2段重ねのコンテナ、下のコンテナの周りを我が家の愛猫ミーコが入ったり来たり。
ミーコは我が家始まって以来の品格があるといわれている猫である。
背筋がトラを髣髴させるような美しいラインを描いているのが、所以というところ。
いったい何をやっているのかと見に行ってみると、中に雀が入っている模様。
私が上のコンテナをとると雀が飛び出したが、うまく飛べずにミーコのすぐそばに落ちた。
その瞬間、もう一匹の雀が突然ミーコの前に羽ばたき注意をそらし、
猫のつめをかいくぐり難なく電線に。
注意をそらした雀のおかげで、
コンテナに入っていたすずめはかろうじて逃げ遂せた。
番いのすずめの連係プレーに、生き物の凝縮された愛情を再確認。
たくさんの日本昔話に出てくるすずめは、
日本のスローライフ&スローフードとは切っても切れない動物なのだと改めて思った。
昔から人間の周りにいる動物や植物と仲良くやっていく。
そんな大切な感覚を某肥料屋さんの
【一粒は鳥のために、一粒は虫のために、そして残りの一粒は人のために】
という三粒の社是が、
まったく関係のない騒動のおかげで、私の頭の中のクモの巣へとリンクしていった。
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