遊びをせんとや

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伊根の舟屋旅 その② 鍵屋さん

2025-03-01 08:24:22 | 旅行
お宿は民宿鍵屋さん
舟屋の二階に寝室、リビングがあり、一階は食堂と調理場、お風呂、トイレ。
とても綺麗に内装を仕上げてあった。もとあった梁とかはそのままで。
ゆうに4人くらいは泊まれる。

着いてすぐに伊根湾巡り

  
少しずつ暮れ行く湾を自前の船で巡ってくれた。
 


端っこの赤い灯台


 
向こうに見える山並みのグラデーション



帰ってきて、夕食までは上のリビングでだらだらする。

かつての伊根は漁の町だったが、ドンドン寂れ、若い人が流出して、そのうち、舟屋が観光地として、復活し、若い人も職ができたのでリターンしてくるようになったということだった。町なかにスーパーどころかコンビニもない。

7時に夕食

案内してくれたお店の息子さんが、色々と説明してくれて、興味深かった。
東京でバーテンダーをされていたみたいで、お酒も豊富。
赤米から作った珍しい伊根満開

これでカクテルを作ってもらった。

桜のエキスが入っていてすごく美味しかった。


シラスのアヒージョ


鰯の南蛮漬け


ぶり鎌、切れ目を入れてパリッと仕上がっていた。


17度の地酒


お刺身盛り合わせ、ほうぼう、あじ、そい。

ここで丹波篠山のジン舞輪源のジントニック。


大羽鰯の生姜煮


最後にブリしゃぶ

ここまでくると食べきれなかった。あと、ご飯。

デザートは別腹。

イチゴとシャーベットが絶妙。


暮れて行きます。

前の島は青島と言って無人島で鳥居があり、お祭りの時に女人禁制で男だけが上陸できるそうです。


食道

玄関

厨房の入り口


鍵という苗字は珍しいらしく、近くに4件あるらしいそうですが、親戚ではないそうです。

元をたどればどうも京の御所の門番だったようだそうです。

6時半くらいに起きて、近隣を散歩。
立石、耳鼻、亀山という地区だそうです。
途中で耳鼻集会所というのがあったので立派な耳鼻科やなと思ったら地名でした。海からみたら亀の耳と鼻に見えた部分だそうです。

最初私一人が散歩していたら、友達がもう一人起きてきて、また同じルートを。

こんな土蔵や

鶴の土蔵の文様

立派な鬼瓦

 
恵比寿顔入りの鬼瓦
   
 
  
かつての景気の良さを表しているような、、、。


先っぽの灯台


マンホール


雪が残ってます。


土壁のままの土蔵



 


鍵屋さん

朝ご飯です。

お釜で炊いたご飯

鰯の塩焼き。あと、鏑の漬物、イカの入ったふりかけ、塩コブ、味噌汁、茶碗蒸し。


お湯のみの可愛い柄。

朝ご飯は8時半だったので、後は慌てて帰る準備。
遊覧船乗り場まで車で送ってもらって、お土産。
かもめ用のカッパえびせんがありました。一袋100円。

カルビーの会社の人が鍵屋に泊まってこれを見て、「人間も食べれます。と書いてほしい。」とおっしゃってたらしい。

ということで伊根を後にしたのでした。
色々説明してもらってた楽しかった。