遊びをせんとや

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夏の終わりの湖東 ~塔本シスコ展滋賀県立美術館、セジール~

2022-08-23 07:03:13 | 美術館、博物館
日曜美術館で放映されていた塔本シスコ展、是非観たいと思った。
九州八代生まれの91歳まで精力的に絵画を描いた女性。
旦那さんに先だたれ、苦労の中から「描く」ことで生きる希望を得ていた人だ。

東京世田谷美術館、岐阜美術館、そして滋賀。

楽しみだった。


思った通りおびただしい作品の数だった。
そのどれもが喜びに溢れていて「こんないきれいな物を観た。」「こんなに楽しい事があった。」の画面だ。


 

   

 

私の息子が産まれた年(阪神淡路大震災)のクリスマスの時期の大雪の日の絵
  





  

色が多彩で美しい。濁りのない色。ゴッホにも通じる。

ベニヤや段ボールに描いた作品もある。

平面絵画だけでなく
人形を作ったり


陶芸作品やそうめんの箱やガラスのボトルやしゃもじに描いた物もあった。

着物を縫ってそこにアクリルで描いて着たそうだ。

凄いエネルギーだ。
表現したいという感動が素晴らしい。

娘さんを50歳で亡くされた時は何日も寝込みはったそうだ。

そんな時もきれいな花を観に行こうと息子さんに誘われてそこでの感動を絵にすることで復活された。

そんな風な感受性を持ち続けることが大切ね。

閉館時間前1時間を切っていたので常設展は観ないで美術館を後にした。
降った雨に濡れて美術館の回りは緑がしっとりしていた。それにしてもいつ来ても気持ちのい美術館だ。

夕食は娘が予約してくれた。セジールというレストラン。

お肉やさんが隣にある

国道沿いにある素敵な建物。

まずは前菜を選ぶ

牛のトリッパと果物のドレッシング
トリッパは牛の胃、煮込み料理で食べたことはあるが、こんなにはっきりした形状の物は初めて。
薄い塩味で弾力があってあっさり美味しい。


夏野菜のモッツァレラチーズ焼き


ミネストローネスープ
トマト味が勝ってなくてでも濃厚。

飲み物は私はスパークリングワイン

旦那は赤
娘は緑茶

その間にお肉を選ぶ

熟成肉を二種類選ぶ ロースとランプ


炭火で焼きあがった物はこれ

しっかりお肉の味がした。

私が赤をもう一杯

出てきたフォッカチャのパンも美味しく堪能しました。

店内はそんなに広くはないが、すごくインテリアも落ち着いていて気分が良かった。











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