遊びをせんとや

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親との付き合い方 ~毎日の料理~

2023-06-07 07:23:46 | 介護
「なんで来んの?」と弟にも母にも言われながら家政婦の私は実家へ。
その日の朝、母から珍しく電話「弟のスリッパを買ってきて。」とのこと。
結局、私が実家にその日に来るのはわかっているのだ。
忘れたふりをしてただけだというのが判明。

少しの食料品とスリッパを購入して実家へ。

一緒に食料品を買いに行こうと言うが「いいわ。あんた行ってきて。」と言う返事。
冷蔵庫の中を調べると茹でてあるのか生のままか解らないブロッコリーが。小松菜は茹でて冷凍したまんま。
ニラ二束が増えている。
10日前ほどのジャガイモ半分、玉ねぎ4分の3、キュウリはそのまま。
スーパーではメロン、キーウイの果物、豚バラ、ゴボウ、我が家用にどんこしいたけと特売になっていたウニを購入。

まずはお昼ご飯。「何がいい?」と聞くと「なんでもいい。」と言うがご飯がまだあったので、色々おかずを作ることにする。
先日私が買っていったミョウガとキュウリの酢の物、ピーマンの炒め物、冷凍出汁を解凍してシメジとゴボウの味噌汁、出汁巻き、サンマの調理済みのパックがあったのでそれを食べることにする。

母、ほとんど完食。「20日間で焼酎2升」事件以来、毎晩、ビール一缶になったため、表情は落ち着いているし、話も通じる。
通院して採血と思っていたが、様子をみることにしてホームドクターの所には来月の初めに行くことにした。
「もうこの歳やからいいねん。」と言うが「肝臓を悪くして自分が痛かったり、辛かったりすんねんで。入院することになれば、私たちも迷惑や。」とはっきり言う。「今は腰が痛いだけで、それもましになってきた。」と言う。それでも楽な方のコルセットをしているので「ちゃんと新しい方をしときや。」と指導。
「きっと内臓は丈夫やから食べる物だけ気を付けてたら100歳まで生きるわ。」と言っておく。

カレーを作りたいというのでその日の晩御飯はサバの冷凍きずしを解凍して冷凍してあったブロッコリーを解凍。
冷凍小松菜を全部入れたお澄まし。痛みかけた玉ネギ、ジャガイモ、人参と豚バラのカレーも鍋に作る。「カレーはそのまま冷蔵庫に入れて明日食べる。」とメモに書く。トマトを切って、オクラを茹でる。切干大根を戻してゴボウと薄あげと豚バラで炊く。

そのうち、ネットで注文していた素麺などが届く。
リビングと母の部屋と作業部屋の床に掃除機をかけて、リビングの床の雑巾がけ。

母に自分で作ったブラウスの写メを見せると「ふーん」と言う返事。接着芯があったら欲しいというと出してくれた。
緑のコーデュロイの割烹着の裁断した布地をだしてきて「これあんた続き縫い。」と言う。本人曰く「入院するまでは縫うつもりだった。」ということだ。「分厚い生地は割烹着に向かない。」と言うと「ほんなら捨てよか?」と言うので「いやいや」と押しとどめる。
と言う会話をしていると案外、話はスムーズに進むので色々な事をきちんと説明して納得させて、母の意見も取り入れながらやって行こうと改めて思えた。

帰宅してつらつら考えるに、冷蔵庫にある食材を考えてその日のメニューを決め調理し、冷凍するものはして、週に何回か買い物をし、どの食材をいつ買ったかを頭で巡らしながら毎日食事を作るのはえらいことなんだなとしみじみ思った。
これはかなりの頭の回転がいる。自分自身もボケ防止のためにもしっかり取り組もう。
本当に料理が嫌いでなくて良かった。

昨日の晩御飯、買って帰ったウニを海苔がなかったので大葉と共にご飯に乗せて食べたらすごく美味しかった。「ロシア産」と書いてあった。鰯のフライ、キャベツ、トマト、ゴボウと立派などんこしいたけのお味噌汁。スイカの皮の糠漬け。


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