果樹園の風

愛知県豊橋市で無農薬のレモンを栽培している河合果樹園です。
目指せ!楽しむ農業、楽しませる農業!

満開のみかんの花と自然栽培園地

2015年05月11日 17時37分29秒 | 日記・エッセイ・コラム
蕾から一気に満開へと露地みかんの花が生長してしまった。
早い品種では迫り来る台風の風で橘吹雪となるだろう。
それにしても5月の台風とは恐れ入る。
悪戦苦闘していた摘蕾作業も一段落。
うまく再発芽してくれることを祈ることとしよう!

雨で成長が加速するのを防ぎたくてにアメリカフウロの種がこぼれる前に、
雑草コントロール栽培の奥義、テデトル(手で取る)も完了。
何かと慌ただしくしてくれるのは、自然の神様が与えるものだろう。
自然に接していないアナリストが最も分析に加味できない代物だ。
計算はこれによりすべて机上の空論となることを理解してもらいたいと思う。

昨年新規に作りだした自然栽培の園地、たくさん花が咲くかと思ったが
予想に反して花は少ない。(ちょっぴりがっかり)
来年までに多くの葉を蓄えてと頭を切り換える。
自然栽培なのでもちろん無農薬・無肥料で取り回す。
草や微生物の力を借りて土地を肥沃にしていかない限り、
収穫物と肥料の収支が合わないのが定説。

昨シーズン、種をまいておいたスズメノエンドウやナギナタガヤはうまく生えてくれている。
ただ栽培上仕事の能率を悪くしたり、レモンの木の生育を妨げる悪い草は本当に多い。
これから長い歳月をかけて良い草が優勢になるようにしていきたいと思う。

今日はベダリエテントウの幼虫と蛹をその園地で捕まえた。
もちろん、発生の多いハウスの中へと移動したのであった。

河合果樹園 http://kawaikajuen.jp




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