かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「意志力の強さを感じて」

2018年08月30日 | 大分県
読みかけの本の中に、
「あなたの中にも強い意志力はちゃんとある。それを使っていないだけなんです。」という内容の本があります。

内容は別にして、人の意志力が凄いなあと感じることが最近はよくあります。


 
今日はかつての生徒のお父さんが、仕事の関係で学校にやってきました。

かつての生徒が航空管制塔で働いていることは知っていました。


ところが、人との(お嫁さん)出会いの中で、管制塔の職員を辞めて、再び、受験をして、薬学部に入学したそうです。

今年の2月に国家試験に合格して、見事薬剤師として頑張っているという話を聞きました。


管制官として頑張っていたけれども、結婚をして、再び大学入試。合格をしてお嫁さん、子どもと離れて、大学での6年間の薬剤師としての勉強、国家試験に向けての努力、そして薬剤師に・・・と強い意志がなければ成し遂げることができないことだと思います。
 


いろんな方との出会いやサポートがあってのことだと思います。かつては教えた生徒ですが、今は、最後までやりきれる意志力に凄いと尊敬します。

 



昨日書いたように、今、「学びのススメ塾」が行われています。外部から講師をお招きしています。
数学は、先輩の元校長先生の「いっしゅう先生」です。

教諭時代には教頭先生として、いろいろとお世話になっていました。


「かったかさん、今日は、こういう流れで授業をやるから、見においで。」
と資料も見せていただいたので、行ってみました。
 


あいさつから終わりまで熱い思いで授業を行っています。また控え室となっている校長室でかなり教材研究をしています。どうやったら、わかりにくい子どもたちにも数学の楽しさを与えることができるかということをイメージして、授業の流れを細かく作っています。


『いっしゅう先生、半端ない』

です。


「子どもができなかったら、子どもの責任だけではなく、どう授業の組み方が悪かったのか、指導力がないのかということを教師が見つめ直さないといけない。」

というスタンスです。

もちろん、このことは、現役の時から現場の先生方には伝えていました。

生徒に対する「愛情」を言葉や教壇に立つ姿から見ることができます。
今日も教壇に立たれる先生を見ながら改めて感じました。



退職されて数年経ちますが、「プロフェッショナル」だなあと思います。