かったかくんのホームページ

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「県総体開幕」

2018年07月25日 | 大分県
今日から県総体が開幕しました。朝10時30分から県立総合体育館で開会式です。

試合の関係で試合時間から遠い種目の選手が代表として参加しました。

各郡市30人の生徒が入場行進をします。本年度より、開会式会場が駐車場の関係で、市営陸上競技場から県立総合体育館に変更になりました。
まして今年のように、太陽が厳しく照り付けると、クーラーの入った体育館での開会式は快適です。
 


「しらしんけん!燃やせ闘志!一戦全力」というスローガンが選手たちの気持ちを高揚させてくれます。
 

男女の気持ちを合わせた選手宣誓は、今年は中津市が担当します。何度か練習をして本番では見事堂々と宣誓を行いました。
 

開会式が終わると、すぐにソフトテニスコートに行きました。今日は、ソフトテニス男女の個人戦があります。暑い。熱風が吹きます。コートや観客席は燃えるような暑さです。
 
 

会場では、

「体調が悪い生徒や保護者の方は、早めに帰って下さい。」

など何度も熱中症対策の放送を流しています。そ

れでも救急車で搬送された他校の生徒もいました。

いつも行うソフトテニス男女の開始式は中止で、すぐに試合となります。


また、応援の生徒はできるだけ会場に連れてこないような指導もあったようです。
しかしそうはいっても、仲間の試合です。
保護者の方のサポートも受けながら、どの学校も一生懸命な応援が続きました。
 
 


試合の控えに入るまでは選手たちはテントの中などにいて、試合を待ちます。個人戦は7セットマッチなので、ひと試合に時間がかかります。
勤務校では、男女とも1ペアずつ予選を突破して本選に出場していますが、15時近くからの試合となりました。


3時間待機させられました。
この待ち時間の過ごし方も勝負に左右します。
 


集中力を高めながら待っていました。
  


いざ、勝負の時がやってきました。生徒はコートに躍動をしていきました。跳ねる・駆ける・跳ぶ・打つと競り合いの試合です。
暑さ・緊張は相手も同じです。


堂々と戦いに挑みましたが、あと一歩のところで勝利を上がることはできませんでした。
 
 


相手との戦いは、技術×技術もありますが、技術では相手もこの日に向けて苦しいことを乗り越えながら、こちらに負けないくらい日々の鍛錬をしています。

部活指導をしてきて、「勝利する確率を高めるためには、技術+αのαが大切である」と思っています。
  



勝負をする以上、勝つ保証はありません。
負けることだってあります。しかし、勝つ確率を高めることはできます。


 
 

ある野球の監督は、
「全力疾走、声を出すことに、スランプはない。」
と言っています。

「試合の時、全力疾走で守備位置まで行きなさい。そこで、ゆっくり風の向きや太陽の位置などを確認しなさい。」

と生徒に説いていました。
 

「規律正しい声の大きさのあいさつ、動きをしなさい。たくさんの人を味方にすることができる。きびきびした態度は相手にプレッシャーを与えることができる。」
という人もいます。
 
 


尊敬できる陸上の先生は

、「ピンチの時に顔を下げてはいけない。ピンチの時にこそ、みんなでポジティブな声で励まそう。」
と、激励会の時に言っていました。

以前勤務した学校で、部活の大会に応援に行って、帰ろうとしたときに、指導者が、負けて泣いている生徒たちに、

「あなたたちは、負けて悔しい涙と応援に来てくれた人が帰る時に感謝の気持ちのあいさつをすること、それとこれとは違うんだ。」
と生徒に諭していました。

技術以上にたくさんの強さのαがあります。

こんなαをいくつ持っているか、こんな学んだαを試合の時に生かせるかが、勝利の確率を上げていきます。
つまり、「強さの増量」「勝利への強い思い」になります。
 


明日はまた種目も増えてきます。
強さをもって戦って欲しいと期待しています。