遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

パリ祭のディナー

2012-07-15 08:14:42 | 日々のあれこれ
昨日の晩は久しぶりに家族で外食
いつも行くイタリアンへ
旦那は去年の今頃は病院だったので
ここへ来るのは1年以上前

まず前菜の盛り合わせ


       

食べだしてから写真を撮ったので汚くてごめんなさい。


最初の写真はめずらしく息子がとったムール貝のレモン煮


   
スパゲティ二種の後に
メインのイベリコ豚料理



 

 おいしかったです。

おりしも今日はパリ祭であり、私たちの結婚21周年

よくもった!

物語の刷り込み

2012-07-15 07:35:34 | ブックリスト
内田樹と高橋源一郎のSIGHTでの対談、第2弾

「どんどん沈む日本をそれでも愛せますか?」
             
          

 実はもう少しで読み終わるのだが、
東日本大震災が起きた後
渋谷陽一が編集している雑誌「SHIGT」に
内田樹と高橋源一郎と渋谷陽一が
3人でしゃべっているのを連載していた対談をまとめた物



ジブリのアニメについて語られている部分があった。

私は正直「千と千尋の神隠し」を劇場で観た
以外はまともに最後までじっくり観た作品が
ないのである。
おりしも週末金曜日「隣のトトロ」を
テレビで放映していた。

昼間生徒たちも「今日は隣のトトロだ。観なあかん。」と
言っていた。

お恥ずかしい話、「隣のトトロ」さえも
細かい筋はあやしい。

金曜日の晩、娘が「友達がこのお父さんが
理想の結婚相手だっていってた。」とか
「この場面がとっても子ども心に印象に残っている。」
(トトロとさつきがバス停でお父さんを待っている所)
なんて言う。
「お母さんもしっかり観いや!」と言われてしまう。



でも本当に正直な話、私はなんだかジブリをにそんなに
心を惹かれない。
なんだろ。
きっとアニメの絵のあの輪郭線のせいかもしれない。
あの色かもしれない。

でもきっと一番の原因は
ほんの子どもの頃に観たディズニーの「ファンタジア」であり
「白雪姫」が原因かもしれない。

そしてもっとストーリーやその中に流れている価値観は
やっぱり劇画で読んだ手塚治虫の一大叙事詩「火の鳥」
であり、「ワンダー3」(なんだかこの物語がずっと心に残っている)
であり、「リボンの騎士」であり「ジャングル大帝レオ」なんだ。
子どもの頃の物語の刷り込みが完了してしまっているのか?

と言うと旦那と娘に
「そりゃ、おかしい!宮崎駿が理解できないなんて信じられない!」
「結局お母さんはロマンチックじゃないからや。
 リアリストすぎる。」と一斉射撃を浴びる。

そうなんだなーなんでだろう。


この本の中に出てくる日本三大頭脳と感性も
「宮崎駿」の現代の物語を絶賛しているのにね。
日本の進むべき道を示唆しているのは「宮崎駿」だと
言い切っているし、実際彼は日本の明るい未来も
示しているのにね。