人ですが、ショートメールでひと月に一度程度の俳句を通してのやりとりをしています。
今は、球場で会った時には、もちろん野球の話もしますが、俳句の話にも華が咲きます。審判と野球のユニフォームを着てのこの会話も楽しいです。これもまたおつなものがあります。
◇はM浦さん、〇は「かったか」です。
*9月
◇焼き茄子やもういっぱいをこれで飲む
・おいしそう。お酒のうまい季節となっているのを詠んでいます。
〇歓声が山あい揺らす運動会
・子どもたち2人だけの山移小学校最後の運動会の日のことです。運動会も地域がまとまって盛り上がりました。
*10月
◇もう来たか見上げる空に鴨がとぶ
・審判をしながら、悠々と空を飛ぶ鴨を見たそうです。
〇満天の星が瞬く耶馬の里
・もみじもきれいですが、この季節の星空も最高です。
*11月
◇犬ヶ岳つるべ落としが郷愁を
・この季節、日が暮れるのも早くなっています。
〇色付いた木々が校舎を包み込む
・勤務する校舎は、銀杏などが色づき、教室の中まで黄色に色を変えていきます。とてもきれいです。
*12月
◇ジャッジした今年最後は寒日和
・昨年最後の大会を審判したあとに送られてきました。
〇決断の三者面談肩を寄せ
・12月私立高校を受験する生徒は受験先を決めます。
*1月
◇初場所後こめ一粒の日が長く
・1月になるとちょっぴり日が長くなってきます。
〇春よ来い梅のつぼみも春を待つ
・寒いふるさとです。しかし、球春はそこまで来ています。
*2月
◇渡り鳥ふるさとめざし羽を梳く
・春がいよいよやってきます。渡り鳥も帰っていきます。
〇菜の花を揺らす選手の走る音
・ちょうど、県内一周駅伝大会の通過日でした。全校生徒で応援しました。
*4月
◇希少なり桜散らしの雨がない
・きれいな桜が彩っていたのでしょう。
〇桜舞い学び舎染める新学期
・始業式の時には、桜が散りかけていました。それでも桜が舞う中での始業式は趣があります。
*5月
◇低く飛び高くも飛べる群れつばめ
・それぞれの市総体に向けた生徒たちの頑張りを示した歌だと思います。
〇新緑のふるさと想う蕎麦の味
・深耶馬溪でそばを食べました。そばを食べながら窓の向こうの新緑がとてもきれいに見えました。
◇垂れるだけ容姿ほそ身の藤の花
・犬ケ岳で見た藤の花なのでしょう。犬ケ岳に登ったそうです。元気いい~。
〇遠足の湖畔に流れる初夏の風
・ダム湖畔に遠足に行ってきました。ボートにも乗り、気持ちいい一日を過ごすことができました。
*6月
◇刷くように縫うが如くツバメ飛ぶ
・審判でマスク越しに若人の成長を見て創った歌だそうです。
〇舞い上がりほたるの光が星となる
・空に浮かぶほのかな光が、ほたるの光なのか、星の光が見分けがつかないスポットがあります。
◇今はなし苗代寒と言った頃
・昔は苗代で仕事をしている姿が見かけましたが、今はその風物詩もなくなったという思いの歌です。
〇紫陽花の涙にそっと傘をさす
・紫陽花がきれいに故郷を彩っています。
2人のちょっとしたショートメールでのやり取りですが、日々の何気ない近況を伝えあっています。
災害がないことを願っています。命が奪われることは、もう2度とおきてはならないことと強く願いながら、台風が過ぎ去っていくのを見守っていきたいと思います。
学校では通学時間帯などが台風の接近の時間に近いことと、日中の予報の動きから臨時休校の措置をとっています。
「何もなかった。」
というような雰囲気になればなあと願いを込めて思っています。
以前も書いたことがありますが、野球でつながっている審判をしているM浦さんから時折、ショートメールが送られてきます。
最初は、ピッチャーと審判という関係でしたが、はがきで俳句を送られてきてから、こちらは、俳句はど素人ですが、ショートメールでひと月に一度程度の俳句を通してのやりとりをしています。
今は、球場で会った時には、もちろん野球の話もしますが、俳句の話にも華が咲きます。審判と野球のユニフォームを着てのこの会話も楽しいです。これもまたおつなものがあります。
◇はM浦さん、〇は「かったか」です。
*9月
◇焼き茄子やもういっぱいをこれで飲む
・おいしそう。お酒のうまい季節となっているのを詠んでいます。
〇歓声が山あい揺らす運動会
・子どもたち2人だけの山移小学校最後の運動会の日のことです。運動会も地域がまとまって盛り上がりました。
*10月
◇もう来たか見上げる空に鴨がとぶ
・審判をしながら、悠々と空を飛ぶ鴨を見たそうです。
〇満天の星が瞬く耶馬の里
・もみじもきれいですが、この季節の星空も最高です。
*11月
◇犬ヶ岳つるべ落としが郷愁を
・この季節、日が暮れるのも早くなっています。
〇色付いた木々が校舎を包み込む
・勤務する校舎は、銀杏などが色づき、教室の中まで黄色に色を変えていきます。とてもきれいです。
*12月
◇ジャッジした今年最後は寒日和
・昨年最後の大会を審判したあとに送られてきました。
〇決断の三者面談肩を寄せ
・12月私立高校を受験する生徒は受験先を決めます。
*1月
◇初場所後こめ一粒の日が長く
・1月になるとちょっぴり日が長くなってきます。
〇春よ来い梅のつぼみも春を待つ
・寒いふるさとです。しかし、球春はそこまで来ています。
*2月
◇渡り鳥ふるさとめざし羽を梳く
・春がいよいよやってきます。渡り鳥も帰っていきます。
〇菜の花を揺らす選手の走る音
・ちょうど、県内一周駅伝大会の通過日でした。全校生徒で応援しました。
*4月
◇希少なり桜散らしの雨がない
・きれいな桜が彩っていたのでしょう。
〇桜舞い学び舎染める新学期
・始業式の時には、桜が散りかけていました。それでも桜が舞う中での始業式は趣があります。
*5月
◇低く飛び高くも飛べる群れつばめ
・それぞれの市総体に向けた生徒たちの頑張りを示した歌だと思います。
〇新緑のふるさと想う蕎麦の味
・深耶馬溪でそばを食べました。そばを食べながら窓の向こうの新緑がとてもきれいに見えました。
◇垂れるだけ容姿ほそ身の藤の花
・犬ケ岳で見た藤の花なのでしょう。犬ケ岳に登ったそうです。元気いい~。
〇遠足の湖畔に流れる初夏の風
・ダム湖畔に遠足に行ってきました。ボートにも乗り、気持ちいい一日を過ごすことができました。
*6月
◇刷くように縫うが如くツバメ飛ぶ
・審判でマスク越しに若人の成長を見て創った歌だそうです。
〇舞い上がりほたるの光が星となる
・空に浮かぶほのかな光が、ほたるの光なのか、星の光が見分けがつかないスポットがあります。
◇今はなし苗代寒と言った頃
・昔は苗代で仕事をしている姿が見かけましたが、今はその風物詩もなくなったという思いの歌です。
〇紫陽花の涙にそっと傘をさす
・紫陽花がきれいに故郷を彩っています。
2人のちょっとしたショートメールでのやり取りですが、日々の何気ない近況を伝えあっています。