愛知県農業経営士協会になんとなく入れてもらって8年程たった。
多くの先輩たちから宴の席でいろいろと経営を学ばせてもらっている。
そしていろいろと気にかけてアドバイスをしてくれる支部の皆さんに、
お祝いの席を設けてもらったりと、土に触れている人たちの優しさが身にしみる。
帰りがけの会話から“すっぽん”を食べようということになり、
後日、雲谷町にある「散歩道」ですっぽん料理に舌鼓をうたせてもらった。
すっぽんは、我が家のすっぽん大帝王である親父が釣ってきた40cmオーバーもの。
専門料理店では決して味わえない代物である。
大きいものはおいしくないという定説はいったい誰が作ったのだろうか。
ついコンフリクト・オブ・イントレストなのかと思ってしまう。
肉と卵が入った鍋にふんだんの野菜を入れて、しばしアルコールタイム。
煮えたと同時に初体験の輩は必ず一言発する。
そしていつも食べ始めるとあっという間にコラーゲンは胃袋にという盛況ぶり。
夏に向けての滋養強壮にはもってこいではないだろうか。
通常、冬に食べるものだと思っていたが、すっぽんはこの時期でないと釣れない。
ということは天然ものの旬は今?。
自然の循環に即して自然の幸をいただく。
畏敬の念を忘れず、いただくばかりではなく恩返もしなければ。
さて、すっぽんの甲羅で顔を隠しているのは、散歩道の美人女将であります。