私の住む中原町にはわんかせ岩という岩がある。
その岩は新幹線で豊橋駅と浜松駅間を通過するときに、
上り列車で左手の車窓に見ることができる有名な奇岩【立岩】のちょうど真ん前にある。
何の変哲もない岩なのだが、わんかせ岩にまつわる昔話が伝えられている。
このわんかせ岩伝説を自分なりに考えると、普段気が付かずに恩恵にあずかっている自然の恵みは無限の産物ではないということをいっているのではないか。
借りた物はお椀やお膳ではなく里山の自然の恵みで、返さなくてはいけない物は、爆発的にお金を生まない里山を手入れするという昔からの手間。
里と山の中間にある自然との緩衝地帯の農地が、だんだんとなくなると里山ではなくなるという。そんな問題を何とかしたいという想いから、里山に興味のある仲間と自然を楽しみながらの活動を少しずつ進めている。
わんかせの里、一度訪れてみてくださいね。
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