9月14日から一斉に観たい展覧会が始まった。
前売り券は5種類コルクボードに貼ってある。
9月中にペアチケットを買うと500円安くなる神戸市立博物館のデ・キリコ展へ。
幸い、お天気も良く涼しい風が吹いている。
9時半開場なので、出遅れてしまったが、まずまずの人出。
きっと10月になったら混むだろう。
この日は単衣、白地にペケポンの茶の模様、バリバリの紬、船場センタービルで買った。例のチェーン店で結城と言われたけれど違うやろと思っている。でも好きな着物。麻の長襦袢、麻の帯。長襦袢の袖丈が全く合わなくて、中でゴロゴロになってた。でも麻の帯は涼しい。
思い切って伊達じめをやめて、紐だけにしてみた。衣文が少し抜けにくかったかな?暑さは少しまし。
ロビーのキリコの写真
イタリア人らしい風貌、ギリシャで生まれたことが彼の創作の原点になっているとは思うけれど。
自画像が並ぶセクション1
17世紀の衣装をまとった公園での自画像
結構がっつり油絵なんだと思った。
私の知っているキリコはペタッとしたマチエールばかりだったから驚き。
いよいよ形而上絵画
その片鱗が仄見える「山上への行列」大胆な色面でも不思議な立体感が漂う。不穏な立体感。
画像はWebよりお借りしました。
沈黙の像(アリアドネ)
いくつか写真撮影OKの絵がある。こんな感じが一番いいかな。全てOKなら私も全て撮影してしまうし、ダメならダメで写真は撮らないが全てNGもなんだか物足りない。ちょうどいい感じ。
綺麗なブルーが目立つ球体とビスケットのある形而上的教室
形而上絵画とはなんぞや
どこかで遠近感がわざとくるっていて、結構リアルに描かれているのでありそうな気がするシュールリアリズムの一種、少し立体感が狂っているので観た人は不安を覚える。と私は思っていた。
ウイキペディアによると
デ・キリコの典型的な作品に則して述べれば、形而上絵画の特徴としては、主としてイタリア広場を舞台にしつつ、下記のような特徴が挙げられる。これらの特徴の結果、作品を見る者は、静謐、郷愁、謎、幻惑、困惑、不安などを感じることが多い。
1,画面の左右で、遠近法における焦点がずれている。
2,人間がまったく描かれていないか、小さくしか描かれていない。
3,彫刻、または、マネキンなどの特異な静物が描かれている。
4,長い影が描かれている。作品によっては、画面内の時計が示している時刻と影の長さの辻褄が合わない。例えば、時計は、正午に
比較的近い時刻を示しているのに、影がひどく長い、など。
5,画面内に汽車が描かれており、煙を出しているので、走っていると思われるのに、煙はまっすぐ上に向かっている。
デ・キリコの作品で、形而上絵画の嚆矢としては、1910年頃に制作された下記の油彩画4作品が挙げられることが多い。なお、デ・キリコの形而上絵画作品は、1910年代だけで100点以上存在する。
ということである。
なるほど。
孤独のハーモニー
なんだか漫画に出て来るキャラみたい
預言者
いよいよマヌカンの登場である。
形而上的なミューズたち
奥さんをモデルに描いた 風景の中で水浴する女たちと赤い布
追記:この展覧会で初めて知ったけれど、ルノアールに影響を受けたんだ。フォルムはそのままでタッチだけルノアールという不思議なキリコの絵を観たのは驚いた。
なんだか漫画チックに思えて割と好きな作品 オデュッセウスの帰還
写真は全てNGだったけれど最後に彫刻が出品されていて、なんだか癒された。
立体なら形而上がましになるから、すごく安心して「美しい」とそのフォルムの美しさを観てられる。
ヘクトルとアンドロマケの抱擁
画像はお借りしました。
最後に舞台衣装などが展示されていてキリコの多才さが解った。
旦那は一番好きな絵が無かったと言っていて何?と聞くと「スペイン広場」っていうけれど
これだそうだが、ちがうやん「街の神秘と憂鬱」という題です。これも画像はWebよりお借りしました。
これはなかったです確かに。
買わなかったけれど、オリジナルグッズも素敵
ロビー横のカフェはいつの間にか休憩室に変わっていた。
水分補給はいいが、飲食は厳禁
美術関係の書籍が沢山あって、ライブラリーのようになっていた。
横に貴賓室のような部屋もあった。入室はできない。
堪能して、すぐ近くの大丸のレストランへ。
群愛飯店
群愛ランチ
三皿ついて、ボリューム満点1980円。
少し旦那に食べてもらった。
海まで歩こうかと思ったが結構午後から日差しが強く暑かったので断念。高齢者は無理をしない。
晩御飯は、残り物の大根の煮つけ。つるむらさきの胡麻和え。豆腐、玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。焼きサンマ、大根おろし。
前売り券は5種類コルクボードに貼ってある。
9月中にペアチケットを買うと500円安くなる神戸市立博物館のデ・キリコ展へ。
幸い、お天気も良く涼しい風が吹いている。
9時半開場なので、出遅れてしまったが、まずまずの人出。
きっと10月になったら混むだろう。
この日は単衣、白地にペケポンの茶の模様、バリバリの紬、船場センタービルで買った。例のチェーン店で結城と言われたけれど違うやろと思っている。でも好きな着物。麻の長襦袢、麻の帯。長襦袢の袖丈が全く合わなくて、中でゴロゴロになってた。でも麻の帯は涼しい。
思い切って伊達じめをやめて、紐だけにしてみた。衣文が少し抜けにくかったかな?暑さは少しまし。
ロビーのキリコの写真
イタリア人らしい風貌、ギリシャで生まれたことが彼の創作の原点になっているとは思うけれど。
自画像が並ぶセクション1
17世紀の衣装をまとった公園での自画像
結構がっつり油絵なんだと思った。
私の知っているキリコはペタッとしたマチエールばかりだったから驚き。
いよいよ形而上絵画
その片鱗が仄見える「山上への行列」大胆な色面でも不思議な立体感が漂う。不穏な立体感。
画像はWebよりお借りしました。
沈黙の像(アリアドネ)
いくつか写真撮影OKの絵がある。こんな感じが一番いいかな。全てOKなら私も全て撮影してしまうし、ダメならダメで写真は撮らないが全てNGもなんだか物足りない。ちょうどいい感じ。
綺麗なブルーが目立つ球体とビスケットのある形而上的教室
形而上絵画とはなんぞや
どこかで遠近感がわざとくるっていて、結構リアルに描かれているのでありそうな気がするシュールリアリズムの一種、少し立体感が狂っているので観た人は不安を覚える。と私は思っていた。
ウイキペディアによると
デ・キリコの典型的な作品に則して述べれば、形而上絵画の特徴としては、主としてイタリア広場を舞台にしつつ、下記のような特徴が挙げられる。これらの特徴の結果、作品を見る者は、静謐、郷愁、謎、幻惑、困惑、不安などを感じることが多い。
1,画面の左右で、遠近法における焦点がずれている。
2,人間がまったく描かれていないか、小さくしか描かれていない。
3,彫刻、または、マネキンなどの特異な静物が描かれている。
4,長い影が描かれている。作品によっては、画面内の時計が示している時刻と影の長さの辻褄が合わない。例えば、時計は、正午に
比較的近い時刻を示しているのに、影がひどく長い、など。
5,画面内に汽車が描かれており、煙を出しているので、走っていると思われるのに、煙はまっすぐ上に向かっている。
デ・キリコの作品で、形而上絵画の嚆矢としては、1910年頃に制作された下記の油彩画4作品が挙げられることが多い。なお、デ・キリコの形而上絵画作品は、1910年代だけで100点以上存在する。
ということである。
なるほど。
孤独のハーモニー
なんだか漫画に出て来るキャラみたい
預言者
いよいよマヌカンの登場である。
形而上的なミューズたち
奥さんをモデルに描いた 風景の中で水浴する女たちと赤い布
追記:この展覧会で初めて知ったけれど、ルノアールに影響を受けたんだ。フォルムはそのままでタッチだけルノアールという不思議なキリコの絵を観たのは驚いた。
なんだか漫画チックに思えて割と好きな作品 オデュッセウスの帰還
写真は全てNGだったけれど最後に彫刻が出品されていて、なんだか癒された。
立体なら形而上がましになるから、すごく安心して「美しい」とそのフォルムの美しさを観てられる。
ヘクトルとアンドロマケの抱擁
画像はお借りしました。
最後に舞台衣装などが展示されていてキリコの多才さが解った。
旦那は一番好きな絵が無かったと言っていて何?と聞くと「スペイン広場」っていうけれど
これだそうだが、ちがうやん「街の神秘と憂鬱」という題です。これも画像はWebよりお借りしました。
これはなかったです確かに。
買わなかったけれど、オリジナルグッズも素敵
ロビー横のカフェはいつの間にか休憩室に変わっていた。
水分補給はいいが、飲食は厳禁
美術関係の書籍が沢山あって、ライブラリーのようになっていた。
横に貴賓室のような部屋もあった。入室はできない。
堪能して、すぐ近くの大丸のレストランへ。
群愛飯店
群愛ランチ
三皿ついて、ボリューム満点1980円。
少し旦那に食べてもらった。
海まで歩こうかと思ったが結構午後から日差しが強く暑かったので断念。高齢者は無理をしない。
晩御飯は、残り物の大根の煮つけ。つるむらさきの胡麻和え。豆腐、玉ねぎ、シイタケのお味噌汁。焼きサンマ、大根おろし。