長い間、奈良に行っていない。
一週間に一度はどこかに行きたい。
幸い、奈良県立美術館で「田中一光 デザインの幸福」展をやっていた。もうすぐ終わる。行かなければ。
梅雨の合間の晴れた日に一路奈良へ。
9時過ぎに着いた奈良はガラガラだった。なんだと拍子抜けした。
奈良県立美術館は珍しく9時開館。
当然だけれどポスターからして様になる。
なんてったって「田中一光」現代日本グラフィックデザイナーの原点だもの。
残念ながら2002年に71歳という若さでお亡くなりになっている。
御存命ならもっと活躍されただろう。
館内は当然、写真撮影はNG。
のっけからシルクスクリーンやオフセット印刷のポスターに圧倒される。
まさに時代の風。
文字、フォント、形の省略、色彩 全てのデザインが研ぎ澄まされている。
色の凄さ、配色の妙、ギリギリまで省略された形。どれを取っても一時代を感じる。
唯一写真OKの和室
田中一光のモダンさの中にある和は奈良と言う土地から根差した物であることが解る。
三宅一生とのコラボや、無印良品、ロフト、海遊館のロゴ。西友の包装紙。
今ではスタンダードになっているデザインも彼の作だ。
生活の中から救い上げたエッセンスが生きているからこれだけ浸透したのだろう。
結構な数の展示物があってとても見ごたえがあった。
でも10時過ぎまで貸し切り状態に近かった。
観終わって時間が早かったので最近きれいになったバスセンターの建物の屋上に上がってみた。
屋上庭園からの眺め
対になっている向かいの屋上から大仏殿がもっときれに見えると守衛さんに教えてもらった。
本当だ。
向こうに若草山もきれいに見える。
京都も奈良も高い建物がないので空が広い。奈良は建物どうしが離れていて空間的に余裕があるので余計にゆったり感じる。
お昼は行きたかった近くのご飯屋さんがお休みだったので奈良県庁の上の食堂に行くことにした。
私は今日のBランチ
海鮮シュウマイあんかけと選べる小鉢はひじき、三度豆の白和え。これで600円
旦那はポークの大和鉄板焼き。小鉢(冷奴)がついて1200円。
おかずは半分ずつ分けた。
眺めのいい6階のガラス張りのカウンターで食べた。11時半でもガラガラ。
久しぶりに若草山に行ってみたかったので散策するこにした。
雨も降らず、涼しくて、カンカン照りでもなくいい感じだ。
春日大社に行く手前で小鹿を見かけた。
お母さん鹿に必死について行く姿は愛らしい。
春日大社の藤棚
古梅園
大学時代に墨の作り方をここで見学させていただいたのを思い出した。ここだったんだ。
若草山には入らなかったが、そこでお茶を飲もうにも近辺の茶店は閉まっているか中の食堂がほぼ団体客向けになっているようだ。
仕方がないので日本酒ソフトクリームを食べる。
そのうち、どんどん大型バスが到着する。
私の大好きな田向山八幡宮
その外壁の段差に座って遠足(校外学習)のポイントの当番をよくしたものだ。もう40年前。
このあたりまで来たら修学旅行生のグループが多数見られた。
三月堂
二月堂
いつ来ても風情のあるこの道
ここから街中に戻ってくるとすごーい人、人、人。
修学旅行生か、外国人の団体客がほぼ8割以上を占めていたように思う。
朝の閑散とした様子は一変して混み混みである。
南大門
午後2時には近鉄に乗る。
爆睡して乗り換え、帰りに船場センタービルでワンピースの布地を探しに行く。
すぐに見つかる。
昨日の晩御飯
切干大根、ゴボウ、人参、しいたけ、糸こんにゃく、豚バラを炊いた物。ウニ、トマト、大葉。ライスポットで作った温泉卵。
蕪の葉のお味噌汁。温泉卵にウニを入れてワサビと大葉を混ぜて、お醤油をかけて食べたら美味しかった。
久しぶりの緑の中の散策、気持ち良かった。
一週間に一度はどこかに行きたい。
幸い、奈良県立美術館で「田中一光 デザインの幸福」展をやっていた。もうすぐ終わる。行かなければ。
梅雨の合間の晴れた日に一路奈良へ。
9時過ぎに着いた奈良はガラガラだった。なんだと拍子抜けした。
奈良県立美術館は珍しく9時開館。
当然だけれどポスターからして様になる。
なんてったって「田中一光」現代日本グラフィックデザイナーの原点だもの。
残念ながら2002年に71歳という若さでお亡くなりになっている。
御存命ならもっと活躍されただろう。
館内は当然、写真撮影はNG。
のっけからシルクスクリーンやオフセット印刷のポスターに圧倒される。
まさに時代の風。
文字、フォント、形の省略、色彩 全てのデザインが研ぎ澄まされている。
色の凄さ、配色の妙、ギリギリまで省略された形。どれを取っても一時代を感じる。
唯一写真OKの和室
田中一光のモダンさの中にある和は奈良と言う土地から根差した物であることが解る。
三宅一生とのコラボや、無印良品、ロフト、海遊館のロゴ。西友の包装紙。
今ではスタンダードになっているデザインも彼の作だ。
生活の中から救い上げたエッセンスが生きているからこれだけ浸透したのだろう。
結構な数の展示物があってとても見ごたえがあった。
でも10時過ぎまで貸し切り状態に近かった。
観終わって時間が早かったので最近きれいになったバスセンターの建物の屋上に上がってみた。
屋上庭園からの眺め
対になっている向かいの屋上から大仏殿がもっときれに見えると守衛さんに教えてもらった。
本当だ。
向こうに若草山もきれいに見える。
京都も奈良も高い建物がないので空が広い。奈良は建物どうしが離れていて空間的に余裕があるので余計にゆったり感じる。
お昼は行きたかった近くのご飯屋さんがお休みだったので奈良県庁の上の食堂に行くことにした。
私は今日のBランチ
海鮮シュウマイあんかけと選べる小鉢はひじき、三度豆の白和え。これで600円
旦那はポークの大和鉄板焼き。小鉢(冷奴)がついて1200円。
おかずは半分ずつ分けた。
眺めのいい6階のガラス張りのカウンターで食べた。11時半でもガラガラ。
久しぶりに若草山に行ってみたかったので散策するこにした。
雨も降らず、涼しくて、カンカン照りでもなくいい感じだ。
春日大社に行く手前で小鹿を見かけた。
お母さん鹿に必死について行く姿は愛らしい。
春日大社の藤棚
古梅園
大学時代に墨の作り方をここで見学させていただいたのを思い出した。ここだったんだ。
若草山には入らなかったが、そこでお茶を飲もうにも近辺の茶店は閉まっているか中の食堂がほぼ団体客向けになっているようだ。
仕方がないので日本酒ソフトクリームを食べる。
そのうち、どんどん大型バスが到着する。
私の大好きな田向山八幡宮
その外壁の段差に座って遠足(校外学習)のポイントの当番をよくしたものだ。もう40年前。
このあたりまで来たら修学旅行生のグループが多数見られた。
三月堂
二月堂
いつ来ても風情のあるこの道
ここから街中に戻ってくるとすごーい人、人、人。
修学旅行生か、外国人の団体客がほぼ8割以上を占めていたように思う。
朝の閑散とした様子は一変して混み混みである。
南大門
午後2時には近鉄に乗る。
爆睡して乗り換え、帰りに船場センタービルでワンピースの布地を探しに行く。
すぐに見つかる。
昨日の晩御飯
切干大根、ゴボウ、人参、しいたけ、糸こんにゃく、豚バラを炊いた物。ウニ、トマト、大葉。ライスポットで作った温泉卵。
蕪の葉のお味噌汁。温泉卵にウニを入れてワサビと大葉を混ぜて、お醤油をかけて食べたら美味しかった。
久しぶりの緑の中の散策、気持ち良かった。